【レポート】超新星ユナク、映画「無花果の森」で映画初主演！舞台挨拶は緊張しっぱなし！？

2014年04月10日 02:52

超新星ユナク主演映画『無花果の森』（6月14日公開）完成披露試写会が東京五反田・ゆうぽうとホールで開催され、主演のユナクと原田夏希、MiNoらが登壇した。この作品は平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞を受賞した小池真理子の同名タイトル作品の映画化。

物語は、日本に留学しジャーナリストを目指すも、今では雑誌社のパパラッチとして働いている韓国人青年ヨンホ（ユナク）。彼は世界的有名指揮者、新谷吉彦（三浦誠己）の妻・泉（原田夏希）へのDV疑惑を追っていた。そのことを知られた彼女は全てを捨て、ある町に身を隠し、偏屈な画家・天坊八重子（江波杏子）の住込み家政婦となった。ある日、ヨンホと泉は偶然再会する。しかも、再会した時のヨンホは警察に追われていた。追われるヨンホと逃げる泉。二人は次第に心を寄せ合うようになるが・・・。

舞台挨拶はユナクの「キム・ヨンホ役をやらせていただきました、ユナクです。よろしくお願いします」から始まった。

■超新星と離れ、ひとりでの映画初主演について。

ユナク：メンバーから「すごい羨ましい」と言われたし、メンバーと離れて初めて映画の主演をしたんですけれど、すごく緊張してるし、今は東京ドームでライブを初めてやるより緊張してると思います。（メンバーがそばにいないので）頼ることが全然できない（笑）。でも超新星のファンのみなさんが来てくれたから、それが頼りです。

■演技で難しかったところは？

ユナク：もちろん日本語のセリフが大変でした。今までもドラマをやっていたのですけど、今回はあまりにもセリフが長くて、しかも監督さんは一発で撮る（長まわし撮影）が好きなのでかなり大変でした。一番悩みっていうか心配だったのは、やっぱり夏希さんとのキスシーン。メンバーのソンモ君が「大丈夫？」ってすごい心配してて（笑）。でも、ユナクのファンのみなさんなら理解してくれるだろうなと思って。・・・理解してくれないの（笑）？でも、いろんな僕の魅力を見せたくて、真剣に考えて決めた作品だから笑わないように！

■作品の注目ポイント。

ユナク：みなさんはこの試写会に来る前に多分、原作を見て来たと思うんですよね。僕もまだ最初から最後まで観ていないんですけれども、うーん何て言うんですかね・・・（考えて）、僕のお芝居見てくれって言えないですしね（笑）。今までのユナクとは絶対に違うと思うのでそれを楽しみにして、孤独とか、恋愛とか、人としての流れとか、僕はいつも運命を信じてるから、そういう流れを見ながら信じて見てくれるといいなと思います。（会場のファンに向けて）今日は来てくれてありがとうございます。すっごいドキドキしてるんですけど、まだ映画を観ていないから、観たらちょっと安心するかな？もっと不安かな？（笑）僕めっちゃ今緊張してます（笑）。真剣に見てください。よろしくお願いします」

この日一緒に登壇したプロデューサーからは起用について「原作は日本人の役なんですね。それをあえてユナクさんにお願いしたので、ユナクさんはおそらくとても不安だったと思います。「自分で大丈夫なのか？」ということを何度も聞かれました。また、原作の小池真理子さんに「超新星のユナクさんという、とても素晴らしい役者さんがいる。すごく華のある役者さんなので、ぜひこの人とやりたい」と言ったら実はすごく怪訝な顔をされたのですが、映画を見終わった小池さんは「素晴らしい。こんなに素敵な俳優ユナクさん、ありがとう！」と言ってくれました」と絶賛され、共演した原田夏希は「一番最初にお会いした日にちょっとリハーサルをしたんですけど、自分の母国語ではない言葉でお芝居をされていて本当にすごいなと思いました。普段もとても流ちょうに日本語を話されますが、台本には私たち日本人でも「普段使わないよね」というセリフがいっぱいあったので、本当にすごいなと思って尊敬しっぱなしでした」と話した。

映画「無花果の森」は6月14日よりシネマート新宿ほかにて全国順次公開！

■「無花果の森」

出演：ユナク（超新星）、原田夏希、小木茂光、三浦誠己、徳井優、木下ほうか、ＭｉＮｏ、瀬戸早妃、かでなれおん、名高達男、江波杏子/プロデューサー：丹羽多聞アンドリウ / 監督：古厩智之/原作：小池真理子「無花果の森」（日本経済新聞社刊）/製作・配給：ＢＳ－ＴＢＳ

2014年 / 日本映画 / カラー / ビスタサイズ / ステレオ / 108分

公式サイト ⇒ https://www.bs-tbs.co.jp/ichijiku/

（Text & Photo：Kiyori Matsumoto）

■超新星ユナク、映画「無花果の森」完成披露試写会で舞台挨拶に登壇【写真27枚】