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2014年02月28日 04:06

浅田次郎の小説『柘榴坂の仇討』中井喜一、阿部寛、広末涼子、中村吉右衛門ら豪華俳優陣で映画化決定

人気作家で、直木賞受賞作家である浅田次郎氏の小説『柘榴坂(ざくろざか)の仇討(あだうち)』が主演に中井喜一を迎え映画化されることが発表された。

その他に、阿部寛、広末涼子、中村吉右衛門と豪華な俳優陣が揃っての映画化に注目される。監督は『沈まぬ太陽』の若松節朗氏がメガホンを執り、クランクアップは2月、9月に全国公開される予定だ。

『柘榴坂(ざくろざか)の仇討(あだうち)』は、2004年に発表された浅田次郎の短編集『五郎治殿御始末』の中でも名作と言われている一編である。同作は、主君、井伊直弼を桜田門にて失った彦根藩士・志村金吾の物語だ。

主人公の志村金吾役に中井喜一、志村金吾の仇である佐橋十兵衛役を阿部寛、志村金吾の妻・セツ役を広末涼子、大老・井伊直弼を中村吉右衛門が演じる。

主演の中井喜一は「時代劇離れと言われる昨今、日本人が本来持っている本当のこころの文化のようなものを力一杯注ぎ込んで、お客様に何かを感じていただけるような映画にできたら良いなと思っています」と語った。阿部は「久しぶりの時代劇なので身が引き締まる思いがしています」とコメント。広末は「本当に素晴らしい脚本、監督、出演者の方々に囲まれ、女優として最高な現場を体験させていただきます」と喜びのコメントをした。

同作は、1月5日にクランクインし、クランクアップは2月、撮影は京都や滋賀で行なわれる予定だ。

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