韓国でT-ARAが嫌われる理由は？

2013年06月21日 00:19

ファヨンの脱退騒動以降、すっかりイメージが悪くなってしまったT-ARA。ここまで嫌われてしまうのは、メンバーと事務所の発言にも理由があるようだ。最近では「口さえ開けば嘘ばかり」と言われてしまい、メンバーと事務所の発言を検証するサイトまで登場している。

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■ クリス・ブラウンとのコンサート

先月26日、新ユニットT-ARA N4がラスベガスで行われたイベントに出演したが、事務所は事前の記者懇談会で、「クリス・ブラウンのコンサートにゲスト出演」と発表。しかし実際には、ホールなどの大規模な会場ではなく、カジノホテルのプールサイドでこじんまり開催されたこと、4人が露出度高めの水着姿だったことが話題になった。

▲ ラスベガスの公演の様子

韓国のネットではこの写真を見て、事務所の発表とはイメージが違うことから、「話を盛り過ぎ！」「水着姿でみすぼらしい公演」などの批判コメントが集まった。これについて事務所は、「文化の違いが原因で起こった出来事で、こちらとしてもとても驚いた」「クリス・ブラウンが企画した公演ということでは間違っていない」とコメントしている。

しかしこ事務所のこのコメントに対して、メンバーが水着のような衣装を着ていることから「最初からプールでの公演だと分かって準備してるじゃん！」など再び叩かれてしまう。

■ ラスベガスからジヨンが1人で帰国

そんなラスベガスの公演を終えて韓国に戻って来た際、ジヨンが1人で帰国したことも大きく報道された。

▲ 1人で帰国したジヨン

事務所によると「空港でスタッフがカバンを無くしてしまい、メンバー、スタッフ総出で探すことになった。カバンは無事に見つかったが、ウンジョン、ヒョミン、アルムと2人のスタッフはカバン探しに夢中になっていたため搭乗時間に間に合わずゲートが閉まり、予定の飛行機に乗れなくなってしまった」と説明した。

これについてさっそく検証サイトでは、航空会社の職員を名乗る人物のコメントが紹介されている。

「チケットを発券した客を置いて出発したりはしない。とんでもない話だ。時間になっても乗客が現れない場合は何度も放送で呼び出したり、連絡先に電話する。実際に乗客を何十分も待つケースも多い。そうしなければ、その乗客の荷物を飛行機から降ろさないといけなくなるので」

▲ 検証サイトに紹介された航空会社の職員のコメント

この件に対して韓国のネット上では、「最近は、荷物があるのに乗客が搭乗しないとテロだと大騒ぎになる。そんな事も知らないのか！」「地下鉄でもあるまいし、わずかな時間差でゲートが閉まるなんて！」「はたしてメンバーがスタッフのカバンを探し回ったのは本当だろうか？」「こんなことでネタにしてもらって、何を得ようとしているのだろうか？」「今回はジヨンがイジメの対象になったってことじゃないの？」など厳しい意見が目立った。

■ 空港のお出迎え人数

T-ARAの事務所は「空港のお出迎え人数」もかなり盛り過ぎてしまうクセがあると指摘されているようだ。

＜アメリカ＞

事務所の発表では、5月13日のアメリカでは「300人のファンが出迎えた」ということだが、検証サイトでは「通行人を含めて43人しか見えない」という意見が。

▲ アメリカの空港での写真

＜香港＞

昨年9月18日の香港では「700人」と発表されているが、検証サイトでは「70人ぐらい」だと主張。

▲ 香港の空港での写真

＜ベトナム＞

昨年11月25日のベトナム・ハノイでは「2000人」と発表されたが、検証サイトでは「50人ぐらい」だと主張。

▲ ベトナムの空港での写真

＜マレーシア＞

昨年10月3日のマレーシアでは「2500人」との発表に対し、検証サイトでは「この事務所にしては珍しく広角写真を掲載してたくさんのファンを映してるけど、数えたら62人しかいない」と書かれている。

▲ マレーシアの空港での写真

他の事務所でもお出迎えの人数を実際よりも少し多めで発表することはあるようだが、T-ARAの場合は「いくらなんでも増やし過ぎ！」と叩かれているようだ。

そんなT-ARAの活動に対して韓国のネットでは、「検証された部分は誇張されたところもあるが、事務所の発表はほとんど事実ではないということはよく分かった」「事務所はもう何を言っても嘘にしか聞こえない」「いじめの誤解を解きたかったら、ファヨンと一緒に出てくるべきなのでは？」「事務所の社長は骨の随まで国民をナメてる。マニュアル通りに涙を流せば、大衆が大目に見てくれると思っている様子。でももう遅いからね」など様々な意見があるようだ。

そんなT-ARAですが、もちろん韓国でも応援するファンも少なく、イジメ報道後も熱心に応援するファンもいるようです。

この記事は「キムチ女まとめ」提供の記事を編集して掲載したもので、KpopStarzの見解・意見等を反映するものではありません。