【撮り下ろし＆独占インタビュー】14U ルハ編「カッコよく見せたいって頑張ってた時もあったけど、今は、頭からつま先まで、僕の全部を見てほしい」

韓国で3枚目のシングル「羅針盤（N.E.W.S）」でカムバックした14Uは、連日音楽番組でシックな姿を披露している。KpopStarzは、多忙な14Uの来日期間中に個別インタビュー＆フォトセッション＆アンケートを行った。

【14U個別インタビュー ルハ編】

◆アイドルをめざそうと思ったのはいつですか？どうしてアイドルを目指そうと思ったのですか？

ルハ：僕はもともと歌手になるのが夢で、歌の練習をしていたんです。その頃は、ダンスと歌は別々のものと思っていたんですけど、中学生の時、BIGBANGのテヤン先輩（SOL）を見て、アイドルって簡単になれるものじゃないんだなって思いました。今ももちろん、そう思ってます。周りから見たら、アイドルって簡単な職業に思われるかもしれないけど、その考えをくつがえすマルチプレイヤーになりたいんです。

◆目標にしているアーティストは？

ルハ：たくさんいます。BIGBANGのテヤン先輩、ZICO先輩、マイケル・ジャクソン・・・

◆自分で曲を作る先輩を見て、ルハさんも曲作りに興味を持っていますか？

ルハ：はい！エンジニアリングにも興味があります。

◆今、曲作り、していますか？

ルハ：こういう曲を作りましたよ！って言えるレベルの曲にはなっていないんですけど、メンバーの間で、ちょっとビートを作ってあげたりしています。

◆いつか曲を発表してくださいね！

ルハ：はい！頑張ります。

◆14Uになるまでに、オーディションはたくさん受けましたか？

ルハ：はい。オーディションをたくさんたくさん受けました。大手から小さい事務所まで、いろんな事務所のオーディションを受けました。

◆途中で心が折れそうになる時はありませんでしたか？

ルハ：それはもう、たくさんありました。日本語で言う「イジメ」も受けたりして、ご飯も食べさせてもらえなかったりとか、、、それでも心は折れませんでした。うまくできない自分自身に対して、悔しい時もあって心が折れそうになったこともあるけど、周りからの攻撃で心が折れそうになるのはちょっと違うと思うし、そんなことでは折れませんでした。でもイジメを受けた経験はトラウマとして残っていますね。

◆その後14Uにキャスティングされるまでに、どのような流れがあったのですか？

ルハ：僕にとって、これが最後のチャンスかもしれない、と思って、最後に受けたのが今の事務所なんです。そこで受かったことを本当に感謝しています。

◆自分自身の性格を自己分析するとどのような性格ですか？

ルハ：考えてることが多くて、行動に出るまでが慎重です。ちょっと心配症です。

◆心配性？ステージの姿を見てると、意外に感じます。

ルハ：ステージとはギャップがあるかもしれませんね。ステージで、たくさんのファンを前にするとテンションがあがります！でも、ひとりでいると、いろいろ考えて心配してしまいます。

◆他の人には絶対負けない、自分が一番自信を持っているところは？

ルハ：声。声がキレイだと思います。ボーカルトレーニングを受けて、もっともっと追求して、勉強しています。

◆「ルハ」という名前は芸名ですよね。どのように決まったんですか？

ルハ：ウンジェがつけてくれました。

◆え！そうなんですか！？

ルハ：自分の本名はダメだと思って、だけど、ちゃんと名前を決めて提出するまでに、時間が30分しかなくて！！(笑)　どうしようどうしよう！ってなって、その時はまだケータイを持っていたので、なんかいい名前ないかな？って検索したりして大慌てで、メンバーみんなからもいろいろなアイディアを出してもらって、その中でめっちゃキレイな名前が「ルハ」です。ウンジェが出してくれた名前です。

