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2013年08月07日 21:55

SM、YG、JYP、スター帝国、音源使用回数の操作行為を告発

SMエンターテイメント、YGエンターテイメント、JYPエンターテイメントとスター帝国が、音源使用回数の操作行為に対する調査を求めてソウル中央地方検察庁に告発状を提出した。

7日、SMエンターテイメントはじめ4社は、「プロモーション目的でデジタル音源使用回数を操作する行為に対して、ソウル中央地方検察庁に告発状を提出した」とし、「使用回数を操作して音源チャートの上位に入った曲は簡単に人気曲になり、音楽ランキング番組でもそのまま紹介され、音楽市場を混乱させている。最近、放送局から新人歌手たちにも音源チャート上位圏進出をかけて出演する機会を与えており、企画会社は音源使用回数の操作行為への誘惑にさらに揺れることになった」としている。

音源使用回数の操作行為とは、特定のIDやアカウントで特定の曲の再生を繰り返したり、大量の再生機器で同じIDを使って接続した後、短時間に同じ曲を再生するなどの行為で、特定の曲を音源チャート上位圏に進入できるようにする。この他にも、デジタル音源の使用回数の操作方法はますます高度化して拡大している。

一方、今年5月の著作権法改正により、音源配信サイトの利用者が月定額制で音源ストリーミングを利用する場合、音源の権利者は音源従量制方式で著作権料を精算して受け取ることができるようになった。これにより、企画会社は音源使用回数の操作行為によって経済的利益まで受けることも可能となる。また、音源使用回数の操作行為を主な仕事とする者は、企画会社に音源使用回数の操作を提案して月数億ウォンの売り上げを上げているという。

今回の告発に関して4社は、「正当に音源リリースと流通活動をする企画会社が不利益を受け、デジタル音楽サイトの公平なチャートへの信頼を損なう音源使用回数の操作行為は直ちに撤回されるべき」とし、「音楽生産者たちを不正な誘惑に陥らせる混沌としたデジタル音楽市場に警鐘を鳴らすだろう」と強調した。

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