CNBLUEヨンファ演じるパク・セジュ、韓国ドラマ第2の男症候群となるのか？

韓国ドラマにおける第2の男症候群というものがある。

1人の女性をめぐる2人の男性。どちらを選んでも羨ましいようなイケメンの間で揺れ動く彼女といった関係のなかで、彼女に選ばれなかった方の男性。傍から見れば振られたわけだが、それでも彼女が笑っていられるのならばと、陰ながらに愛し、守り、なによりも彼女の幸せを願う。決して1番にはなれないのが第2の男。

しかし、ヒロインには愛されなくともこの第2の男は、視聴者に、またファンに愛される。

どうしても第1の男が目立ってしまう中、ドラマの話数が進むにつれて彼らはじわじわと注目を集める。日本でも人気を得た韓国ドラマでは、『花より男子』のユン・ジフ（キム・ヒョンジュン演）や、まさにヨンファが演じた『美男＜イケメン＞ですね！』のカン・シヌがそうだ。

そんなドラマの中では日の当たらない彼らを愛するファン達の心理は、実に微妙だという。彼も幸せになって欲しいと願いながらも、自分の感情を押し殺し静かにヒロインを見ている切ない彼を愛しているのだ。つまり、幸せになってもらっては困るのだ。この一見矛盾しているファン達の思いが第2の男を支えている。

『未来の選択』の中で、ヨンファ演じるパク・セジュはどうなのだろう。

ドラマ全16話の中で、ちょうど中間の第8話までが放送された現在のところ、セジュとヒロインとの恋愛関係はどうも弱い。また、第2の男になってしまうのではとファンはやきもきしながらも、その切ない彼の姿にときめいているに違いない。

（写真：KBS）

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