ニュース
2013年08月23日 14:04

『悪いやつら』公式サイトでハ・ジョンウのセクシーボイスを限定公開!

今月31日から公開となる映画『悪いやつら』。昨年の韓国映画賞レースを席巻した作品ということもあり、既に「面白いらしい」という口コミがまわりはじめ、公開初日に向けてますます期待度が高まっている。

映画の舞台は80年~90年代にかけてのプサン。元悪徳税関職員(チェ・ミンシク)は、裏社会の若きボス(ハ・ジョンウ)に近付き、結束して裏社会を掌握するが、大統領の組織犯罪一掃宣言をきっかけに2人の間に亀裂が生じていき・・・というストーリーだ。映画の魅力は、『グッドフェローズ』『仁義なき戦い』を彷彿とさせる、裏社会に生きる人間ドラマの面白さ。韓国映画らしい容赦無いバイオレンスというよりも、当時の韓国の世相を盛り込み、混乱した80年代を必死で生きようとしていた男達の姿が描かれ、男性も女性も楽しめる作品となっている。

とはいっても、女性は男臭い映画なんて・・・、という人も多いだろう。でも観ないなんてもったいない。今や韓国で人気・実力トップクラスのハ・ジョンウの「彼のこれまでの出演作で最もセクシー」と評判のその魅力を見逃さないで欲しい。裏社会を生き延びる冷酷なカリスマ性の中に純粋さを感じさせるそのギャップ、身内のイクヒョン(チェ・ミンシク)だけは信じたくて時おり浮かべる困った表情、6人の専門家が8時間以上かけて仕上げた全身に入れたタトゥーやスタイリッシュなスーツ姿など「男」の色気が炸裂し、『チェイサー』『ベルリンファイル』ともまた違う新たな魅力を放っている。

そのハ・ジョンウ史上No.1のセクシーさが、同作の公式サイトで公開されている。トップページの「女にはここがたまらない」というリンクをクリックし「女子会視点」ページを開くと、そこにはハ・ジョンウの魅力がぎっしり。映画の場面写真とオフショットを集めたギャラリー、そして何と、業界初かもしれない「ボイス・ギャラリー」が公開されている。

ハ・ジョンウのファンなら誰もが認める「声」の魅力。そのしっとりとした低音ボイスは、実は映画の衝撃的なラストの演出として生かされている。その鳥肌もののラストシーンはもちろん映画本編で楽しんでいただくとして、特設サイトでは4パターンの声を公開している。ひとつは映画の中であらゆるキャラクターが口にしている「サラインネ」。これは「生きがいい」という意味で、プサン以外では意味が通じない方言(プサン弁)だったが、映画の大ヒットにより全国に浸透し、韓国で流行語にもなった言葉だ。他に、ハ・ジョンウ本人に言われたつもりになって聞いてほしい「サランハムニダ」(愛してます)と、チェ・ミンシク扮するイクヒョンに「大叔父」と語りかけるセリフ。そして最後のひとつは何と日本語。映画の中で、日本の裏社会と手を組むシーンがあり、そこでハ・ジョンウが話す日本語の一部を抜粋。ちょっとカタコトなところがむしろ可愛いこのシーン、何と言っているのかはぜひサイト上でチェックしてほしい。

『悪いやつら』公式サイト
https://www.waruiyatsura.com/

■ 映画『悪いやつら』

8月31日(土)シネマート新宿、9月14日(土)シネマート心斎橋他全国順次公開
韓国題直訳:犯罪との戦争:悪いやつらの全盛時代
英題:Nameless Gangster : Rules of the Time
監督・脚本:ユン・ジョンビン(『許されざるもの』『ビースティ・ボーイズ』)
出演:チェ・ミンシク、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン、マ・ドンソク、クァク・ドウォン、キム・ソンギュン、キム・ヘウンほか
2012年 / 韓国 / 133分 / 16:9/5.1 Dolby Digital / カラー
提供:KRコンテンツグループ
配給:ファインフィルムズ

(写真:© 2012 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND PALETTE PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.)

© 2024 KpopStarz. All rights reserved. Do not reproduce without permission.