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2013年05月21日 07:19

過激なストーカーファン“サセン”による様々な被害 BIGBANG、JYJ、SUPER JUNIOR、チャン・グンソクほか

好きなアイドルの私生活まで入り込み追っかけをするファンが問題になっている。

韓国語で「사생(サセン)」とは、芸能人の私生活までを侵害して追い掛ける、いわゆる過激なストーカーのようなファンのことを意味する。アイドルや周りの人のことなど考えず、自分の本能だけで動いているため、深刻な問題として取り上げられる場合が多い。

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■ G-DRAGON(BIGBANG)

今年の2月、BIGBANGのG-DRAGONの実家敷地内に忍び込み隠れていた過激なファンが、実家に帰宅したG-DRAGONの姉に遭遇して驚かせる事件があったようで、そのことに関してG-DRAGONの姉のダミさんがコメントを公開している。

▲ ダミさんのコメント

<ダミさんのコメントの内容>
家の帰り道で今まで感じたことのない恐怖を経験した。 3日前からジヨン(G-DRAGON)のファンがどうやって分かったのか、家を知っており、警備員の目を潜り抜け、玄関の防犯扉も通過して来て、敷地内に立っていた。昨日の明け方にジヨンが帰って来たけど、玄関前の消火栓(ボックス)の中に隠れていたようで出て来て、ジヨンが驚いて腰を抜かしてしまい、今日は私が仕事終わって家に帰る時、地下駐車場でまた遭遇したこの子達。こんな真夜中に警備保安室の方を呼んで、寝ていた母も目を覚まして・・・あ~あ・・・。愛されていることは感謝しているけど、これはストレスになる。怖くて家に帰れるかよ。

G-DRAGONも自身のツイッターで、「最近、幼い子ども達が家族の住んでいる家を訪ねてくる。玄関の前でさえも。理解するけど、これは本当にないんじゃないか思う。夜に母や姉が自宅に帰ると驚いている。隠れないで欲しい。家に来ないでくれ」とコメントしている。

▲ G-DRAGONのツイッター

â–  JYJ

サウナで就寝中のジェジュンが過激なファンから盗撮され、ネットに写真が流出するなど、東方神起時代から過激なファンの被害に遭っていたジェジュン。

▲ ジェジュン

ジュンスのミュージカルの打ち上げ会場でも窓にはたくさんのファンがいることが分かる。

また、同じようにJYJの日常ドキュメントの場面、窓の外にファンの姿が見える。

2012年にはユチョンが過激なファンから平手打ちされる動画がネット上に流出し、平手打ちしたファンは「叩いたら私のことを覚えてくれるから」と理由を明かしている。

▲ ユチョン、過激なファンから平手打ちされる

2012年7月10日には、「過激なファンがパク・ユチョンの家の駐車場にCCTVを設置した 」というタイトルで、盗撮された写真がネットで公開されたこともある。

▲ 駐車場に設置されたCCTVに映るユチョン

そんなJYJについて2012年に大問題となったのが、2009年に未成年の過激なファンがジェジュンに付きまとい、怒ったジェジュンが過激なファンを罵倒し殴ったという出来事。 その場に居合わせたファンの友人が一部始終を録音しており、2012年にネット上に公開し、メディアでは使用できないような汚い言葉で罵り、暴行を働くジェジュンが衝撃的で世間の人々から非難の声が多く寄せられる問題となった。

これを受けて、JYJは2012年3月6日、記者懇談会でこのような過激なファンの暴行やそれに対する心境などを明かし謝罪した。この時明らかになった被害は、「知らない間に身分証明書が利用され、通話内容が流出した」「GPSが設置され、車を追いかけられた」「部屋に侵入され、寝ている間に近付いてキスされかけた」「顔が見えるからという理由で、わざとタクシーで車に接触された」など過激なファンの横暴を告白した。私生活を侵害されたからといって暴力は許せない行為であるという意見や、JYJに同情する意見など、様々な点で話題となった。

▲ チリでの記者懇談会を開いたJYJ

■ チャン・グンソク

チャン・グンソクは、2012年8月に「THE CRI SHOW2」コンサートの上海公演のために中国に訪れており、過激なファンが交通規則を無視して追い掛け、カーチェイス状態が繰り広げられ一般人を巻き込み騒ぎとなったことがある。この事件で中国公安当局から事情聴取されたチャン・グンソクは中国版ツイッターの微博(ウェイボー)に「このよううな事態が続くと今後は中国公演の許可が下りない。二度と中国には来ないことになる」とコメントし、すぐに削除したものの、怒りをあらわにしたコメントを英文でも公開した。

▲ チャン・グンソクの微博

また、中国でファンからタクシーにGPSを装着され追いかけられたことに対して自身のツイッターで「タクシーにアンテナをつけて空車で追いかけGPS送信する。手段も多様だね。何度も言っているけど、追っかけファンはいらないから消えろ」とコメントを残している。

▲ チャン・グンソクのツイッター

チャン・グンソクは2011年10月にも日本の過激なファンに、「追っかけの幼い子達よ、あなた達は日々、私を追い掛けてつま先から頭まで私を知っていると満足して勘違いしているだろう。だが、そうじゃない。私からますます遠ざかっている。追っかけの人達の顔はしっかり覚えている!こう言うときっと喜んでいるんだろ。笑える時に笑っておきなさい!私は怒ると怖い男だ」と警告文を公開している。

â–  SUPER JUNIOR

SUPER JUNIORも過激なファンの追っかけにより何回も危険な目に遭っており、2011年1月28日にはシンガポールで、ヒチョルとイトゥクの乗った車が追っかけファンたちの車に追突され7台の車が玉突き事故を起こしたことがある。また、同3月5日にはヒチョルが中国でのコンサート中、ファンが投げた物に顔が当たり負傷し、さらに同3月6日には、ヒチョル、イトゥク、シンドン、イェソンが乗っていた車がファンの車に追走され追突されている。

▲ シンガポールでヒチョルとイトゥクの乗った車が過激なファンに追突された新聞記事

▲ 中国でファンから投げられた物で顔を負傷したヒチョル

ヒチョルは、2011年9月1日から入隊中だが、過激なファンが勤務中の区庁や自宅に押し掛けて来るため、2012年7月9日に自身のツイッターに「自宅前、公益勤務中の区庁に来ないでくれ。交通事故の後遺症がまだ残っているのに毎回命懸けで逃げるように運転するのは怖い。私の理解心が足りなくて失望しても仕方がない」とコメントをし、ツイッターのアカウントを削除している。

â–  BEAST

BEASTの宿舎があるマンションのエレベーター付近の壁に落書きされており、ヨソプは2011年2月24日に自身のツイッターで「ファンの皆様、落書きをしたいならば私たちの車に落書きして下さい。同じアパートに住む住人の方々に迷惑をかけてしまい申し訳なく思います」とコメントし、写真を公開している。

▲ 落書きされた壁

タクシーを貸し切って1日中追っ掛けをする過激なファンの乗車を好む専門のタクシー運転手もおり、高額な運賃を要求しているという話もある。一方、タクシーメーターが数十万ウォン(日本円で数万円)を回っているのを写真を撮って自慢げにSNSなどに投稿するファンもいる。さらに、最近ではハッキングなどにより、ツイッターを退会してしまう芸能人も多く、韓国では過激なファンの問題が、深刻な社会問題の1つになっているようだ。

(写真:オンラインコミュニティ掲示板より)

この記事は「キムチ女まとめ」提供の記事を編集して掲載したもので、KpopStarzの見解・意見等を反映するものではありません。

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