ニュース
2018年09月01日 19:13

【レポート】A.C.E、「A.C.E LAND in JAPAN」東京&大阪公演開催!「今、この場所に一緒にいてくれたファンの皆さんに感謝」

今話題の実力派5人組韓国ボーイズグループA.C.E。2017年5月にデビューしたA.C.Eは韓国の人気オーディション番組にも出演、その優れた歌唱力とダンスパフォーマンスの実力により人気を集めている。

今年3月には日本初公演「A.C.E JAPAN Showcase Fan-con ~SWEET FANTASY~」を東京で開催。チャンはオーディション番組から誕生したユニットグループのメンバーとしても活動を繰り広げ、6月にはチャン以外のジュン、ドンフン、ワウ、キム・ビョングァンの4人のメンバーでリパッケージアルバム『A.C.E Adventures In Wonderland』を発売し、タイトル曲「Take Me Higher」で精力的にカムバック活動を繰り広げた。

今回、チャンを含む5人のメンバー全員で8月9日に東京のZepp Tokyoで、11日に大阪のZepp Nambaで「A.C.E LAND in JAPAN」を開催したA.C.E。9日に開催された東京公演昼の部の熱いステージの模様をお届けする。

オープニング映像が流れ、半ズボンに白のワイシャツ、ネクタイを締めたジュン、ドンフン、ワウ、キム・ビョングァンの4人が登場しデビュー曲「CACTUS」のステージがスタート。息の合ったダンスパフォーマンスに会場のファンは歓声を上げ、1曲目から会場はヒートアップ。

ケガのため今回のコンサートではパフォーマンスの曲に参加できないチャンはMCとしてステージに登場し、5人全員揃って「こんにちは、Set! to be a hero A.C.E! A.C.Eです!」と元気よく挨拶。練習してきた日本語で1人ずつ挨拶するたび、会場から拍手が沸き上がる。

チャン「僕は今日のステージのMCチャンです!」「A.C.Eのメインボーカル、可愛い末っ子チャンです」
キム・ビョングァン「皆さんお久しぶりです。僕はメインパフォーマンスのキム・ビョングァンです。楽しむ準備、できてますか?」
ドンフン「皆さんこんにちは。僕はメインボーカルのドンフンです」
ジュン「僕はリーダーのジュンです。準備オーケーですか?今日、楽しんで遊びましょう!」
ワウ「メインパフォーマンス、ワウです。皆さん本当に会いたかったです」

Zepp Tokyoのステージに立った感想についてキム・ビョングァンは「信じられません」。ジュンは「幸せです。本当に来てよかったなと思います。何カ月か前からZeppに来ますとお知らせしましたが、皆さん待っていてくれて本当にありがとうございます」とニッコリ。チャンは「僕たちがZeppのステージに立てるなんて、本当に夢のようです。今、本当に客席がいっぱいで2階席までたくさんの方が来ていただいていますが、本当にどうもありがとうございます!」と嬉しそうに笑顔を見せる。
「MCなのにこんなにイケメンでいいの?」とメンバーにからかわれたチャンは照れながら「僕は日本語上手じゃないので、MCは難しい!」と愛嬌たっぷりに叫び、衣装チェンジするメンバーらに続いて退出。

続いて暗闇の中、黒の衣装にチェンジしたメンバーらが登場し、「Callin'」の華やかなステージを披露した後、ユニットステージへ。ワウとジュンが『A.C.E Adventures In Wonderland』収録曲である「Black And Blue」の魅惑的なパフォーマンスを初披露すると、カジュアルなシャツとジーンズに着替えたドンフンとキム・ビョングァンは同アルバムの収録曲である「DESSERT」の明るく軽快なステージを披露し、会場を盛り上げた。

「今、お兄さんたちのステージを見たら体がムズムズしてきました」とMCチャンが登場。「チャンは、ステージで披露したい技を我慢しています」とジュン。
「次の曲は「Take Me Higher」です。僕も一緒にやりたい!」と曲の紹介をし、チャンは退出。カジュアルなシャツに着替えた4人のメンバーらは夏にピッタリな「Take Me Higher」のステージを披露し、軽快な歌とパフォーマンスに観客も爽やかな気分に。「水ください!」と一息入れた後、Justin Bieber の「Sorry」、元WONDER GIRLSソンミの「Gasina」など、ハイレベルなカバーダンスを連続して披露し、観客の心を奪った。

