【撮り下ろし＆独占インタビュー】CODE-V② ２人のベスト・パフォーマンスは？「Kcon、さいたまスーパーアリーナのステージでお客さんの顔やペンライトが鮮明に見えた」

2015年11月28日 14:27

ふたりで約１年間活動してきましたが、自分自身の成長したなと思うところは？

テフン：僕は個人的に今年に入って、歌もダンスも日本語も成長したと思うんですが、特に精神的に成長した部分が大きいと思います。歌もダンスもずっと練習してきたので、自分ではピンとこないんですけど、精神的に成長したと思うのは、例えば仕事をする時でも、前よりもっと意識をもって出来るようになったところが変わりました。

ウシク：僕は年が先輩たちにも近いからかもしれないんですけど、軍隊のこともあるので、いつも自分の年齢に2歳プラスして考えるようにしています。だから僕は今、韓国の年齢なら27歳です。そう考えると先輩たちとそう変わらないじゃないですか。だから周りのスタッフと作品について意見を出し合う時に、「これはこういう風にしていきたい！」って、自分がやりたいことを少しずつハッキリ伝えることが出来るようになってきました。以前は、スタッフに言われたことに僕は合わせる方だったんですけど、最近は、違うと思った時は「いや、それは違います」と自分の意見を言えるようになってきました。もしかしたら言うことは失礼なのかもしれないので、100％正直には言えないんです。新メンバーだし、周りの目も怖く感じて（笑）。でも少しずつ自分の思ってることを言えるようになったきましたから、これから先輩たちと一緒にいろんな作品をやっていくと思いますが、ウシクのキャラで素直に伝えられるんじゃないかと思います。

◆ふたりで活動してきた中で、「ベスト・パフォーマンス」を教えてください。

2人：お～！

◆自分の思うベストでいいですよ。あの時のオレ、最高！って。

テフン：自慢タイムですね！（笑）でも僕は毎回完璧ですからね～。

ウシク：それは違うと思うよ。

テフン：はい。僕は、前回のツアーの最終日の福岡が一番です。どのライブも必死に頑張ってやっているんですけど、毎回ライブ後に反省会をする時は、悪かったところだけを見るので、本当に成功したな！って思うライブはそんなに多くないんです。福岡のライブに僕たちのプロデューサーさんが来たんです。プロデューサーさんがものすごく怖いんです。日本に来てからずっと、顔を見た瞬間に落ち込む、っていうくらい（笑）。

ウシク：もちろん僕たちのために言ってくださるんですよ！

テフン：僕のために言って下さるのはわかるんですけど、ホント怖いんです！（笑）福岡のライブでプロデューサーさんの姿が見えて、超緊張したんです。その日まで、僕たち１回も褒めてもらったことがないんです。で、ライブ頑張りました！ライブが終わった時、あぁ今日も怒られるんだ…と思ってたら、初めて「成長したんじゃないですか？」って言ってくれたんです！　もう僕たちだけじゃなく、スタッフさんたちもみんなビックリしてました。

スタッフ：本当にびっくりしてリアクションとれなかったほどです（笑）。

テフン：僕たち褒められたことがないから、どうやって反応していいのかわからなくて、「あ、すいません」って言っちゃって、なんですいませんなんだろ？って！（笑）

ウシク：そのツアーのMCは、その時の感情で話していたから、急にいろいろ思い出して泣いてしまったり、でも本当に楽しかったですね。僕は、ベストとは言えないかもしれないんですけど、個人的に印象に残っているライブは、１つはソル先輩と最後にやった五反田ゆうぽうとのライブ、もう１つはKconのイベントでさいたまスーパーアリーナのステージに立った時。わぁ！こんなに広い会場でライブがやれるなんて幸せだなと感じました。お客さんはいろんなアーティストさんのファンの方がたくさんいて、センターステージに立つと、180度よりもっと広いところまでぐるりといました。いつものライブなら、もう後半？もう終わり？って思うんですけど、その時は１曲だけのパフォーマンスだったのに、5曲以上歌ったような感じがしました。僕は元々視力が悪くてコンタクトレンズなんですけど、その時はコンタクトレンズを入れなかったんですよ。

◆お客さんを見たら緊張しそうだったから？

ウシク：はい！（笑）そんなに大きな会場は初めてだから、緊張するかなと思って。でも、ホントこれはウソじゃなくて、コンタクトレンズを入れていないのに、お客さんの顔やペンライトが鮮明に見えたように感じました！いつかまたミラクル（＊CODE-Vのファンの名称）だけで、ライブをやってみたい！と思いました。

◆いい話をありがとうございます。近い将来、今語ってくれたベスト・パフォーマンスを超えるライブを楽しみにしていますね！

2人：はい、必ず超えます！（⇒もっと読む）

（text:Kiyori Matsumoto / photo:Mao Ishikawa）

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 【撮り下ろし＆独占インタビュー】CODE-V③　ふたりの1年間を振り返る