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2013年03月12日 07:04

【独占インタビュー】横浜でのライブを控えたZE:Aのリーダー・ジュンヨンにインタビュー

春の日差しが降り注ぐ、暖かな横浜――。今月21日、22日にパシフィコ横浜国立大ホールで開催される「Empire of ZE:A -episode3- ZE:A LIVE 2013 IN YOKOHAMA」、そして22日に同会場で開催される「ZE:A ファンミーティング 2013 全員集合! ZE:A’s 学園祭」のプロモーションのために来日したZE:Aのリーダー、ジュンヨンのインタビューが、そんな爽やかな春の横浜で行われた。

ボーダーのトップスにスキニーのボトムと、カジュアルなスタイルでインタビュールームに爽やかな笑顔で登場したジュンヨン。来日中はほとんどフリーな時間がないということだが、それでも久しぶりの来日を彼なりにとても楽しんでいる様子が伝わってきた。

「久しぶりの日本ですが、どうですか?」と尋ねると、「日本は温かいですね。韓国は今寒いです」と日本語で答える余裕も見せ、「韓国はすごく寒いのに、日本はすごく温かくて、なかなか適応できません」と言いつつ、春のポカポカした気候を心地よく感じているようだった。そんな和やかで穏やかな雰囲気の中で、インタビューは行われた。

Q:日本でZE:Aとしてデビューをして、もっとも印象に残ったことを3つ挙げるとすれば何ですか?

ジュンヨン:初めて日本に来た時に、「SEOUL TRAIN」というイベントで来たのですが、その時満席になった客席を見て、とても驚いたことが記憶に残っています。そしてその「SEOUL TRAIN」のイベントでみなさんの応援が嬉しくて、デビューして初めて人前で泣いたことも記憶に残っています。また、昨年『PHOENIX』というアルバムをリリースした時、僕は足を怪我して踊ることはできなかったのですが、初めて日本に来た時にいらっしゃった方々や、多くの皆さんが見に来てくださって、とても嬉しかったです。

Q:ZE:Aのリーダーとして、大変だったこと、そして良かったなと思うことはありますか?

ジュンヨン:今、僕はこのリーダーと言う仕事を楽しんでいます。リーダーとしての仕事は、ZE:Aとして歌手になったこと、芸能人としての仕事とはまた違うもう1つの仕事を受け持つことになったと思っているのですが、今までリーダーの仕事をやってきて、つらいと思ったことは正直ありません。これからもリーダーと言う仕事を楽しみたいです。

Q:そんなZE:Aの皆さんですが、メンバー同士で出掛けたり、食事に行ったり、とプライベートでも一緒に過ごすことはありますか?

ジュンヨン:韓国では、よく映画を観に行きます。メンバー全員がやっと成人して、その中に車を持っていて運転が上手なメンバーがいるので、一緒にドライブに行ったりしています。韓国ではなかなか自由に出掛けることができないので、夜中に映画を観に行ったり、皆でご飯を食べに行ったりしています。

実は今まで日本に来ても、ショッピングをする時間は全然取れなくて、本当に残念です。でも、日本に来ると、カレーやお寿司、おそばなどをメンバーと一緒に食べたりしています。今まで自由時間が取れなかったことは残念ですね。自由時間があったら、ショッピングもしたいし、原宿など若者が集まる街にも行って楽しみたいです。買い物をたくさんすると言うより、いろいろな街に行って、日本の風景や人々の様子を見て楽しみたいです。

インタビュアー:日本の観光地、たとえば富士山や温泉に行ってみたいですか?

ジュンヨン:以前、日本に語学の研修で、ケビンくんとシワンくんと3人で来たときに、富士急ハイランドには行ったことがあります。富士山には行ったことがありませんが、韓国では事務所の社長が体力・鍛錬のために山登りをすることがあって、山登りは得意なので、何か番組とか、機会があれば富士山に登ってみたいですね。

Q:今やアジアだけではなく欧米など世界各国に定着してきたK-POPですが、その中でのZE:Aとしてどうありたいですか?