続く「イントロ・ドン!」コーナーでは、曲を聴いて曲名を当てる問題が3問、曲名を当て歌とダンスも披露する問題が3問出題され、優勝したメンバーが罰ゲームを決めることに。我先にとマイクを奪い合い曲名を答えていくメンバーら。SEVENTEENの「Pretty U」、Super Juniorの「SORRY, SORRY」、SHINeeの「Sherlock」、EXOの「CALL ME BABY」、BTSの「Blood Sweat & Tears」、Red Velvetの「Dumb Dumb」などが出題され、1位は2問正解したキム・ビョングァンとなったが、末っ子チャンに1位を譲り、チャンが罰ゲームを決定。罰ゲームとしてドンフンが愛嬌、キム・ビョングァンは歌、ワウはセクシーダンス、ジュンはラップを披露し、観客からは大きな歓声と拍手が送られた。

「Zeppでしか見られない特別なステージを用意しました」
日本で大ヒット中のDA PUMP の「U.S.A.」のダンスカバーを4人のメンバーでノリノリで披露し会場を沸かせた後、チャン、ドンフン、ワウの3人でKの「Only Human」をしっとりと歌い上げ、観客を魅了。続いて黒の衣装に着替えたキム・ビョングァンとジュンがSHINeeのテミンの「さよならひとり」のダンスカバーを披露し、情熱的な激しいダンスで視線を引き付けた。

路上パフォーマンスの映像が流れた後、4人のメンバーらでゾンビパフォーマンスの魅惑的なステージを披露。登場したチャンは「ゾンビを自分で踊らずに見ているととてもカッコいいですね。やる時ですか?やる時は大変です。やっている時は本当にゾンビになっている気分です」とゼスチャーを交えながらニッコリ。

「今、僕たちは最後に向かって突き進んでいます。もう実は1曲しか残っていません」
爽やかな笑顔を見せながら1人ずつ今日の公演の感想を述べていくA.C.Eのメンバーら。
チャン「日本語で書いてきました。皆さん、お体に気を付けて。今度はもっとカッコいい姿をお見せしたいと思います。A.C.Eの公演に来てくださり本当にありがとうございます。今日はとても楽しかったです」
ジュン「僕も書いてきました。今回のZeppツアーで「Take Me Higher」の活動を締めくくる気がします。僕らにはこのステージがとても大事で、今、この場所に一緒にいてくれたファンの皆さんにもう一度感謝いたします。愛してるよ!」
キム・ビョングァン「僕は見ないで言ってみます。今日、どうでしたか。楽しかったですか?もう最後の曲です。残念。さびしい」
ワウ「日本語で翻訳したら意味が変わってしまいました。韓国語と日本語で言います」「CHOICE(A.C.Eのファン)の皆さんと一緒にいると、ここは植物園のようです。草(풀)がたくさんあります。Wonderful(원더풀)、Beautiful(뷰티풀)、ああ、まぶしい」
ドンフン「今日は皆さんのおかげで本当に幸せでした。このようないいステージに立てるということはとても光栄なことだと思っています」

メンバーは一旦退出し、ファンへの感謝の気持ちが綴られた直筆の手紙の映像が流れた後、ラストを飾るバラード曲「5TAR」のステージがスタート。5人の美しいハーモニーが響き渡る中、会場は心地よい一体感に包まれ、コンサートはエンディングを迎えた。

アンコールでは、「Take Me Higher」を全員で披露。メンバーらと一緒のステージにずっと立ちたかったというチャンも歌のみ参加し、5人揃ったステージにファンは熱狂。続いて米津玄師の「Lemon」を美しくも切なく歌い上げ、ファンの胸を熱くした。
さらにEXOの「Ko Ko Bop」「Monster」、BTSの「I NEED U」のダンスメドレーを連続で披露したメンバー4人。「楽しいですか?今日は家に帰さないつもりです。水をもらいますね」と一息ついた後、BIGBANGの「BANG BANG BANG」、GD X TAEYANGの「GOOD BOY」のキレのあるダンスカバーステージを披露。アンコール最後は、チャンを含む5人全員でBLACKPINKの「PLAYING WITH FIRE」を熱唱、会場のファンと同じ青のペンライトを振りながら、満面の笑顔で東京公演昼の部を締めくくった。

「皆さん、全部終わりました!」
「最後にご挨拶します。ありがとうございました!」
一列に並んだA.C.Eのメンバーらは手を繋ぎ、深々とお辞儀をして日本のファンとの別れを惜しみながらステージを後にした。公演後にはハイタッチ会が行われ、ファン一人一人と挨拶を交わしたA.C.Eのメンバーら。さらに成長を続けるA.C.Eの今後の活躍に期待したい。

(text:Akane Tanaka)

© 2024 KpopStarz. All rights reserved. Do not reproduce without permission.

Tags
A.C.E