B.A.Pついに来月日本デビュー！ ところで彼らは何系アイドル？（動画）

B.A.Pがついに来月日本デビュー！ということで、先日そのフルミュージックビデオ（MV）が公開されました。

B.A.Pは、韓国で2012年にデビューしたTSエンターテインメントのボーイズグループです。2012年にデビューしたアイドルグループの中ではEXOに続く人気で、韓国だけでなくアジア各国、さらにはヨーロッパにまでその名を轟かす実力です。

そんな彼らの先日公開された日本デビュ−フルMVがこちらです。

さて、これを見て私が心配に思ったのは一つ。

「”戦争系男子”、とかおかしな冠詞をつけられそうだな・・・」

この次の曲で「One shot」とかリリースした日には、完全に戦争系アイドルブランドがついてしまうのでは・・・。

彼らの良さは、何と言っても“ダンスパフォーマンスのレベルの高さ”です。もちろんボーカルの奇麗に伸びる声や、バランスが良くレベルの高い低音・高音のラップ（この曲に限って言うと話題になったLTEラップもありますね）、社会問題を問いかけるような？独特な歌詞などたくさんの魅力がありますが、ダンスパフォーマンスのレベルの高さはもっとアピールしても良いくらいだと思います。

全員の揃った群舞も他のグループと比べても激しい振り付けのものが多いですし、メンバーのジョンオプやZELOはフリーで踊っている動画などを見てもかなり上手い部類だと思います。

あと、コンセプトを変えても大枠“HIPHOP”という音楽からは足をぶらしていないところも、成功のポイントです。コンセプトを活かすにはそれに勝るグループカラーがあるべきだと思うからです。

K-POP好きだけでなく、HIPHOPが好きという人たちにも十分受け入れられるような曲が多いと思います。

EXOが長い準備期間をもって作り上げた圧倒的なクオリティと大々的なプロモーションで築き上げた人気を、彼らはカムバックの頻度、回数、毎回異なるコンセプトをもって築き上げてきました。HIPHOPからは足をぶらさずに毎回違う姿を見せることで、着実にファンの熱狂度をあげつつ、認知度をあげてきたと言えるでしょう。

MVではもっと見せ場のダンスを見せてあげても良いんじゃないかなーというのが個人的な所感です。むしろダンスバージョンのMVを作ってもいいくらい。

正直プロモーションで写真だけ出ていても、あれだけ多くのアイドルがいるので写真を見ただけだと多くの人に印象づけるのは難しい。

パフォーマンス動画と共に、若手本格HIPHOPグループ！（ちょっと言い過ぎ？）くらいの冠詞で広まるといいですね。

ちょっと前ならK-POPアイドルが日本に来る時は、●●系アイドルという言葉で広まったりもしていましたが、今は同じような冠詞がついてしまうと一部のK-POPファンにしか知られることが出来ず、広まるのが難しいようなそんな状態になって来ていると思います。

B.A.Pが、●●系アイドルの域を大きく飛び越えて、日本でも活躍してくれることを願っています。

ちなみに選べないくらい良い曲が多いのですが、個人的には「Rain sound」がイチオシです。

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