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2013年10月15日 09:57

【ライブレポ】B.A.P、待望の日本メジャーデビュー! 新曲「WARRIOR」をマスコミ限定イベントで披露

日本デビュー前の今年5月に行った初の単独ライブがいきなりのパシフィコ横浜という5000人集客規模のライブを実現したB.A.P。しかもチケットは即時完売。彼らのメジャーデビューは本当に「待望の」という言葉が相応しく、約5カ月経って10月9日、遂に日本1stシングル『WARRIOR』をリリースした。

その翌日の10日、B.A.Pは東京・六本木にいた。六本木ニコファーレでCD購入者&ドワンゴ配信購入者から抽選で選ばれた250人限定イベントが行われ、そのライブ前に、マスコミ限定イベントが行われた。イベントの内容は日本デビュー曲「WARRIOR」のパフォーマンス披露と質疑応答。

イベント前にレコード会社の担当者から、今回のマスコミ限定イベントについて、B.A.Pのライブパフォーマンスを見て欲しい、ライブ撮影した画像を掲載して欲しい、と説明があった。確かにそのとおりだ。B.A.Pのライブには圧倒されるパワーがある。音圧が「ぶわぁ!」とこちらに押してくるような勢いだ。今回は、マスコミにも間近で彼らのパフォーマンスを体感して欲しい、という粋なはからいだ。その期待に応えるべく、「WARRIOR」1曲の間に500回以上シャッターを切った。

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現時点でユーチューブでの再生回数が約69万回の「WARRIOR」のミュージックビデオ(MV)が流れた直後、ステージにMVと同じ衣装の6人のシルエットが浮かびあがった。HIP-HOPをベースにした重低音サウンドと完成度の高いB.A.Pのパフォーマンスは、最初からステージをはみ出しそうな迫力。この場にB.A.Pのファンがいたら、「♪WARRIOR」の後に「ピーッ!」と笛を鳴らし、グリーンに光るマトキーを振りながら声援を送っただろう。ZELOの超高速ラップ、デヒョンの伸びのあるハイトーンなど1曲の中に、B.A.Pの魅力がぎっしりと詰まっていた。

マスコミイベントのフロントは、夢中でシャッターを切るカメラマン多数のほか、さらに両サイドから熱視線でステージにくぎ付けな編集やライター。皆、1曲が終わるまで息をするのを忘れてしまったみたいに集中し、曲が終わると、ふぅーと大きく呼吸して拍手する雰囲気の場内だった。

「WARRIOR」を披露した後、ステージに6人が並び、そこからマスコミとの質疑応答が始まった。中でもヨンジェはすべての回答をパーフェクトな日本語で回答し、「最近覚えた日本語は『倍返し』。日本のファンの皆さんの応援に『倍返し』したい」とタイムリーな半沢直樹のネタも盛り込む名回答に、マスコミからも「おぉ~」と拍手が沸き起こった。

■ 日本デビュー曲の歌・ラップをどのように練習したか?

デヒョン:レコーディングの後も長い時間をかけて練習してきました。今後もさらにカッコいい姿をお見せするために、絶えず努力していきますのでよろしくお願いします。

バン・ヨングク:ラップに関しては、日本の皆さんがきちんと聞き取れるようにという点に気をつけて練習してきました。

■ 韓国デビューから1年半、成長した点は?

バン・ヨングク:当初ステージの上からファンの皆さんの目を見ながらのステージングが難しかったのですが、今はファンの皆さんときちんと心を通わせながらできる余裕が出てきました。

ヒムチャン:メンバー6人それぞれの個性がはっきりしてきた。

デヒョン:2人のお兄さんの意見と同じですが、さらに、実力がついて、昨年よりもいろんなことをお見せできるようになった。

ヨンジェ:(日本語で)僕は前からB.A.Pだけのコンサートをやりたいと思っていました。今回日本デビューすると同時に日本でツアーが始まります。このことが成長したことだと思います。(マスコミからヨンジェの流暢な日本語に対して「ほぉ~」という声があがり)ありがとうございます。

ジョンアプ:表現力がついて、自分なりのアピールが自然にできるようになった。

ZELO:今までよりも余裕ができたことと、ステージでは成熟した美しさを表現できるようになったと思います。

■ 印象に残っている日本のファンは?

デヒョン:先日、韓国でサイン会をした時に、お母さんと娘さんが一緒に、わざわざ日本から来てくださったそうです。親子でB.A.Pを応援してくださっているということで、僕達にとってとても新鮮でした。

■ オリコン・デイリーチャート5位の感想は?

ヒムチャン:5位になったと聞いて、すごく嬉しかったですし、興奮しました。日本デビューは僕たちにとっては新しいチャレンジになるのですが、嬉しい結果を出せてとても幸せです。日本デビューしてすぐにアリーナツアーが始まりますが、まずは目の前のツアーを成功させて、そしていつかドームツアーができるように頑張りたいと思います。

■ メンバー紹介(それぞれ隣のメンバーを紹介)

バン・ヨングク ⇒ ヒムチャン:人間関係を円滑に進めることが出来る社交性があって、性格も明るいイケメンです(笑)。

ヒムチャン ⇒ デヒョン:僕ほどではないですが結構カッコよくて歌がうまいです。

デヒョン ⇒ ヨンジェ:(日本語で)ヨンジェはかわいくて優しくてハンサムです!

ヨンジェ ⇒ ジョンアプ:(日本語で)本当に優しい!笑うと本当にカッコいいから“微笑みの天使”です。

ジョンアプ ⇒ ZELO:一番末っ子ですが明るくてやんちゃで、カッコいい時はすごくカッコいい人です。

ZELO ⇒ バン・ヨングク:ヨングクさんはリーダーにピッタリな人で、とても男らしくて人間味あふれる人です。

最後に6人揃って「お疲れさまでした!」と挨拶してマスコミ限定イベントは終了した。

この日、B.A.Pは11月13日に2ndシングル「ONE SHOT」をリリースすることを発表した。リリース後の11月19日から3都市6公演のアリーナツアー「B.A.P 1ST Japan Tour : WARRIOR Begins」がスタートする。

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(文・写真:Kiyori Matsumoto)

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