【ライブレポ】BLOCK B、ヤンチャでクールなパフォーマンスを披露！『BLOCK B COME BACK LIVE IN JAPAN』大宮公演

2014年01月02日 09:50

2013年10月、韓国でアルバム「Very Good」をリリースし、1年ぶりに音楽シーンにカムバックすると音楽番組「人気歌謡」（SBS）で見事で初の1位を獲得し、その存在感を強烈にアピールしたBLOCK B。彼らのヤンチャでクールなパフォーマンスを遂に日本で観れる日がやってきた！

12月28日（土）、大宮ソニックシティ周辺には、久しぶりのBLOCK B来日を心待ちにしていたファンが集結。会場入り口では「帰ってきてくれてありがとう」のメッセージペーパーが配られていた。メンバーを喜ばそうという日本のファンからのサプライズ企画だ。

「very good」でライブがスタートすると、会場は耳をつんざくような悲鳴に近い歓声で興奮のるつぼと化した。ベルベット素材のようなフォーマルっぽい黒のスーツに白いシャツ＋タイでシックな装い。その装いと相反するような激しいビートがズシズシくる。6人のダンサーを加え、ステージが狭く感じるほどの迫力あるパフォーマンスで「Very Good」、「NILLILI MAMBO」の2曲続けて披露すると、「お久しぶりです！」の挨拶＆自己紹介。

1年ぶりに帰ってきたBLOCK Bのメンバーは、司会者に久しぶりの東京について聞かれると、「久しぶりだったので、期待と同時に不安もありました。でも、こんなにたくさんの方が集まってくれて嬉しいです」（ジェヒョ）、「とても気分がいい！会わない間に、皆さんがきれいになりましたね」（パッキョン）とコメント。今年のクリスマスをどのように過ごしたか質問されると、「高校の友達と地元でお酒を飲みました」（ピオ）、「パッキョンとTEENTOPのC.A.P、ダンサー達やMighty Mouseの先輩とマッコリを飲んで、少しイヤらしい男同士の話をしました（笑）」（ZICO）、「友達と一緒に梨泰院（イテウォン）にあるブラックミュージックが流れるバーでカクテルを飲みました」（ビボム）とそれぞれの交友関係を披露。

次のコーナーではテイルがスローバラード「Where are you」をソロで歌うと、伸びのある美しい声に会場の声援はぴたりと止んで聴き入った。ステージ後方のビジョンにメンバーからファンへのコメント「愛してるー！」、「会いたかったです！」、「長い間僕たちを信じて待ってくれてありがとう！」が流れる。そして再び7人がステージに登場すると、「光になってくれ」からじっくり歌を聴かせる曲が続いた。ステージには椅子が用意され、「シンクロ率100％」ではラベンダー色の光の下で、客席からファン1人をステージに上げると7人で囲みながら歌った。

ファンのために用意したスペシャルイベントは、抽選で選ばれた7人のラッキーなファンがメンバーと2ショット撮影出来るというもの。さらにトークタイムに突入すると、好きな女性のタイプを質問されて、ジェヒョが「おとなしくて、お酒を飲まず、クラブにも行かないようなコ」と答えると、ZICOは「僕は逆です。21世紀は開放的な時代。女性ももっと自由であるべきです！！」と革新的な考え方。パッキョンとテイルも「僕も！」と賛同！

ビボムとユグォンのダンスパフォーマンス、「NO JOKE」ではパッキョンとジコが客席通路から登場するサプライズ演出！ZICOは「楽しんでますか？　皆さん、BLOCL Bをスキですか？　僕たちも皆さんのことをすごくスキです！日本のファンの皆さんは、僕たちの音楽を楽しんでくれているのでうれしいです」と日本語で気持ちを伝えた。「NAN RI NA」、「Nice Day」で観客を熱狂させながら、ステージの去り方はサッとそっけないところも少し憎らしくて愛おしい7人。曲数は少なかったが、彼らの楽曲とパフォーマンスは、HIP HOPをベースに置きながらもジャジーで大人っぽい楽曲から甘くセクシーな楽曲などレンジの広さと実力を証明するのに充分だった。

（Text: Kiyori Matsumoto, Photo: Akiya Uchida）

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