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2014年03月02日 01:13

東方神起チャンミン&歌手ソ・イングク、2人の演技を分析してみると

東方神起のチャンミンと、韓国のオーディション番組『スーパースターK』出身の歌手ソ・イングク。「歌を歌う俳優」が、2人の共通点だ。似ている部分はもう1つある。2人も最近、演技に挑戦しているのだが、その歩みが少し他とは異なる点だ。チャンミンはMnetドラマ『ミミ』で、ソ・イングクは短編ウェブドラマ『とあるアンニョン』にそれぞれ出演している。アイドル歌手というレッテルを外し、俳優としての確固とした地位を築き上げているチャンミンと、俳優として新しいチャレンジを続けるソ・イングク。2人は、歌手から俳優に成長する良き例となっている。

■ 表情で演技するチャンミン

チャンミンが出演しているMnetドラマ『ミミ』は、先週に初放送を迎えた。基本は恋愛ドラマだが、女性主人公は魂として登場するゴースト恋愛ドラマという設定が特徴だ。ここに、初恋に関する記憶をなくした男性主人公が、時空を超えて学生時代にも戻るなど、様々な要素が登場する。チャンミンは、青春を満喫する高校生も、ウェブ漫画家になった今も、どこかにかすかな痛みを抱えている男性主人公ミヌとして登場する。

チャンミンは、表情で見事に演技をしている。内気な性格なミヌを演じるだけに、身体が傷む時や、何かストレスを受けた時には、言葉よりも表情で表現をすることが先行するのだ。

■ 目で演技するソ・イングク

ソ・イングクが主演を努めるウェブドラマ『とあるアンニョン』は、1話につき10分程度であり、スマートフォン専用ドラマとして新しい試みに挑戦している。ドラマに登場するソ・イングクは宇宙人という設定。SBS『星から来たあなた』のキム・スヒョンと同様に、彼もここでまた自分の星に帰らなければならない時間が決まっている。しかも、1日だけだ。ソ・イングクのミッションは、「なぜ人は涙を流すのか」だ。

宇宙人役を演じるソ・イングクであるだけに、ドラマで見せてくれる演技には人間離れした何かがある。テレパシーで会話する設定のため、目で演技しなくてはならない。台詞は後から録音しており、実際の演技では目だけで行っている。「そこで何してるの?」「何で泣いているの?」「走らないで」などの台詞を、全て目で演技するのは簡単なことではない。テレパシーで会話する男女の神秘的な空気の流れるドラマで、ソ・イングクの強烈な"目力"演技に是非とも注目したい。

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