【会見レポ】ユナクが1年10カ月ぶりに復帰　超新星の第2章の幕が開けた！

韓国出身の人気ダンスヴォーカグループ「超新星」が14日、横浜アリーナでリーダー・ユナク除隊後初のファンミーティング「2013 CHOSHINSEI FAN MEETING “THANK YOU”」を開催した。このファンミーティングは、7月24日に除隊したリーダー・ユナクの復帰を心待ちにしていた「MILKY WAY（超新星のファン）」のために急きょ開催が決定されたにも関わらず、チケットは即完売。立ち見席も販売され、日本全国47の映画館でライブビューイングとして同時中継されるほどだった。

ユナクは、2011å¹´10月16日にさいたまスーパーアリーナで行われた「CHOSHINSEI FAM MEETING 2011 “FOR YOU”」で1万7000人のファンと過ごしたのを後に、1å¹´9カ月の兵役に就いた。そして、今年7月24日に除隊し、その直後には、韓国で「LOTTE DFS 超新星 ファンミーティング “The Return of Star Story”」に参加し、ユナク不在の超新星を守り、5人のメンバーを支えてきたファンから温かい「おかえり」の大歓迎を受けた。

このユナク復帰記念のファンミーティングに先駆け、横浜アリーナでの公演前に囲み取材が行われた。多くの取材陣が歓迎する中登場したモノトーンのスーツ姿の超新星のメンバー達。ユナクが「みなさん、こんにちは。僕たちは・・・」と言うと、メンバー全員で「超新星です！」と言い、再びユナクが「よろしくお願いします！」と言って6人が笑顔でポーズをとり、取材が始まった。

リポーター：ユナクさん、どうですか？久しぶりの日本はいかがですか？
ユナク：そうですね、すごく生きてるっていう感じで、日本食いっぱい食べたんですよ。つけ麺とか、カレーとか、ウナギとか、いっぱい食べて、本当、幸せです。
リポーター：幸せですか？
ユナク：幸せです。

リポーター：今日は大勢のファンのみなさんに会えますね。
ユナク：そうですね。久しぶりにアリーナでのファンミでメンバー6人揃ってこういうイベントができて、すごく嬉しいです。

リポーター：日本語は忘れませんでしたか？
ユナク：あの、ちょっと忘れました（笑）
ゴニル：（ユナクくんは、日本語を）勉強中です、はい。

リポーター：他の5人のメンバーはお兄さん（ユナク）が帰ってきてどうですか？グァンスくん。
グァンス：いやぁ、すごく嬉しいし、日本のファンのみなさんに負けないくらい超新星のメンバーもリーダーのことを待っていたので、今日のファンミーティングも楽しんで盛り上がって行きたいと思います。

リポーター：ソンジェくんはどうでしょうか？
ソンジェ：僕もすごく嬉しいです。MILKY WAYのみなさんの負けないくらい（嬉しいです）。

リポーター：ソンモくんは？
ソンモ：MILKY WAYと僕たちは2年間待ってたので、幸せだし、やっぱりリーダーが戻ってきたから、もっとパワフルな超新星になると思うので、それも注目してください。

リポーター：ジヒョクくんはどうですか？
ジヒョク：はい！僕も本当に幸せです。守ってくれたファンのみなさんに感謝します。

リポーター：ゴニルくん
ゴニル：やっぱり僕もメンバーが言った通り、嬉しいのですが、今ちょっと（ユナクくんは）ジゴクが多いので・・・
ユナク：ジゴクじゃないよぉ、遅刻だよぉ（笑）
ゴニル：遅刻が多いので・・・
リポーター：あれ？軍隊に行く前にも遅刻癖がありましたよね？（笑）
ジヒョク：その時はヤバかったんです（笑）
ゴニル：前は、10回中遅刻が7回だとしたら、最近は5回くらい？ちょっと治りました（笑）
ユナク：みんな、これ5回です。5回ですよ！ちゃんと時間、守ってるから。
リポーター：自慢げに言っているけれど、遅刻はまずいですよね。
ユナク：いやぁ、いやぁ、（軍隊を）出たばかりなのにこういうイメージ・・・ 時間、ちゃんと守って、ちゃんとやっています。はい！

