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2014年12月06日 13:45

【ライブレポート】C-CLOWN、半年ぶりの来日公演「C-CLOWN LIVE in JAPAN ~ Let's love!!!」を開催!

C-CLOWNが約半年ぶりに日本単独公演のために来日し、東京・ラフォーレミュージアム六本木で2公演を開催した。

C-CLOWNは2012年7月に韓国でデビューした6人組で、メンバーはロム、シウ、レイ、カンジュン、TK、マルの6人。グループ名の「C-CLOWN」は「CROWN(王冠) CLOWN(ピエロ)」の略で「ピエロである6人が、最高の音楽とパフォーマンスで歌謡界の王冠をかぶりたい」という意味をこめている。6人それぞれが違った個性を持っており、振付や構成を自分たちで考えることもある彼らのパフォーマンスには、感性豊かなC-CLOWNだけの色がある。

日本デビューをしていないにもかかわらず人気の彼ら。そのステージを観ようと日本だけでなく、韓国や台湾など各国のファンが駆けつけ、会場を埋め尽くした。

アップテンポのヒップホップ曲「Justice」でライブがスタートすると、会場のテンションは一気にヒートアップ。グリーンの放射状ライトが後方からメンバーをまぶしく照らした。続いて披露された「Go Away」は自分たちで構成や振り付けを考えたと言う。シャムロックという動きを繰り返す振り付けと、哀愁を感じさせるメロディーラインにより会場中が同じ空気感に包まれる。その雰囲気のまま、バラード曲「In the car」を歌い上げ、さらに観客を惹きつけた。

6人それぞれが日本語で自己紹介をすると、スペシャルステージへ。一つ目のスペシャルステージはロム、マル、シウの3人でダンスパフォーマンス。バレエをやっていたこともあるという末っ子のマルを中心に、スタイルヒップホップを披露した。

レイ、カンジュン、TKの3人が再びステージに合流し、「Young Love」「Destiny」の2曲を続けて披露。前方のファンとハイタッチをしたりと触れ合いながら楽しんだ。そこへ、韓国でデジタルシングルとしてリリースされ、日本のライブでは初披露となる「言ってくれ」のイントロが流れると会場はさらにテンションアップ! R&B調のメロディーにスイング感とシンセサイザーの音が癖になる曲だ。

続いてMCを招いての企画コーナーに突入。抽選で選ばれたファンが、ステージ上でメンバーからプロポーズを受けるというスペシャル企画!照れながらバラを手渡すシウ、マル。大胆にバックハグをして耳元でプロポーズをささやくロム、レイ。わざとらしくサプライズを仕掛けるカンジュン。そして会場の歓声が圧倒的に大きかったのは、「僕を好きですか?もっと大きな声で!」というドラマのセリフのような寸劇から大胆なハグに持ち込んだTK。優勝チームということでTKのプロポーズを受けたファンはメンバーたちとのチェキがプレゼントされ、他のファンには「Justice」の衣装が贈られた。

興奮の冷めやまない会場。ショートムービーのような動画を挟み、メンバー全員がハットを着用して登場。3rdアルバムのタイトル曲である、「Shaking Heart」を披露した。ハットを使った振り付けが独特で、佗しさを感じさせるボーカルの歌声と、会話調のラップがバランスよく世界観を作る。続いて雰囲気を変え、スローテンポの優しい曲「good night」「COLD」「TO.CROWN」を甘く歌い上げると、あっという間に最後の曲へ。今年7月にリリースした4thミニアルバムのタイトル曲「Let’s Love」のイントロがかかると歓声が響き渡る。ポップなメロディに、パワフルなボーカルとラップ。会場中が大きな掛け声で声援を送る。

「本当に楽しくて時間があっという間に過ぎちゃいました。今日本当に楽しかったです。今日のステージも僕達にとってもとてもいい思い出になると思います。(ロム)」と挨拶をし、メンバー全員で大きくお辞儀。メンバーがはけるとすぐに会場からはアンコールの声が湧き上がり、再びステージの戻ったメンバーは彼らのデビュー曲である「SOLO」を披露した。最後の最後に、C-CLOWNとC-CLOWNのファンとのこれまでの軌跡を振り返るように披露された彼らのデビュー曲に、大きな掛け声で声援を送り熱狂した。

「本当に最後の挨拶です。僕達いつも韓国にいますが、日本のファンのこともいつも考えています。本当です。そして僕達また新しいアルバムの準備をしています。もうすぐ発表になると思うので楽しみにしていて下さい。(ロム)」「以上、C-CLOWNでした!」と挨拶をし、全員で客席に向かって深く頭を下げ、ステージを去った。

(text:Kim Kyuyon / photo:Kiyori Matsumoto)

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