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2013年08月07日 18:50

いい男たちのお墨付き!映画『悪いやつら』著名人からの絶賛コメントが続々

韓国で大ヒットを飛ばし、31日からの日本公開が待たれる映画『悪いやつら』。日本公開を前に、いち早く鑑賞した各界の著名人たちから絶賛コメントが届いた。なかでも、男が憧れる“いい男”たちからのコメントが熱い。

まずは、映画『KT』を手がけるなど韓国に精通している阪本順治監督からは「この作品に暫く誰も勝てない」という、これ以上ない大賛辞。さらに阪本監督は「チェ・ミンシクは現代の勝新太郎である」というコメントも寄せている。これまで数々の作品で本物の“いい男”たちを描いてきた名監督をして「現代の勝新太郎」と言わしめたチェ・ミンシクの怪演、これは思わず見たくなる。“いい男”の作家といえば・・・伝説の名作『不夜城』など暗黒社会を描いたノワール小説を数多く生み出している作家馳星周氏。同氏は「男臭さむんむん。とことん濃くて、とことん冷酷。欲望に飲みこまれた男の悪の顛末は圧巻だ!」と、本作に登場する“悪いやつら”の生き様と男っぷりを大絶賛している。

また、人気ラッパーであると同時に映画ファンから本気の信頼を集めるライムスター宇多丸氏からは、「言わば東アジア血縁社会『グッドフェローズ』!」とのコメント。『グッドフェローズ』は宇多丸師匠がオールタイム・ベスト10に入れるほどのお気に入りだけに、この映画がいかに面白いかのお墨付きコメントと言えるだろう。さらに、『息もできない』で日本の映画ファンに鮮烈な記憶を残した映画監督で、『かぞくのくに』や『中学生丸山』にも出演する俳優としても知られる韓国のヤン・イクチュンも「汚いシミになった悲しい歴史の時代。その中で寄生するように生きた人間の姿で、あの時代の生存のジャングルを見せきった」と本作を絶賛。映画の時代背景になっている80年代韓国を知るイクチュン氏のコメントは、さすがにぐっとくる。実は、イクチュン氏は、同作の監督ユン・ジョンビンがプサン映画祭で4冠を獲得した衝撃のデビュー作『許されざるもの』から大注目していたのだそうだ。

男の色気が漂う本作には、もちろん“いい男”を知る女性陣たちからのコメントも熱い。大人の女優の魅力溢れる余貴美子さんは、「格好悪くても我武者羅に生きようとする人間臭さにおかしみや郷愁さえ感じた」と、本物の“いい男”とは何かを知る大人の女性らしいコメントを寄せている。韓国で長く活躍し、韓国俳優の実力を肌で知る女優・笛木優子氏は、「このキャスティングで観ないわけにはいかない!」とコメント。さらには、人気サスペンス作家で男の世界を描いても第一級の女性作家、乃南アサ氏の「煮ても焼いても食えない連中の、見事なまでに薄汚れた人生」という“悪いやつら”への愛溢れるコメントまで、80年代という時代に翻弄された男たちが繰り広げる人間ドラマと鳥肌もののラストへと胸躍らせるコメントが寄せられている。

他にも、裏社会に精通する犯罪ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏、タレントのマイケル富岡氏、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(芸人)氏などからも、ユニークなコメントが届いた同作。主演の2人をはじめ、みんな“悪い顔のいい男”ばかり。薄汚れても、騙し合っても、それでもかっこいい男たちの生き様をたっぷりと堪能できるはず。ぜひ公式サイトで熱いコメント全文をチェックして31日の公開を待って欲しい。

※ 紹介したコメントは抜粋。全文は作品の公式サイトを参照
https://waruiyatsura.com/

■ 映画『悪いやつら』

8月31日(土)シネマート新宿、9月14日(土)シネマート心斎橋他、全国順次公開

韓国題直訳:犯罪との戦争:悪いやつらの全盛時代
英題:Nameless Gangster : Rules of the Time
監督・脚本:ユン・ジョンビン(『許されざるもの』『ビースティ・ボーイズ』)
出演:チェ・ミンシク、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン、マ・ドンソク、クァク・ドウォン、キム・ソンギュン、キム・ヘウンほか

2012年 / 韓国 / 133分 / 16:9/5.1 Dolby Digital / カラー
提供:KRコンテンツグループ
配給:ファインフィルムズ

(写真:© 2012 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND PALETTE PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.)

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