リポーター：日本での活動、これから、いろいろ予定はありますね。
ユナク：そうですね、これからファンミもあるし、「WINNER」のプロモーションもあるし、また9月には全国ツアーもあるし、あと、10月、11月にもガンガン、日本での活動が入ってますので、みなさん、是非よろしくお願いします。

リポーター：でも、大変ではなかったですか？ユナクくん、軍隊を出てすぐにこの活動に入るというのは。
ユナク：そうですね、あの・・・ 事務所から言われると、「あっ、ちょっと休ませてください」と言えたかもしれないのですけれども、除隊式の時車で（除隊後）初めてメンバーに会った時、グァンスくんが「今日から仕事だよぉ」と言って、それで他のメンバー4人も「頑張って、10月くらいに休もう」と言うから。メンバーに弱いから・・・ じゃぁ、頑張ろう、って・・・

リポーター：（ユナクが）いない間に発売された曲だとか、ダンスだったり、歌だったり、挨拶の仕方も変わってたりとか。
ユナク：そうですね、正直自分の中では、すごい、こうなんて言うか、あのぉ・・・「ちょっと、ダンス曲出さないで。」っていう、自分なりの思いがあったんですよね。でも、いっぱいダンス曲を出したので、振付（を覚えるの）がちょっと大変ですね。
リポーター：練習、いっぱいしてきましたか？
ユナク：ホテルでも、鏡を見ながら（練習を）やっているし、歌詞も覚えて、今までメンバー（5人が）やってきたライブを見ながら練習をしています。

リポーター：少し、除隊（した）時より痩せました？
ユナク：苦労してます。（苦笑）

リポーター：メンバーから見て、どうですか？ユナクさんの覚え方は早い？練習風景を見てますか？
グァンス：フォーメーション替えが、多分、一番難しいと思うんで・・・ 振り付けは簡単に覚えられるんですけど。ただ、5人だったフォーメーションを6人バージョンに変えるので、それでちょっと間違えたりしているんですけど、でも、今日のステージのファンのみなさんにバッチリ見せることを楽しみにしています。メンバーとして。

リポーター：ツアーもすごいスケジュールですよね？
ユナク：そうですね、今回、何か所ですか・・・
ソンモ：11か所。
ユナク：そうですね、11か所行きます。今回（6人でのツアーは）2年ぶりだから、（6人一緒に）全国を回りたいというメンバーの気持ちもあったし、（メンバーと同じように）僕の気持ちもあって、全国のみなさんに会いに行きます。よろしくお願いします。

リポーター：あとは、メンバーで新しくファンのみなさんに発信するものはあったりしますか？
グァンス：今回、アディダスと超新星がコラボして、超新星（のメンバー）がデザインしたスニーカーが発売されるんですよ。メンバーそれぞれ一足ずつデザインしました。みなさんにぜひ、見てもらいたいです。
（メンバーそれぞれが、自身がデザインしたスニーカーを披露）

ユナク：今回、僕たちがデザインしたもので、（メンバーの）イニシャルとか入っているし、自分たちが好きな色とか。もし、彼女ができたら、彼女に買ってあげたいというカラーも選んで・・・
リポーター：女性用もあるんですよね？
ゴニル：はい、女性用は、彼女に履いてもらいたいデザインをメンバーが選んで作ったんですけど、すごく嬉しかったし、アディダスのCMモデルになりたいです（笑）
リポーター：いいですねぇ。
ユナク：コラボだけじゃなく、ね。これを履いて走ったりね。
リポーター：ということは、これは買えると言うことですよね？
ユナク：買えます！もちろんです！全国のアディダス（のショップ）に行けば、僕たちがデザインしたスニーカーがありますので、よろしくお願いします。これ（自分がデザインしたスニーカー）が一番かわいいんじゃないですか（笑）
リポーター：誰の（スニーカーが）一番かわいい・・・ 自分の（デザインしたスニーカー）かな。
メンバー全員：これ！
ユナク：（自分のデザインしたスニーカーを勧めて）やっぱり最近は環境のために緑が一番でしょう。

