ニュース
2013年09月22日 00:32

東方神起ファンが10周年記念グッズに期待することとは

東方神起のライブ会場周辺で、早朝に目撃することが出来る風変わりな風景は、とにかく長い人、人、人の列だ。その列は、炎天下の中でも、大雨の中でも整然と乱れることなく果てしなくライブ会場から数キロも続く時がある。実は、この人、人、人の長蛇の列は、公演前に販売されるライブのために作られた特別なグッズを購買するファン達の列なのだ。

今やどのアーティストでもライブ会場でグッズを販売するのは通例になっている。ライブチケットのみでは、なかなか採算が取れない現状の中、ライブ公演前に会場外で販売されるグッズは、企画会社にとっては大切な収入源だ。特に、東方神起は幅広い年齢層のファンを持つため、ファンによっては1人で数万円のグッズを購入するというのもめずらしくはないようだ。

しかし、最近ファン達の間で言われ続けていることは、ファン達が本当に欲しいと思っているグッズを企画会社が作ってくれていないということだ。

「大好きなユンホとチャンミンのために、公式グッズを買いたい、だけど魅力的なグッズがない」「欲しいグッズを販売してくれたら、売り上げがもっとあがるのに、本当にもったいない」ファン達が求めるグッズと、企画会社がマーチャンダイジングをして販売しているグッズとの間に、どうやらかなりのギャップがあるようだ。

一昔前ならば、大好きなスターのグッズであればどんなものでも売れた。しかし、韓国出身スターのコピーグッズは、韓流の聖地、新大久保に行けば簡単に手に入れることが出来る。それはユンホとチャンミンのコピーグッズに関しても例外ではない。値段の安いコピーグッズが散乱するし、このご時勢、東方神起の公式グッズだからという名前だけであぐらをかいた企画会社の提案するグッズで簡単に商売が出来る時代は終わった、という厳しいファン達の声も少なくはないようだ。

そして、企画会社がいつの日か作ってくれるであろうグッズを待てないファン達は、自分達で欲しいグッズを作り出している。たかがグッズ、されどグッズ・・・。やはり商売の基本は、いかにお客様のニーズに作る側が応えられるかということなのだ。この12月にデビュー10周年を迎える東方神起。この記念すべき機会に、ファン達が本当に望むグッズを、企画会社は作ることが出来るのであろうか。企画会社の提案するグッズの企画力の真価が問われる時が近づいているようだ。

(写真:SNSへの投稿、ファンブログより)

© 2024 KpopStarz. All rights reserved. Do not reproduce without permission.