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2014年11月30日 10:00

【独占ライブレポート】BOYFRIEND、韓国での初単独コンサート 「2014 Boyfriend, the first chapter in Seoul "Bewitch"」を開催!

愛らしい少年のイメージで2011å¹´5月に韓国でデビューし、今は成熟し強烈なオムファタール(Homme Fatale)な魅力を放つ6人組グループの BOYFRIEND 。彼らの韓国での初単独コンサート「2014 Boyfriend, the first chapter in Seoul “Bewitch” 」が11月23日、韓国ソウルにて開催された。

今までBOYFRIENDは日本、台湾、中国、タイ、米国、プエルトリコなど数多くの海外単独公演で大成功を収め、韓国でのコンサートへの期待を極大化させてきた。そして韓国内ファンたちの絶え間ないラブコールに支えられ、ついに韓国での初単独コンサート「2014 Boyfriend, the first chapter in Seoul “Bewitch” 」を開催することになった。

かわいいナムチンドル(彼氏ドル)から荒い狼少年に至るまで、デビューから今までさまざまな魅力を魅せてきた彼ら。4年もの時間を屈せずそばで見守ってくれたファンのための、感動の、最初の舞台だ。

オリンピック公園オリンピックホールには、そんな記念すべき感動のステージを自身の目に焼き付けようと、たくさんのファンが集まった。日本よりは少し寒い気温だったが会場の中は熱気に包まれていた。スタートを今か今かと待ちわびるファンのざわめきが響く中、暗転した会場にオープニングムービーが流れると、割れんばかりの歓声が会場を包み込んだ。

スタートを飾る1曲目は今年10月に韓国でリリースし、活動中の「WITCH」。BOYFRIENDが初めて韓国の音楽番組で1位を獲得した、記念すべき曲だ。赤い大きな布を使った幻想的なパフォーマンスとリズミカルなメロディで一気に会場中をその世界観に惹きつけた。続けて、「I YAH」「OBSESSION」と韓国での人気曲を続けて披露し、成熟したBOYFRIENDの顔を存分に魅せ、会場中を沸かせた。

「僕達も会場の皆さんも、本当に待ちに待ったステージです」とドンヒョンが伝えると、ファンは大きな歓声で同調した。「皆さんがたくさん期待して来てくださった分だけ、僕達特別なステージをお見せできるように頑張りますね!」というジョンミンの言葉の通り、この日披露した1曲1曲が、とても力強く心のこもったステージだった。他のメンバーもそれぞれが本当にこのステージを待ちわびていたこと、そして大きな喜びを伝えた。

続く「Don't Touch My Girl」「Love Style」では、今度はBOYFRIENDのかわいい魅力を惜しみなく披露。POPなメロディと可愛らしいダンスで会場を魅了した。大きな掛け声が会場中に響き渡り、一体化する会場。既に韓国での彼らのステージに感動し、涙をこらえるファンもいた。

続いては待望のソロコーナー。今回のコンサートではメンバー全員がソロステージを披露。トップバッターのドンヒョンは、演劇のようなステージ演出と共に自作曲「Give me the Light」を歌い上げ、続くヨンミンは、緊張した面持ちで登場し、自身初のオリジナル曲である「TIME」を披露。甘く切ないラブソングを一言一言、丁寧に、噛みしめるように歌い上げた。クァンミン&ミヌは日本の幕張メッセでも披露した楽しいダンス曲、「Don't stop」を韓国語で披露。日本語の歌詞を、韓国ファンに届けるために、自分たちで韓国語に訳したのだと言う。ジョンミンは「一度コンサートのステージで歌いたいと思っていたんです」と言い、「Mother」を披露。切ない歌詞を際立たせるジョンミンの歌声に、感動を抑えきれず涙を流すファンもいた。スクリーンにはBOYFRIENDメンバーの幼い頃の写真が映し出され、曲の最後には当日会場に来ていたジョンミンの母親の姿が写り、ステージ上のジョンミンは手でハートマークを作った。会場中が感動に包まれた。ラストのヒョンソンは、「Turn Up The Music」を激しいダンスと共に披露し、しんみりした空気の会場が一転、歓声は最高潮に盛り上がった。

続いてはイベントステージ。ガールズグループの曲をヨンミン、クァンミン、ミヌのTEAM YBと、ドンヒョン、ジョンミン、ヒョンソンのTEAM OBに別れて披露。完璧にガールズグループになりきって踊る姿に会場は笑いながら、手拍子で声援を送った。

インタビューVTRを挟むと黒を基調とした衣装にチェンジしたメンバーが再びステージに登場し、「You've moved on」を歌い上げる。MCタイムでは、「WITCH」で音楽番組1位を獲得したことを改めてファンに報告し、「皆さんありがとうございます。これまで海外での活動が多かったので、とても心配でした」とドンヒョンが心境を語った。

MCの後は「ALARM」と「Just Friends」を、客席に下りて行き、キャンディを配りながら、ファンとの近い距離を存分に楽しみながら披露した。

コンサートもあっという間に終盤に差し掛かり、「すごく感じることが多いです。6人で一緒に活動をし始めて4年間。この4年間は本当に皆さんのおかげです(ドンヒョン)」「今後もずっと歌を続けていきたいです(ヨンミン)」「こうやって舞台に立てることについて本当に感謝しています。もっと一生懸命やらないとと思ってます。僕達1年半くらい空白期間がありましたよね。そのときもすごく舞台に立ちたかったんです(ジョンミン)」とファンへの感謝の気持ちを伝える。

クァンミンが「その間、皆さんにすごく会いたかったんです。でも会う方法がわかりませんでした。」と言い涙を流すと、他のメンバーもこらえ切れなくなりうつむいた。そのまま披露された「Go Back」では、ファンがサプライズで「I'll be there,BOYFRIEND」というスローガンを掲げた。ドンヒョンは涙で声をつまらせて歌えなくなり、その姿に多くのファンが一緒に涙を流した。

そんな会場の空気を一気に明るく変えるように、「I'll Be There」のイントロが流れ、大きな掛け声で会場は一体化した。続けて最高に盛り上がる、「Party Plane」「SuperHero」を披露し、ファンと近い距離で雰囲気を大いに楽しんだ。

そしてラストステージでは「Janus」。韓国での彼らの活動を待つ間、ファンたちが何度も何度も、聴いたであろう曲だ。待っていてくれてありがとう、という気持ちを込めて、力強いステージを披露した。

アンコールでは「ON&ON」「Boyfriend」「Good night」の3曲を披露。これまでBOYFRIENDがファンと共に歩んできた4年間の軌跡を詰め込んだとも言うべきコンサートの最後を締めくくった。

(Text : Kyuyon Kim)

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