T-ARA ウンジョン、ドラマ『5本の指』降板　事務所「通知受けてない」制作側とすれ違い

T-ARAのウンジョンが、SBSドラマ『5本の指』を降板することが明らかになった。しかし、ドラマの制作側は降板の理由を明確にしない一方、ウンジョンの事務所側は、降板の事実を報道によって知って、事前通知を受けていないとしており、制作側とウンジョンの事務所側ですれ違いが鮮明となっている。

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同ドラマの制作側は22日、長時間の議論の末、諸事情によりウンジョンの降板を確定したと明らかにした。制作側によると、21日午後に、同ドラマの主役ホン・ダミを演じるウンジョンの出演の可否について緊急の会議を行い、出演者を交代することで決まったという。後任者は現在議論中で、近日中に発表するとしている。

一方、ウンジョンの所属事務所であるコアコンテンツメディア側は、降板に関しては、SBSから通知を受けておらず、報道によって知ったとして、降板はウンジョン本人の意思によるものではないと明かした。

ウンジョンは、同ドラマでは、ジホ（チュ・ジフン演）、インハ（イ・チャンウク演）の異母兄弟と三角関係になるピアニスト、ホン・ダミを演じる。すでに制作発表会にも参加しており、ホン・ダミが登場する第5話は23、24日に初撮影が予定されていた。

ウンジョンの降板理由として最も大きいとされているのは、先月末に脱退した元T-ARAのメンバー・ファヨンに関連して発生したT-ARA騒動の影響だ。既に騒動が発生してから約1カ月近くが経とうとしているが、依然としてT-ARAのメンバーが出演するTV番組やドラマなどにかなりのクレームがある状況。ドラマの制作側はウンジョンの降板に関するはっきりとした理由を依然として明らかにしていないが、主演俳優の突然の降板だけに「諸事情により」という説明だけでは視聴者を納得させるのは難しい。

一方、韓国内の報道によると、ウンジョンの代役には、KBS2『ガクシタル』に出演中のチン・セヨンが候補として上がっているという。

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