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2014年04月13日 16:41

【レポート】イ・ミンホ、「相続者たち」KNTV放送記念記者会見〜高校生の制服もこれが最後か?〜

ドラマ「相続者たち」の超ブレイクにより、中国・台湾などアジア一帯で大人気のイ・ミンホが、3月28日、29日、パシフィコ横浜 国立大ホールでファンミーティングを開催した。イベントに先駆けて、KNTVにて2014年4月27日(日)から「相続者たち」の放送がスタートすることを記念して記者会見が行われた。会場に現われたイ・ミンホは、日本語で「みなさん、こんにちは。イ・ミンホです。お久しぶりです」と挨拶し、記者会見がスタートした。

◆主演ドラマ「相続者たち」の日本放送が決定した今の気持ちは?

イ・ミンホ:正式に日本で放映されることが決まってとても嬉しく思っています。このドラマは愛を描いたドラマですが、僕もこのドラマを通して愛についてもう一度考えるようになりました。愛とは何か、愛の関係性やあり方についても、もう一度考えました。そうしたメッセージが日本のみなさんにも伝わって、楽しんでご覧いただければと思います。そしてこのドラマが愛される作品になって欲しいです。

◆印象に残っているセリフは?

イ:ミンホ:記憶に残っているセリフは、「それにも関わらず直進」、「それでも前に進む」というセリフと、「僕は君を愛してるの?」というセリフです。(日本語で)「僕はきみが好き?」です。

◆印象的なシーンは?

イ・ミンホ:ドラマの中で僕は婚外子という役だったのですが、そんな風に心に痛い秘密を抱えている主人公が、自分からそのことを明かすというシーンがあります。そのシーンを撮影した日は、一日中手に汗を握っていて、とても緊張していました。気持ちを集中させて撮ったシーンなので、記憶に残っています。

◆同世代の共演者の多い現場で印象に残っていることは?

イ・ミンホ:今回は同世代の俳優たちがたくさんいて、もしかしたらこれほど同世代の俳優と一緒に作品を撮るというのは最後かもしれないなという、ちょっと切ない気持ちにもなりました。でも撮影中は本当に楽しくて、ファイトに溢れた現場でしたね。数人集まっただけでも現場が楽しくなって、いい思い出がたくさんできました。僕も20代後半にさしかかっているので、「この制服を、いつまた着られるかな?」と考え、もしかしたらこの作品が最後の制服になるかもしれないな、と思いました。数え年の19歳という設定だったので、ドラマが終わってから「若くなった」という言葉をよく聞きました。

◆ドラマの中の注目ポイントは?

イ・ミンホ:人は歳を重ねて、歳月が過ぎれば過ぎるほどいろんなことを考えてしまいますよね。人間が本来持っている純粋な感情を忘れがちだと思います。でもこのドラマを観れば、若いときの、若い人たちの感情というものをたくさん感じることができますので、「感情の交流」や「心の触れあい」をポイントにしてご覧いただければ、より楽しめると思います。

◆撮影現場での楽しかったエピソードは?

イ・ミンホ:とにかくセリフがとても楽しかったし、個性的なセリフばかりだったので、セリフを使ってちょっとふざけたり、イタズラをしたりしていました。特に女性の出演者の方たちに、先ほど印象的だと言った「僕が君を愛してるの?」というセリフを言ってみたり、セリフを使ってイタズラしましたね。男子が結構意地悪なことをしたので、パク・シネさんがちょっと拗ねてしまったということもありました。女の子をいじめることが好きな、20代の男子の集まりみたいな雰囲気でしたね(笑)。

◆「花より男子」と「相続者たち」で演じた高校生役の違いは?

イ・ミンホ:今回の作品のほうが気持ちが楽でした。なぜかというと、頭に強いパーマをかけずに制服を着られたということで、とても気持ちが楽でした(笑)。2つの作品を比べると「花より男子」のときのほうが、今より年上に見えるような気がします。キム・タンというキャラクターは、今まで僕が演じていたキャラクターよりも深みがあり、深い感情を持った人物で、それを演技で表現しなければいけなかったので、だんだん感情が深まっていくにつれて、演じながら「この男は真の男、男の中の男だな」と思うようになりました。なので、あまり10代という年齢にとらわれずに撮影をしていました。

◆ 「男の中の男」と感じるエピソードは?

イ・ミンホ:キム・タンは、自分が何をしたいのかを自分でわかっているキャラクターだと思います。自分の気持ち、自分の感情に忠実なキャラクターだと思います。なので、兄の人を愛する愛し方も理解できますし、キム・タンの愛し方もできるという、俳優イ・ミンホとしてはその両方がわかる時期に今来ていると思います。そして兄のウォンは人の愛し方も含めて現実的な生き方をしています。そういったところに共感できました。そして今、現実を考える時期にある僕自身がふり返ってみると、キム・タンという人の愛し方というのが、すごく良く理解ができたんです。彼の愛し方は、本当に心から人を愛する愛し方だと思いましたし、自分の好きな女性を守ることができる男性です。なので、今の自分にはない面を持っていて、素敵な姿を持っているというところから、真の男だな、男の中の男だなと思いました。

◆兄のウォンとのシーンで、面白いエピソードはありますか?

イ・ミンホ:「ヒョン」と呼びながら、僕から寄っていって抱きつくというシーンだったのですが、まるで相手が女優さんであるかのようにお兄さん(チェ・ジニョク)の腕を引っぱって抱き寄せてしまったんです(笑)。それでNGが出てしまって笑えたところがありました。

◆日韓だけでなくアジアで高い人気を得ていますが、ご自身の魅力は何だと思いますか?

イ・ミンホ:今のご質問は良く聞かれるのですが、答えにくい質問のひとつですね(笑)。どこの国でファンの方に会っても、とにかくファンのみなさんの目を見て、できるだけ触れあうようにしています。ファンのみなさんと一緒にいるととても幸せなので、その気持ちを素直に表現するようにしています。もしかしたらそういったところが気に入っていただけているのではないかと思います。最初は作品の中のキャラクターをみなさんが魅力的だと思って、そして僕自身もキャラクターを通してアピールして、みなさんに近づいていくのですが、ファンのみなさんとの関係が深まるのは、やはりこういったファンミーティングや公演の場です。お互いに真心・本心を見せあうことで、みなさんに愛していただけているのかなと思います。

◆最後に、日本のファンのみなさんへメッセージを。

イ・ミンホ:今日は9ヶ月から10ヶ月ぶりくらいの来日だと思うのですが、頻繁にファンのみなさんにお会いできなくて申し訳なく思っています。その分、今日と明日みなさんといい思い出を作りたいと思っています。そして僕は韓国に戻って映画の撮影をスタートさせます。またいい映画でみなさんにご挨拶できればと思っています。(日本語で)ありがとうございます。

イ・ミンホ ジャパンオフィシャルファンクラブ⇒ https://www.minho.jp/

『LEE MIN HO ENCORE CONCERT 2014 My Everything IN JAPAN』

スカパー! スカチャン0にて4月26日(土)午後10:00~11:00 先行独占放送

KNTVにて5月15日(木)午後11:15~深夜0:55 80分拡大放送

ドラマ『相続者たち』

KNTVにて4月27日(日)放送スタート

(c)KNTV /(c)IMX

(Text:Kiyori Matsumoto)

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