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2013年12月13日 22:32

【レポート】超新星ソンジェ主演!ミュージカル「太陽を抱く月」が初日開幕!

ソンジェ(超新星)主演のミュージカル「太陽を抱く月」が12日、初日を迎えた。

この作品は、キム・スヒョン、ハン・ガイン主演の韓国テレビドラマとして放送され、日本でも注目を集めた。今夏、韓国で初めてミュージカルとして上演されると、韓国ミュージカル界で話題となり、幅広い観客層から支持を集めた。そんな人気作品が、いよいよ日本初上陸を果たした!ソンジェが演じるイ・フォンは、全てが完璧な朝鮮時代の仮想の王様。ひとめぼれして世子妃だったヨヌ(リナ)のことを忘れられずにいる。

まず驚かされたのは、舞台美術と音楽。開演と共に一気に物語の世界観で観客を魅了した。場内が真っ暗になり静寂の中、ステージを幕のように覆う「ポジャギ(*韓国伝統のパッチワーク技法を使用した布の一種)」をモチーフにしたとデザインの薄い壁布が上へ1枚上がると、そのすぐ奥にもう1枚が現われ、左右に開く。交互に一枚幕が上がると、二枚目は左右に開き、その奥の1枚が上へ…と幾重にも重なっている演出が場所も時間もタイムスリップするかのように一気に朝鮮時代へと連れて行く。

舞台奥には大きな月が薄ぼんやりと輝いていた。その個性的、且つスタイリッシュな演出に圧倒されていると、流れてきたメロディは情熱的なアルゼンチン・タンゴのようなラテン系サウンド!ギターとパーカッションがエモーショナルなメロディを奏でる。

物語の舞台設定は朝鮮時代。王の後継者としていつも表舞台を歩む王世子フォンと兄ヤンミョンがいた。ある日フォンは宮殿の外の街へこっそり出かけ、偶然ヨヌと出会い一瞬で恋に落ちる。兄もヨヌを愛してしまい、兄弟でひとりの女性を奪い合うことになるのだが、ヨヌの気持ちはフォンにあり、二人は手紙で愛を育んでいく。まだ幼いふたりのピュアな愛と、フォンの自信に満ちたまっすぐな態度をソンジェが堂々と力強く演じていた。生意気で自信家の世子フォンが「ハハハハッ!」と大きな声で笑うシーンが何度もあり印象的だ。やがてフォンの望み通りヨヌは世子妃に選ばれる。

しかし権力闘争による陰謀と愛する人を自分のものにしたいという欲望の果てに、巫女チャンによって仮死状態にさせられたヨヌは全ての記憶を失って遠くへやられる。ヨヌが死んだと思い、衝撃を受けるフォン。第一幕のラストシーンはフォンが泣き崩れ、悲痛な叫び「ヨヌヤー!」で幕を閉じる。

第二幕は、ヨヌを失ってから8年後、フォンは王位に就いたがヨヌを忘れずにいた。政権を狙う勢力との権力争いも激化していく中、ある夜、護衛のウンと共に外に出たフォンは、懐かしい香りに誘われて山の中の民家にたどり着く。そこでヨヌと似た巫女ウォルと出会い、再び二人の間の時間が動き始める。ヨヌの死の真相と、それぞれの愛の未来は…?

テーマはストレートに「そう愛である」。人を愛する形にはいろいろあり、与える愛、奪う愛、見守る愛…物語の中でそれぞれが愛に悩み、愛ゆえに愚かな行動を起こしてしまったり。それが切なく、観客の胸をぐっと締めつける。フォンとヨヌが真実の愛を貫くことで、その陰で涙する人もいる。

運命的な愛で結ばれた若き王フォンとヨヌには、観客がドキドキするようなセリフがたくさんあった。「私に近づくな、私から遠ざかりもするな」、「額に手を当ててくれ」、「ヨヌが私の人生すべて」など、ソンジェがこれらのセリフを口にするたびファンは釘づけ。また今作ではソンジェ以外の登場男性全てに好感が持てて、それぞれの心情もちゃんと描かれている。そんな中ソンジェファンに見どころをあげるなら、主演らしい堂々とした佇まい、衣装の美しい着こなし、恋に対しての無邪気な態度、ソロシーンの歌の甘い声、ヨヌの頬にキス、そしてやはり「はははっ!」の笑い!架空の物語でも、人を愛する気持ちはいつの時代でもどこにいても共通する思いだ。

■太陽を抱く月公式サイト
https://k-musical.net/

(文:Kiyori Matsumoto、写真:EUNHASU ENTERTAINMENT)

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