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2013年11月18日 13:43

【レポート】MYNAME、初主演映画『新大久保物語』で初日舞台挨拶

韓流ブームの発信地・新大久保を舞台に、K-POPアーティストとして日本での成功を夢見る5人の若者たちを描いた映画『新大久保物語』は、MYNAMEにとって初主演作品となった。

11月16日、新宿歌舞伎町のミラノ1周辺にはたくさんのMYNAMEファンが集まり、映画の公開と彼らの初日舞台挨拶への期待が高まっていた。舞台挨拶にはMYNAME(セヨン、インス、コヌ、ジュンQ、チェジン)、国生さゆり、藤本泉、IZAM、藤原健一監督など出演者が多数登壇した。MYNAMEの5人は客席の通路を通って登場。彼らにスポットが当たった瞬間、ファンからキャー!と歓声が上がった。

■ MYNAME主演の映画『新大久保物語』初日舞台挨拶 ピンクのパネルでファンら大歓迎【写真23枚】

MYNAMEのメンバーの自己紹介と挨拶から舞台挨拶はスタート。

セヨン:セヨンの役のセヨンです。今日、来てくれて本当にありがとうございます。初めてのMYNAMEの映画、楽しみにしてください。

インス:いい先輩といいスタッフが一緒に作って、いい映画ができました。楽しんで観てください。

■ 公開初日を迎えた今の気持ち、撮影中の思い出は?

セヨン:映画の中で僕が一番、気になるシーンがあります。雨の中のシーンがあります。本当に頑張って撮ったから、楽しんで観てください。

インス:映画を観たらお分かりになると思いますが、顔にむくみが出ているんです。ライブやレコーディングと並行して、朝早くからの撮影が多かったからなのですが。今はとてもスッキリした顔をしていると思います(笑)。

コヌ:今、こんなに大きな会場に立たせていただいて本当に緊張しています。映画を撮影し始めたときも同じように緊張していたのですが。出来上がった作品を、こんなにたくさんの方が観に来てくださって感謝しています。楽しんで観てください。

ジュンQ:映画の最初のシーンが、コヌさんと僕がオーディションに落ちてとても悔しい思いをしながら新大久保を歩くというシーンなのですが、初めての撮影でもありましたし、自分達にはとても記憶に残る印象的なシーンです。

チェジン:僕は映画の撮影しながらずっと、ファンのみなさんのことを思って頑張りました。

途中、共演した本宮が着ていたジャケットを脱ぐと「新大久保物語」Tシャツ。それを見たセヨンが本宮にハグする場面もあった。また、藤原監督は「初めてMYNAMEとミーティングしたときに骨のあるグループだなという思いがあったので、“ただのアイドル映画にはしたくない”という思いで演出しました」とコメントした。

最後にメンバーを代表してセヨンが、「歌手としてだけでなくて、俳優としてのMYNAMEもよろしくお願いします。1人ひとり違う人物が、同じ夢に向けてチャレンジする映画『新大久保物語』、これからご覧ください。ありがとうございます」と、日本語で挨拶して締めくくった。

今作では主題歌も担当したMYNAME。エンディングで流れる「Shirayuki」は、11月20日に発売される。劇中MYNAMEの事務所の社長を演じている国生が彼らの新曲について、「いいものしか出さないのがウチの事務所の方針なので(笑)」と、社長になりきってPRした。

■ 映画『大久保物語』レビュー

今作の舞台は歌舞伎町の隣に位置する新大久保。作品の中でMYNAMEの5人は東京の景色の中に溶け込んでいた。決してファンタジー系アイドル映画ではなく、音楽にかけるそれぞれの夢を追い求めながらも、若さゆえのもどかしさや恋愛など、人物をしっかり描いている。MYNAMEのメンバーは、そのままMYNAMEの名前と個人名で出演しているためリアルだ。

それぞれが抱える問題や背景に気持ちが負けそうになり、夢さえも見失いかけ、夢を口にすることも出来ずにいた時、彼らは歌子と出会った。歌子がMYNAMEの成功を信じ、マネージャーになったことで、5人はそれまで諦めかけてた夢をもう一度掴みたい!と思うようになる。現実のMYNAMEと映画の中のMYNAMEがシンクロする。どちらにとっても「東京ドーム」ライブは夢のステージだからだ。

東京という街だから夢が見れるのではなく、この5人だから同じ夢が見れる。映画の中で、新大久保のイケメン通りをMYNAME通りと名前を変えるくらい有名になろう!と言っていた。近い将来夢でなくなる日が来るかもしれない。

■ MYNAME主演の映画『新大久保物語』初日舞台挨拶 ピンクのパネルでファンら大歓迎【写真23枚】

(文・撮影:Kiyori Matsumoto)

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