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2018年05月30日 18:10

【レポート】Samuel「1st Japan Showcase」開催!「ステージはいつもプロとして立っている。幼い部分を見せない。でもステージから降りると幼いです」

昨年、韓国「プロデュース101 シーズン2」に出演し、多くの話題と注目を浴び、日本でも今年2月にデビューした若干16歳のSamuelの「1st Japan Showcase」が5月18日の大阪に続き、20日に東京・山野ホールにて行われた。

会場を埋め尽くした客席からピンク色のペンライトが光る中、Samuelの映像が流れ・・・映像が消えたと同時にステージに登場!沸き起こる歓声に応えるかのようにダンサー4人を従えて、1曲目の「SIXTEEN-Japanese Ver.-」を披露した。

歌い終わってすぐに日本語で話しはじめたSamuelは、「アイタッ!アイタッカタデス!」と緊張のためか少しギコチなく挨拶すると、笑顔で「東京のみなさん!今日は楽しく遊びましょうね!」と語りかけた。

さっそくMCを交えてのトークコーナーが始まり、「大阪でのshowcaseを一昨日終わり、昨日はどう過ごしましたか?」の質問に、「ドン・キホーテに行きました。それから気軽に着る洋服を買いました!」と16才らしい返答。

続いて、「プライベートなSamuelの24時間」を円グラフで表すことに。何も書かれていない円に、休日の1日を紹介する企画。すると、いきなり起床時刻がpm4:00と書き、会場から驚きの声があがる。
「スケジュールのない日は17時間も寝るんです、夕方に起きて、朝ごはんを食べ、そのあとゲームをして」と円グラフを使って丁寧に説明。夜9時からはお母さんとデート。一緒に映画を見るらしい。
「あ、たまに僕がずっと寝ていたら、お母さんが『私がつまらないでしょ』って怒るんですよ。だから僕もお母さんに言うんです。『お母さんが僕の夢の中に出てこないからつまらない』って(笑)」。この発言に場内あちこちから「かわいいー!」の声が響いた。

トークのあとは再びライブパフォーマンス、「Just a while」「Clap your hands」の2曲を披露。さっきまでお母さんのことを照れながら話していたSamuelとは別人のような大人っぽいcoolな表情でパフォーマンスを見せた。

ステージでは今年2月に開催し、約1000人のファンが集結した日本デビュー記念フリーイベントの様子など、密着映像が流れ、VTRの後は第二部がスタート!

突然、Samuelが客席後方の扉から衣装を変えて登場すると、席を立ちあがり、後方を振り返った観客からキャー!の大歓声!客席の通路を満面の笑顔でゆっくりと隅々まで見渡すように手を振りながら、ハイタッチもときおりしながら、ステージに楽しそうに進んでいく。

第二部は「チャレンジSamuel」と題し、芸能界の荒波を超えるために、歌、Danceと演技に挑戦し、正解しなければ罰ゲームありというコーナーが始まった。

1つ目のお題はダンス&ソング。客席から抽選で3人のファンがステージに登壇。Samuelが初めて見る(聴く)日本の曲をインカムから曲を聴きモニターでダンスを見て、歌とダンスを一瞬でコピーして、3人に当ててもらうというルール。1曲目は、すぐに特徴のあるポーズをしながら、同じく特徴ある歌の部分を口ずさむSamuelに、3人の回答者もすぐ答えることが出来た。答えはAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」。

2曲目も、すぐに特徴をつかんだSamuelはダンスをコピーすると、客席からも回答が聞こえるほど。三代目J Soul Brothersの「R・Y・U・S・E・I」。そして3曲目もすぐ口ずさんだそのメロディーに客席も感嘆の声が。AKB48の「ヘビーローテンション」!完璧に3曲ともコピーしたSamuelに客席からは大きな拍手!

2つ目のお題は演技。いろいろなシチュエーションで発する「あ」のひと言を、演技力で表現する。1問目の演技は「そうか、そういうことか、と納得したときの「あ」」。Samuelは少し考えてペットボトルをつかみ、ペットボトルの底を見たり底から飲もうとしたりしながら、逆さにし、キャップを外しペットボトルの飲み口から飲む、初めてペットボトルの飲み方に気づいたときの「あ~」に客席からは大歓声と拍手!センスの光る演技だった。

2問目の演技は「ズボンのチャックが開いてると女子に指摘された時の「あ」」。この問題に「こんなことは実際ありました」とSamuel。寝坊して学校に遅刻しそうな時、あわててズボンをはいて学校に走って行くことがあったといい、客席からも笑い声が。

3問目は「ふと空を見上げ綺麗な星空に気づいたときの「あ」」。スクリーンに映し出された星空にSamuelが重なり、まるでそのままドラマのワンシーンのように星空をみあげて「あ~」。彼のピュアな演技に客席からは感嘆の溜息。

後半の曲へ続く前に、Samuelは「ステージはいつもプロとして立っている。幼い部分を見せない。でもステージから降りると幼いです」と自身について話した。そしてSamuelの投げキッスに歓声があがったところで、4曲目の「Winter Night」。ステージセンターの階段を降りで客席真ん中の通路をゆっくりハイタッチをしながら歌い歩く。ステージに戻りながら、ステージの階段に腰かけて優しく客席に語るように歌いかけるたびに、目線の近さに観客のドキドキが伝わってくる。

5曲目の「Never Let U Down」を表情豊かに歌うと、いよいよ最後の時間に。Samuelはここの挨拶は日本語で話したくて、伝えたい言葉を一生懸命覚えてきた。一言一言思い出しながら、丁寧に、言葉を発するSamuelを観客が暖かく見守る。なかなか思い出せない日本語を思い出しながら客席に向かって話すSamuelに、努力する姿や誠実さを見ることが出来た。

「今日は日本ではじめてのショーケースでした。たくさんの人が来てくれて本当に幸せ。皆さんも幸せですか?これからも僕のことずっと応援してくれますか?(客席からは大きな「ネー!」と拍手)みんな約束だよ!」

本編最後は「Candy-Japanese Ver.-」で締めくくると、アンコールで再びステージに呼び戻され、「0NE」を披露。歌い終わると笑顔で、「またあいましょう!アンニョン!!あいしてる!」と名残惜しそうに手を振りながらゆっくりステージを後にした。

ステージの上のSamuelは、16歳という年齢を忘れるほど、プロフェッショナルなパフォーマンスで観客を魅了した。今後の日本活動と彼の成長に期待が高まる。

(text:KpopStarz)

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