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2018年12月23日 00:29

【撮り下ろし&独占インタビュー】CODE-V個別インタビュー サンウ・前編「このままだったらダメだ、前に一歩進まなければ!という気持ちです」

KpopStarzはCODE-Vのデビューからインタビューをしてきた。解散というグループにとって大きな決断をしたメンバーに、それぞれの思いを聞くために、CODE-Vとしての最後の個別インタビューを10月30日行った。

◆解散を発表してから、結構長い時間が経っていますが、今日までの気持ちの変化を教えてください。

サンウ:やっぱり最初はもうCODE-Vとして活動出来ないんだなと思うと、淋しい気持ちもありました。けど、でも今は気持ちを切り替えて、前向きに考えようとしていて、来年からまた日本で活動ができるように頑張るつもりでいます。それが楽しみです。

◆解散発表を後悔する瞬間もありましたか?

サンウ:もちろんあります。解散って二文字がなかなか口にできなくて、辛かったこともありました。でも、メンバーみんなでちゃんと話し合って決めたことですし、自分たちのために、ちゃんと考えなくてはいけないことだったと思います。

◆一歩進まなくては!という決断ですか?

サンウ:そうです。前に一歩進まなければ!という気持ちで、このままだったらダメだ、という気持ちです。

◆「このままではダメだ」と思い始めたのは、いつ頃ですか?

サンウ:解散を考え始めたのは今年に入ってからなんですけど、思ったよりも結構早く話が進んでいて、それでもまだ、解散はないでしょう?ってどこかで思っている感じだったんですけど、いつの間にか解散が現実になっていきました。

◆ということは、解散後に実感する感じかもしれませんね。

サンウ:はい。そう思います。

◆サンウさんから見たメンバーそれぞれのリスペクトしているところは?

サンウ:ソルは、意外と恥ずかしがり屋さんというか、表では自信がなさそうな感じもあるんですが、自分のことを「イケメンイケメン」って言い続けて(笑)、本当に素晴らしいと思います!すごい自信だと思うし、本人は冗談じゃなく、本当にイケメンだと信じてますけども、

◆メンバーは認めてない、と?(笑)

サンウ:メンバーは認めてないですが、そんなに言うなら認めよう!と頑張ってます(笑)。それからソルは、つまらないギャグばっかりやっていて、すべったりしているんですけど、それでも言い続けるハートが強いと思います。ソルのことをバカにしてるんじゃなくて、本当に、ハートの強さはリスペクトできます。ルイは、たまに空気を読めない時があるんです。KYなところがあるんですけれども、周りの雰囲気を明るくしてくれる、周りを楽しませる力を持っていると思います。テフンは、一番若くて、年の差は十歳くらい離れているんですけど、ちゃんとお兄さんたちに付いて来れるように自分なりに頑張ってる姿をすごい見ます。たまに生意気なところもあるんです(笑)。でも、若くても考え方がしっかりしています。ナロは、音楽的な才能はすごくあると思うので、そういうところをすごく尊敬しています。

◆自分自身の性格を自己分析すると、どういう人ですか?いいところは?

サンウ:いいところ・・・たぶん、なにかやり始めたら、諦めないところ。うまくいかなくても、なんとか結果がだせるように頑張る。それが、自分で言うのもなんですけど、僕のいいところだと思います。

◆SNSでのサンウさんがファンに発信している言葉が誠実で、みんなが信頼していると思います。

サンウ:ありがとうございます。その通りです(笑)。

◆活動を始めた当初より、サンウさん人気が、今すごいんでしょ?(笑)

サンウ:そうらしいですね(笑)。最初は無口って印象だったと思うんですけど、自分らしい姿を見せたかったし、普段からあまりしゃべらない感じですけど、弾けてる時はすごい思いきりやるタイプなんで、メンバーといるとどんどん楽しくなってきて、表に出せるようになってきたからかな、と。

◆サンウさんが作る曲の自分らしさとは、どんなところですか?

サンウ:僕はR&Bとかソウルとかブラックミュージックが好きなんです。そういう曲調が好きですし、雰囲気も好きです。だから普段から作る曲もそういう感じなんですけど、でもいままでファンの方に聴かせた音楽って、バラードっぽい曲が多かったので、たぶんファンの方は、「サンウって、ピアノをベースにしたバラード曲ばっかり作ってる」と思ってるかもしれませんが(笑)、いろんなジャンルの曲に挑戦してみたいと思ってます。J-POPも洋楽もいろいろやってみたいんですが、一番好きなのはブラックミュージックですね。

◆CODE-Vの好きな曲ベスト3を教えてください。

サンウ:まず「夕顔」。三線の音と詞の内容が好きです。「部屋の中で」。これはバラード曲なんですけど、好きです。そして「冷たいキス」。

◆サンウさんの歌い方はデビュー当時と比べて変わってきましたか?

サンウ:ほぼ変わってないです。でもデビュー当時は今よりももっと力強い歌い方だったんですけど、それをやわらかく歌おうと意識しています。

◆声質は変わりましたか?

サンウ:そうですね。年を重ねて、だんだんいい感じになっていくんだなって感じています。たぶん60歳くらいになったら、結構完成度が高くなって、いい感じに歌えるんじゃないかなって思います。
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(text&photo:Kiyori Matsumoto)

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