ユン・ウネとパク・シネ　現在放送中のドラマヒロイン2人の共通点は？

現在、KBSドラマ『未来の選択』と、SBSドラマ『王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ〜相続者たち』（以下、相続者たち）で、それぞれヒロイン役で出演しているユン・ウネと、パク・シネ。2人の共通点は一体何だろうか？

もうお気づきだろう。2人の過去作品に答えはある。

「男装」

韓国ドラマにおいて男装の女性アイドルがもてはやされるのは、どうしてなのか。それは簡単だ。面白いのだ。

そのリアルな生活のなかでは普通ありえない設定からのストーリーラインが、とても楽しいのは事実。どうみても女性的な特徴を持っているのにも関わらず、ヒロイン達はそれぞれ見事に男性になりきっている。

ユン・ウネが演じたのは、亡き父に替わって家計を支える働き者の女の子。テコンドーの師範をしていたが、道場が閉鎖され困っていたところに御曹司のハンギョル（コン・ユ演）に男と間違われたことから始まり、イケメンばかりのカフェで働くことになる『コーヒープリンス1号店』（2007年、MBC）。

パク・シネは、歌手としてデビューしようとした兄の身代わりとなって、アイドルグループの中に入ってイケメン3人（チャン・グンソク、FTISLANDのイ・ホンギ、CNBLUEのチョン・ヨンファ）に囲まれて奮闘する修道院育ちの世間知らずの女の子を、『美男＜イケメン＞ですね！』（2009年、SBS）で演じている。

共通しているのは、その男装がハンサムで、可愛らしくて、魅力的だったこと。しかも、常に一生懸命で健気なのだ。ドラマの中の彼女を取り巻く男性たちが皆惹かれていくのもうなずける。

この2人の主演ドラマが同じ月火曜枠で現在放送中だ。

ユン・ウネの『未来の選択』と、パク・シネ『相続者たち』。ここでの彼女たちは、当然のことながら男性だった時よりもっと健気で可愛らしく、しかも女性なのに、強いのだ。

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