◆会社が芸名をつけるのかと思ってました。

マネージャー：14Uは自分たちで好きな名前を決めています。

◆デビューして成長したな、と思うところは？

ルハ：デビューした時は、自分の成長とかはまだわからなかったけれど、今回の日本活動の前から、少しずつ僕の考えが変わってきました。

◆どんな風に？

ルハ：志（こころざし）が変化して、それまでの自分は、心配性だったから、不安が多かったけど、今はポジティブな考えを持つようになりました。以前は、ファンのみなさんに自分がどういう風に見られるかが心配だったけど、今は、僕自身をそのまま見せよう！と考えるようになりました。カッコよく見せたいって頑張ってた時もあったけど、今は、頭からつま先まで、僕の全身を見てもらって、それで嫌われてもそれは仕方ないと思うし、不安な気持ちがなくなりました。

◆そんな風に考え方が変わるきっかけがあったのですか？

ルハ：うーん・・・ある時、瞬間ですね。事務所の代表やマネージャーと会話する中だったり、ボーカルトレーナーの先生がスキルだけでなく心のケアもして下さって、考え方がポジティブになり、成長できたと思います。

◆なりたいボーカルスタイルは？

ルハ：今までなりたかったのは、ウンジェみたいなハスキーボイスだったんですけど、今は自分が持ってる声をもっと大事にして、キレイな声で歌うボーカリストになりたいと思います。SUPER JUNIORのリョウク先輩。ミュージカルにも興味があります。

◆自分の目指しているアーティスト像を100パーセントとした時、現時点では何パーセントくらいまで到達していますか？

ルハ：5パーセント！

◆自分に厳しい評価ですね。

ルハ：僕は自分自身に厳しい人になりたい。

◆なにが足りてないと思いますか？

ルハ：僕の努力がまだ足りないし、捨てられないクセがまだあります。

◆歌う時のクセですか？

ルハ：歌も踊りも、です。アイドルとしてまだまだ足りないところがたくさんありますし、人としても努力しないといけないところがまだたくさんあります。

◆その厳しさは心配性だからかな。

ルハ：そうかもしれません。自分に厳しいから、いつでも大丈夫かな？って心配になります。この殻を破って、もっと自由になりたいです！

（text&photo:Kiyori Matsumoto）

【14Uアンケート　ルハ編】

1．ルハ
2．イ・ギョンフン
「慶事」の「慶」に「温かい」という意味の「薰」→お祝い事は多いが、最後は心が温まるように和やかに終わるであろうという意味。
3．韓国
4．やりたいことが多くて、食べることがすごく好きで。無鉄砲！
5．実業系高等学校（商業高等学校や工業高等学校）
6．M.C the MAX「少しだけさよなら」（オリジナルはX Japan 「Tears」）
7．少しずつ人気が出てきていると思うので、これからだと！
8．実用音楽スクール
9．明洞のカフェ。日本人に会って不思議な気分だった。
10．デビュー周年。これから14Uの年齢になると思うので、特別なものになりました。
11．
12．マイケル・ジャクソン、BIGBANG、Super Junior、パク・ヒョシン、キム・ボムス、パク・ジニョン・・・キム・ヨヌ、などなど。
13．時と場合によるけれども、a.?
14．友達から恋人になれるとは思うけれども、長い時間をかけて初めて可能になると思います。
15．ケガではないですが、コンサートの前日にお腹が痛くて病院に行ったら入院・・・
16．睡眠・・・時々、飛行機で映画。
17．『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『ビリギャル』
18．『ビリギャル』諦めない不屈の意志がカッコいいと思う。
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』悲しい縁だけれども、短い出会いでも愛するというそんな姿がいじらしく愛らしい。
『太陽の末裔』の女優キム・ジウォンさん
19．コンビニの食べ物・・・？
カレーうどん、どんぶり、トンカツ、ざるそば、カレー、ラーメン、メロンパン、玉子蒸しパン。全部・・・

(translation:Akane Tanaka)

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