ジュンヨン:自分達の有利な点は、メンバーが多いことだと思います。メンバーの人気も国によって異なります。最近PSYさんの「江南スタイル」が世界で人気になったことによって、それまで僕たちはオリコンチャートが1番大きなチャートだと思っていましたが、世界には(欧米には)ビルボードいうチャートがあるということを初めて知りました。まだまだ未熟なZE:Aですが、いっぱい努力をして、世界中でZE:Aが知られて愛されるようになりたいなと思います。

Q:海外でも活躍しているZE:Aのみなさんですが、今、行ってみたい国はありますか?

ジュンヨン:世界には多くの国があるので、どこと言うのは考えたこともなかったのですが、僕たちを呼んでくださる国であれば、どこの国へでも行きたいと思います。

Q:そんな海外での活動の中で、印象に残ったことはありますか?

ジュンヨン:(即答で)はい、あります。タイに行った時のことをすぐに思い出しました。今でもその時のことを思い出すと笑ってしまいます。前日ちょうど日本で活動をしてタイに行ったのですが、タイでの記者会見で、メンバー全員がタイの挨拶「サワディカ」と言っていたのに、テホンくんだけは、自分は日本にいるのか、タイにいるのかわからなくなって、1人だけ「こんにちは」と日本語で挨拶をして、会場が大爆笑になったことが一番印象に残っています。

※ 日本語も上手なジュンヨンをはじめとするZE:Aのメンバーは、韓国でも時々相槌を打つときに、韓国語の「네(ネェ)」ではなく、日本語の「はい」と言うこともあり、日本語をしらない人たちが聞くと、英語で「Hi」と言っていると思い、「どうして英語で答えるの?」と言われることもあって、頭の中が混乱することもある、というエピソードも語ってくれた。

Q:今回のライブでは久しぶりの来日。楽しみに待っていた日本のファンの皆さんについてどう思いますか?

ジュンヨン:しばらく足の治療のために入院をしていたのですが、その間にも日本から韓国に会いに来てくださったファンの方々もいらっしゃいました。皆さんが、韓国の事務所に行けば僕に会えると思っていたようなのですが、僕はしばらく事務所に行くことができなかったので、ツイッターなどを見て、会えずに帰って行くみなさんのことを思うと、申し訳なかったという気持ちでいっぱいでした。

でも、少し前に韓国で行われたファンミーティングに日本からもたくさんのファンの方が来てくださり、とてもありがたいと思います。その感謝の気持ちもあり、今回は僕が来日してご挨拶をすることにしました。非常にありがたいことだと思っています。

Q:最後に、3月21日、22日に開催される「Empire of ZE:A -episode3- ZE:A LIVE 2013 IN YOKOHAMA」に向けて、ファンの皆さんへのメッセージと意気込みを聞かせてください。

ジュンヨン:パシフィコ横浜では、以前イベントを行ったことはあるのですが、また久しぶりに同じ会場で、しかも今回は9人でライブができることになって、とても光栄に思っています。今回自信を持って言えることは、以前の僕たちが少年の姿だったとしたら、今回は青年に成長した姿をお見せできると思います。そして、僕達はファンのみなさんを“僕たちの彼女”だと思っているので、そんな彼女たちに僕達が青年になった姿をお見せしたいと思います。

インタビュアー:きっと皆さん、楽しみに心待ちにしていますので、頑張ってください。

ジュンヨン:(日本語で満面の笑みを浮かべながら)はい、頑張ります。

インタビュー中は、この日の春の暖かさのように、爽やかで、とても癒される笑顔を絶やさず答えてくれたジュンヨン。今までリーダーをしてきて辛いと思ったことはないと言い、「9人9色の宝箱のような魅力」を持つZE:Aのリーダーならではの自覚と意気込を見せる一方、タイで間違えて日本語の挨拶をしてしまったメンバーのエピソードを子どものような笑顔で語る一面も見せてくれた。

しかし、ZE:Aの活動のことを語ると、ジュンヨンのその吸い込まれそうな瞳はさらにキラキラと輝きを増し、今回のライブでファンの皆さん楽しんでもらいたいと思う気持ちと、自分達も思い切り楽しみたいという思いがひしひしと伝わってきた。“少年から青年に成長した” ZE:Aの今後の姿に期待したい。

â–  ZE:A リーダー・ジュンヨン、横浜でのライブを控えインタビュー【写真10枚】

(インタビュアー:Melissa K. 写真:Yasuhiko Akiyama)

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