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2018年08月03日 13:44

【レポート】UNB、待望の「UNB JAPAN 1st CONCERT」開催(2)「遠く離れているけど日本で応援してください。ありがとう!」「皆さんは僕の愛」

長袖の白シャツに黒のスリムパンツを合わせたシックな衣装に着替えたUNBのメンバーらが再び登場。ジュンは、デビュー前に韓国で開催されたファンミーティングでキジュンのズボンが破れてしまった時のエピソードを暴露しつつ「実は僕も経験がある。僕はみかんが大嫌いなんだ」と、ズボンが破れてオレンジ色の下着が見えてしまったことを告白し、会場は爆笑の渦に。キジュンは「実は「BLACK HEART」の時、ちょっとズボンが裂けてしまったけれど、そのまま頑張って踊り続けました」と明らかにし、成長ぶりを見せつけた。

次の曲はデウォンが作詞作曲を担当した「After the rain」。「愛する人が去った悲しさを雨音に例えて表現した曲です。日本映画『いま、会いにゆきます』を見て作りました」とデウォンが紹介し、椅子に座ったジ・ハンソルも一緒に9人全員でステージを披露。美しいメロディーと「雨が降った後も僕の前に君がいますように」という切ない歌詞が観客の心を揺さぶった。歌い終わった後、コンサート会場に打ちつける大きな雨音に気付いたメンバーらは「今、本当に雨が降っています!」「すごい!」「神様が曲を聴いて、すごくいい曲だから感動して降らせてくれたのかも」と大興奮。思いがけない奇跡のような出来事にコンサート会場は温かい感動に包まれた。続いてデウォンが作詞作曲を担当した「믿어줘(信じて) (Rebooting)」のステージが披露され、会場のファンはペンライトを振って呼応しエールを送った。

『The Unit』とUNBのヒストリーを描いた映像が流れた後、1stアルバムのもう1つのタイトル曲「ONLY ONE」のステージがスタート。ファンへの感謝の気持ちが込められた心に響く歌詞と美しいメロディーが溶け合った叙情的なステージに観客は酔いしれ、ライブの盛り上がりは最高潮に。

「次で最後の曲になります」「えーっ!」という観客の反応にジュンは「皆さんもお分かりだと思いますが、ライブは流れというものがあるんですよ」と茶目っ気溢れるコメントをし、観客も思わず爆笑。

明るい笑顔で1人ずつ今日の公演の感想を述べていくUNBのメンバーら。
マルコ「男、マルコです。コンサートに来てくれてどうもありがとうございます。これからも皆さんとこうやって会えると嬉しいです」
ジ・ハンソル「皆さん会うたびにどんどん綺麗になっていきますね。これは習ったコメントです(笑)。東京での公演はこの夜公演が最後となりますが、最後までお楽しみください」
FEELDOG「今日は楽しかったですか?僕たちUNBも皆さんのおかげで力をいっぱいもらって充電して、明日大阪に行きます」「僕らはUNME(UNBのファンの呼称)のことを考えながら活動を頑張ります。遠く離れているけど日本で応援してください。ありがとう!」
ホジョン「今日は皆さんととても素敵な思い出ができたと思います。今日は本当に楽しかったです。これからもたくさん皆さんとこのような機会が持てるといいと思います。愛してる!」
ジュン「楽しかったですね。素敵な思い出ができました。僕は明日(ドラマの撮影のため)韓国に戻りますが、コンサートでもらった良い気を持って頑張ります」
「ミンス、頑張ってね」と、ドラマの役柄名で声を掛けるメンバーに「今の俺は、UNBのジュンだよ」とクールに答えるジュン。
さらにジュンは「いつも皆さんが、僕たちの健康やいろいろなことを心配してくれて申し訳なく思っています。僕たちはスケジュールが終われば休憩になるけど、皆さんは終わったら家に帰らなければならない。僕たちに会うために長い時間ずっと待っていましたよね。大変じゃないですか」「だから、僕たちの健康よりあなたたちの健康を気にしてください」「いつも「大丈夫なの?」「体調はどうなの?」と声を掛けてくれるけれど、僕たちは本当に大丈夫だから。皆さんが応援してくれて、愛してくれるから、僕たちは全然大丈夫です。元気だから心配しないでください」とファンへ温かい思いやりの言葉を掛けた。


ウィジン「皆さんは僕たちの健康を気にかけてくれますが、僕たちは皆さん1人1人の健康に責任を持つことはできません。でも、皆さんの心だけは傷つかないように、最後まで一生懸命頑張ります」「愛してるよ!」
チャン「皆さんと一緒にいい時間を過ごして本当に嬉しいです。皆さんは僕の愛だ」「また会いたいです」
デウォン「皆さんの力をもらって嬉しいです。浮気したらつかまえにいくぞ!」
キジュン「皆さんのおかげで僕たちステージに立つことができます。これからもよろしくお願いします」

最後のステージのため白いリボンを取り出したメンバーらはお互いにネクタイを結び合いながら「会社いってきます」「メシはどうする?」「すき焼きがいい」と言い合うなど、新婚夫婦のようなやり取りをしてみせ、笑いを誘う。
「盛り上がっていきましょう!」
『The Unit』のセルフプロデュースステージ対決の思い出の曲Zeddの「Stay」が流れ、白いリボンと赤い眼帯を用いた幻想的なステージがスタート。Vixxの「Chained up」を融合させた、セクシーで魅惑的なパフォーマンスでコンサートはエンディングを迎え、会場全体は心地よい一体感に包まれた。

アンコールでは『The Unit』の思い出の曲メドレーを披露。お揃いの黒のTシャツに着替えたメンバーらが登場し、「My Turn」「Question」「You're Mine」「All Day」をキレのある見事なパフォーマンスで披露し、日本初のコンサートの東京公演を締めくくった。
会場のファンとの記念撮影後、ジュンが自身の携帯でメンバー1人1人と会場の動画を撮影。9人のメンバーで手を繋ぎ、満面の笑顔で日本のファンに別れの挨拶をした。

コンサート会場から出ると雨は止み、先程の激しい雨音は本当であったのか、不思議な気分に包まれた。
4月末の「JAPAN 1st FAN MEETINGツアー」から約2カ月余りで日本初となる「UNB JAPAN 1st CONCERT」を開催し、日本のファンに再び感動を与えてくれたUNB。思わず笑顔になる楽しいトークと共に、さらに研ぎ澄まされたステージに魅了されたひとときであった。成長を続けるUNBの今後の活躍に期待し、心からエールを送りたい。

(text:Akane Tanaka)

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