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2015年02月04日 13:36

【レポート】チェ・ジニョク(2)「好きな日本の女優は、映画『恋する・ヴァンパイヤ』(4/17公開)で共演した桐谷美玲さん」

3月からKNTVで放送がスタートするドラマ『傲慢と偏見』のダイジェスト映像が流れた後、チェ・ジニョクは「つい先日まで撮影していたのにこうして映像で見ると不思議な感じがします。正義感の強い仁川(インチョン)の地方検事たちの物語です。ストーリーで難しいところもありますが、たくさんの方に見ていただけると嬉しいです。僕の役は、日本のドラマ『ヒーロー』の木村拓哉さんみたいな役です」と解説。司会者が「木村拓哉さんみたいな役なんですね」とうなずき、会場が拍手に包まれると、「無理に拍手しているでしょう?」といたずらっぽい笑顔を見せた。

入隊前最後の作品として『傲慢と偏見』を選んだ理由について、「作品としてとてもよかったし、流行りのロマンチックコメディではないですが魅力的な検事の役だったので選びました。キム・ジンミン監督は、好きな人にはわざと意地悪するような、いわゆるツンデレタイプの方で、俳優から恐れられていますが僕とは相性が合いました。演技がヘタな人にはとても厳しい方ですが、僕にはとてもよくしてくれました」と語り、同ドラマで共演した先輩俳優チェ・ミンスについて、「日本の俳優で言うと堤真一さんのような方で、似ているところが多いと思います。言葉で表現するのは難しいですが、一緒に演技をしていて初めて味わう感覚がありました。ともかく素晴らしい方です」と絶賛し、「素晴らしい先輩方の演技に接し、僕も演技で他の人には負けたくないという気持ちがいっそう強くなりました」と、演技に対する情熱を語った。

また、昨年末『2014年MBC演技大賞』において、ドラマ『傲慢と偏見』で特別企画部門の優秀演技賞を受賞したことについて、「2013年の『九家の書』で新人賞を逃してしまい、とてもがっかりしました。賞にはそれほど大きな意味はないと考えるようになってはいましたが、正式にこのような賞をいただくのは初めてだったので、とても光栄で嬉しかったです」と受賞の喜びを語り、ファンからは「おめでとう!」の大歓声と大きな拍手が上がった。

4月に、彼が出演している日本映画『恋する・ヴァンパイヤ』が公開する。「吸血鬼を題材とした映画です。面白味が半減してしまうので、この場で詳しいお話をすることはできません。この映画が変わっている点は、日本、台湾、香港、韓国の俳優が参加していること、コンピューターグラフィックが使われていることです。『九家の書』の現代版みたいだなと思っています」と語った。

次はファンからの質問タイムがスタート。途中からチェ・ジニョクが客席に下り、直接ファンが彼に質問するという嬉しいサプライズが!悲鳴を上げるファンが続出する中、「ファンからもらったプレゼントはどう処理?保管してある?」とのストレートな質問に、「自分の家に全部、保管してあります」ときっぱりと回答。「自身がセクシーだと思う時は?」という質問には、「RAIN(ピ)がダンスをしているのを見てセクシーだと思ったが、男がセクシーというのは正直、よく分からない。でも女性がセクシーな時はよく分かります」とにっこり。「韓国旅行のお勧めスポットは?」という若い女性ファンからの質問に、「EXOが好きで韓国に?それともSUPERJUNIORかな?」と茶目っけあふれるツッコミをしながらも、「漢江(ハンガン)という川があります。ジョギングや音楽を聴きながらウォーキングできます。僕はつらい時、漢江に行って頭を冷やしたりしていました」と丁寧に回答。好きな女性のタイプについては、「愛敬があってやせていなくて、僕と性格が合う人」とし、年上の女性でも大丈夫か?との質問に、「年齢は気にしません。最近は童顔の人も多いので、上下で10歳くらいまで大丈夫」と回答し、会場のファンを喜ばせた。

「軍入隊前、ご両親と過ごす時間を持ってほしい」というファンからの要望に、チェ・ジニョクは「僕も入隊後、残される両親のことを考えるととても気がかりです。親しい友人に、息子代わりになって両親によくしてほしいと頼んでおきました」と親孝行な息子の姿を見せ、会場は温かな雰囲気に包まれた。「一番大切な物は?」という質問には、「誰にとっても同じだと思いますが、家族です。他の何とも変えることのできない、大切な物です」と答えた。また、好きな日本の女優について質問されると「急に聞かれても・・・」と戸惑った後、「あ、桐谷美玲さんです!」と映画『恋する・ヴァンパイヤ』で共演する桐谷美玲の名を慌てて挙げ、会場を沸かせた。質問タイムの間中、腰をかがめ相手の目をじっと見つめながらファン1人1人の質問に答える誠実な姿が印象的だった。

ゲームコーナーでは、会場を2つに分けてチェ・ジニョクとジャンケン勝負が繰り広げられた。二者択一方式で「チェ・ジニョクの今日の気分に合う人」を選ぶゲームでは、「髪の毛は?長い人!」「ブーツは?履いている人!」といった条件を満たした11名がステージに並び、彼への愛の言葉を叫ぶ対決が行われた。

再びステージに登場すると、「愛のバカ(サランエパボ)」(原曲「世界中の誰よりきっと」)を熱唱。会場のファンはペンライトを振りながら歌声に酔いしれた。「次の曲は最後の歌です。皆さんの前で2年間歌えなくなるので、日本語で一緒に歌ってください」とファンに語りかけ、「そうみたいだね(クロンガバヨ)」(原曲「TSUNAMI」)を熱唱。ファンは一緒に歌いながら、チェ・ジニョクと最後に過ごす幸せな時間をかみしめた。

「楽しんでいただけましたか。ファンミーティングが終わってしまうと思うと、軍に入隊するという実感が湧いてきます。軍服務を終え、早く作品やファンミーティングで皆さんにお会いできる日が来ることを願っています。映画『神の一手』などの作品を見ながら、待っていてくださればいいですね。皆さん健康でいてください。僕は2年で熟成し、もっとよい演技で皆さんにお目にかかることができるよう頑張ります」と日本のファンに入隊前最後となる挨拶をし、名残惜しそうにしながらも爽やかな笑顔でステージを後にした。2年後、軍服務を終えたチェ・ジニョクがますます成熟した姿で活躍する姿に大いに期待したい。

(text:AkaneTanaka)

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