FTISLAND「アイドルとロックの両方を手に入れたい」

FTISLANDは9月28日と29日、約1年ぶりに韓国での単独コンサート「FTHX」を行い、ボーカルのイ・ホンギは、「長い間待っていてくれてありがとう」とファン達にツアータイトル通り「感謝」の気持ちを伝えた。

このコンサートに至るまで、FTISLANDは、日本でのアリーナツアーからの多忙なスケジュールをこなしてきた。今回のコンサートは、そんな中で発表されたすべて自作曲で構成されたミニアルバム『THANKS TO』の全曲を演奏、日本でのヒット曲を韓国語で歌い、あるいは韓国でのヒット曲「Severely（ものすごく）」「Hello Hello」「バレ（願う）」など、この6年間で彼らが築いてきたすべてを網羅した内容になった。デビュー6周年記念と銘打った2時間のコンサートは、FTISLANDの最高のメモリーアルバムのように構成され、長い間支えて来てくれたファンに宛てたメンバー一人ひとりの心のこもったメッセージのように感じられた。

コンサートに先立ち、29日に記者会見が開催された。

この中でFTISLANDは約1年ぶりに韓国内でコンサートを開催する感想と、国内外での活動の詳細を紹介した。コンサートの記者会見を行うのは、デビュー以来初めてということで、メンバーは多少照れくさそうな表情を見せた。

メンバーは「10代でデビューしたころはアイドルの色が濃く、またそういうイメージを簡単に捨てることはできなかった」としながらも「一歩一歩、僕たちだけの曲を作り始めた。これからは、大衆的な要素と僕達がやりたい音楽を合わせたアルバムを作る」という計画を話した。

FTISLANDはこのコンサートの後、日本でのライブハウスツアーに向けて出国、10月1日の東京を皮切りに6都市を回るツアーを行う。

また韓国内でも11月にフルアルバムの発表が予定されており、まだまだ多忙な日々を過ごすことになりそうだ。

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