【レポート】SHINee念願の、初の単独「東京ドーム」公演開催！2日間で10万人を魅了！「SHINeeがこのステージに立っています！」

3月15日、東京ドームを埋め尽くす5万人の瞳が涙でキラキラ輝いていた。涙の向こうに見えるステージの5人の姿は陽炎のようにゆらゆらと、幻影のように映っていたかもしれない。涙が溢れるのは、メンバーが泣いているからではない。彼らが笑っているからだ。彼らが会場をぐるりと見回しながら、この空間、この時間、ここに集まったファン、ここまで一緒に走り続けた仲間を、愛おしく見つめるから、その姿に嬉しくて泣けるのだ。

2011年の日本デビューから4年の時間が流れた。メンバー全員がずっと夢見てきた東京ドームのステージに、今こうして立っている。テミンが「やっぱりドームはすごく広いですね」と感激を言葉にすると、キーが「広いだけではありません。デビューから僕たちがずっと目標にしてきました。ここにいる5人はホンモノです！SHINeeがこのステージに立っています！」と、興奮を抑えきれない様子。メンバーも口々に「やったー！」と喜びを爆発させた。

SHINeeが4年間憧れ続けた会場、東京ドーム。日本活動している多くの韓国アーティストが大きな目標として、「いつか東京ドームでライブをすること！」と掲げている。この夢を実現させることがどれほど大変なことかは、実際東京ドームで単独ライブを経験したアーティストがごく限られた数であることからもわかる。

そして遂にSHINeeが東京ドームにやってきた！　日本オリジナル3rdアルバム「I’m Your Boy」（オリコンウィークリーチャート1位）を携え、昨年3度目の全国ツアー「SHINee WORLD 2014～I’m Your Boy～」（2014å¹´9月～12月／20ヶ所30公演／20万人動員）を敢行してきたSHINee。そのツアーのスペシャルヴァージョンとして、初の東京ドーム単独公演「SHINee WORLD 2014～I‘m Your Boy～ Special Edition in TOKYO DOME」を、2015å¹´3月14日（土）と15日（日）の2日間開催し、約10万人の観客を魅了した。

「日本デビューから4年間の集大成を見せるステージにしたい」（オンユ）、「SHINeeの魅力を感じさせなきゃね」（ジョンヒョン）と、ワクワクして早る気持ちを言葉で伝える。

この日のライブ構成は、ダンスパフォーマンス、バラード、ソロステージ、盛り上がるパーティーチューン、そして3月11日にリリースしたばかりの新曲「Your Number」の披露、再びパワフルにダンス！と緩急織り交ぜて、現時点のSHINeeの集大成として、アンコールまで、全32曲。

5人を乗せた円形のステージが回転しながらせりあがっていく。右手の人差し指を高く掲げ、「東京ドーム！！」と叫ぶと、「Are you ready？」の合図でライブは幕を開けた。
SHINeeの真骨頂はダンスパフォーマンス！「Everybody」で力強くスタートし、オープニングから休まず激しいパフォーマンスを披露して、会場を一気に自分たちのペースへ巻き込んでいく。

「Replay-君は僕のeverything-」は韓国と日本両方のデビュー曲という、彼らにとっても特別な１曲であると紹介し、デビュー当時の映像が現在のメンバーとシンクロし、時間を遡った感覚と成長を演出。

続くバラードのブロックは「1000年、ずっとそばにいて...」から始まり、今回の東京ドーム公演のために用意されたリストバンド型ライトが、メロディに合わせてグリーン、イエロー、ホワイト、ブルー…と色を変え、ステージと客席が光の演出を一緒に作り上げている一体感が観客を高揚させた。

（⇒もっと読む）

（text:Kiyori Matsumoto）

【レポート】SHINee念願の、初の単独「東京ドーム」公演開催！2日間で10万人を魅了！
【レポート】SHINee、東京ドーム公演②　ファンのサプライズの感涙。「この瞬間を忘れちゃダメだよ！」

© 2024 KpopStarz. All rights reserved. Do not reproduce without permission.