リポーター：他には例えば、ユナクくん、日本で何かしたいことはありますか？
ユナク：そうですね、日本のドラマに出て見たいです。
リポーター：1回出たことは・・・
ユナク：1回やったことはあるんですけど、日本語でいろんな演技をしてみたいと思います。
リポーター：楽しみに・・・
ユナク：ぜひ、させてください！頑張ります！

リポーター：（ユナクが）いない間に、メンバーの日本語がすごい上達してると思いませんか？
ユナク：だから、6人全員で、ぜひお願いします！

リポーター：入隊して、自分のここが成長したな、変わったなというところはありますか？
ユナク：やっぱり、ファンのみなさんに大事さとか、メンバーの大事さとか・・・食べ物が、大事、小さなお菓子でもすごく大事、だと思いました。

記者：除隊した時に（出迎えた）2000人を越えるファンの方たちが来ていましたが、日本は好きですか？
ユナク：日本は、一番重要な時期というか、若い時を日本で過ごしたので。留学もしたし。その時のいろいろな思い出があって、僕は本当に日本が好きです。
リポーター：「ただいま」と言う感じ？
ユナク：そうですね、第2の故郷だと思って（いて）、本当に家族みたいです。

リポーター：今日は本当に楽しみですね！
ユナク：はい、頑張ります！

リポーター：それでは（最後に）、今日の（ファンミーティングへの）意気込みと、聞かせてください。
ユナク：今日（新曲の）「WINNER」が（ステージで）初公開される日なので、全力で「WINNER」を踊りたいし、歌いたいと思うで、「WINNER」をよろしくお願いします。今日は頑張ります。

リポーター：そしてファンのみなさんに改めて、日本に帰ってきたというメッセージを。
ユナク：僕ら超新星を待っていたファンのみなさん！今回6人での超新星、新しい、NEW超新星ができましたので、みなさん、楽しみにしてください。また、今回発売された「WINNER」もよろしくお願いします。僕たち超新星は、頑張って、頑張って、頑張って、盛り上がっていきたいと思います。よろしくお願いします。

そして、リポーターの「最後はこれ（超新星のポーズ）で締めますか」との言葉に、ユナクが「以上、僕たちは！」と掛け声をかけると6人が揃って、「超新星でした！」とお決まりのポーズをして、あっと言う間の、囲み取材が終了した。

取材中ユナクはリーダーらしく、そして少し緊張しながらも、1年10カ月ぶりにステージに立てること、そして彼の帰りを待っていたMILKEY WAY達に会えることの嬉しさを噛みしめているように見えた。1年9カ月の入隊で、芸能活動とは違った、様々な人生経験をしてきたに違いないユナクは、1年10カ月前、さいたまスーパーアリーナでしばしのお別れをした時より、もっと超新星のリーダーとして、そして、5人のかわいい弟達の兄として、頼もしくなってメンバー、そしてMILKY WAYの元に帰ってきた。

また、ユナクの入隊前後は、超新星を結成して初めて、リーダーが長期にわたり不在になることの大きな不安とさみしさを抱えていた5人のメンバー達。リーダー・ユナクの不在をしっかり守っていかなければ、そして、愛するMILKY WAY達に守られながら、それぞれの個人活動をしながら、超新星として、韓国で約2年ぶりとなるカムバックを成功の内に収め、ツアーを重ねるごとにパフォーマンスはもとより、MCの進行も日本語も上達していき、それぞれが今まで以上にいろいろな意味での自信を築き上げてきた。

8月7日にリリースされた6人再始動後初のシングル『WINNER』は、オリコンデイリーチャートで2位、ウィークリーチャートでも3位を記録し、秋の全国ツアー「超新星 LIVE TOUR 2013 “Party”」が9月2日に北海道 Zepp Sapporoからスタートする。

除隊直後からハードなスケジュールをこなしているユナクだが、愛するメンバー達やMILKY WAY達と一緒に、年末まで休みなく一気に走って行くのであろう。そんな、超新星の第2幕がとても楽しみである。

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（文・写真：Melissa K.）

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