AOA、Dal Shabet、カムバックステージの振付を修正

セクシー路線でカムバックしたAOAとDal Shabetが、振付を変更してステージに上がることを明らかにした。

AOAはカムバック2週目から修正された「ミニスカート」の振付をステージで披露する。AOAは「ミニスカート」のカムバックステージでセクシー路線の強いパフォーマンスを見せた。メンバーのヘジョンが舞台に横たわって、誘うような目つきを送る動作、スカートに付いたジッパーを上げて太ももを露出する振り付けなど、刺激的な部分が多く、放送に関する問題が指摘された。

所属事務所FNCエンターテイメントは「もっとも指摘を受けたこれらの振付を除外することに決定した。刺激的な振付がなくても『清純セクシー』なコンセプトを確立していていく方針だ」と語った。

また、同様にセクシー路線に転換してカムバックしたDal Shabetも、「B.B.B」の一部の振付を修正する。

問題になったのは、「胸やけダンス」と名のついた、胸をさする動作。心変わりをした男のために悩み苦しむ様子を表しているというこの動作が扇情的に見えると指摘をうけ、この部分を修正することを決めた。所属事務所ハッピーフェイスエンターテイメントによると「露出のないセクシーさを打ち出したが、一部では振付が刺激的であるとの意見があがった。それらを受け入れて修正し、より健康的で魅力あるステージを披露する予定だ」と明らかにした。

いずれのグループも今回の活動に関しては「セクシー路線」であることを前面に出してのカムバックで、当初から振付、衣装、ミュージックビデオ（MV）に関心が集まっていた。特にバンドとしても活動するAOAに関しては、MVにシャワーのシーンが盛り込まれるなど、イメージの方向性に疑問の声も上がっていたが、結局それがニュースやネットの話題にのぼり、これまでにない注目を集めたのは事実だ。

この2つのグループに限らず、カムバック1週目で刺激的なステージを披露して注目を集め、2週目以降修正を加える、ということは過去にもあったことで、ある意味注目を集めた、という点では成功だったのかもしれない。

しかし、あまりに極端なイメージの転換は、ファンを置き去りにすることになりはしないだろうか。有り余るほど存在するグループの中で注目を得るには、刺激的なイメージを打ち出すノイズマーケティングのようなカムバックも戦略の一部なのかもしれないが、たび重なれば大衆も「胸やけ」を起こしてしまうだろう。

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