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2013年08月30日 06:51

【投稿レポ】東方神起、「a-nation」大阪で圧巻の大トリ 会場をレッドオーシャンに!

25日、大阪長居スタジアム公演2日目。思いもかけず豪雨に見舞われる中、朝から沢山のファンがつめかけ、開場を今か今かと待っていた。東方神起を大トリに迎え、TRF、倖田來未、そしてSUPER JUNIORら11組の出演が決まっていたこの日のチケットは既に完売。a-nationとしては異例だ。そんなファンの気迫が天に通じたのか、開場とともに次第に雲が晴れ、夕方には熱い日差しが差し込んだ。同時に会場の熱気もますますヒートアップしていった。

やがて陽が落ち、残すは東方神起。会場からドキドキと鼓動が聞こえてきそうな中、緊張を打ち破ってカウントダウンスタート。今まで青いライトで埋め尽くされていた会場が一気に真っ赤なレッドオーシャンへ!悲鳴にも似た絶叫の中、電飾を施した真っ白な衣装に身を包んだユンホとチャンミンが浮かび上がる。東方神起のステージは「Catch Me -If you wanna-」で幕を開けた。続いて騎士を想わすゴールドの衣装で「B.U.T(BE-AU-TY)」。さらに「Superstar」と、オープニングから立て続けのハードなダンスナンバーはツアーからの勢いそのままだ。

「こんばんは!お待たせしました!みんなのユンホです!」ユンホの言葉にどれだけのファンが撃沈したことだろう。「やっぱ、大阪の皆さん!熱いですねー!ほんま最高ー!」チャンミンからは得意な関西弁が飛び出した。

9月4日リリースの新曲「SCREAM」では、「チャンミン、怖い声で紹介して」と言うユンホ。できないと言うチャンミンに「チャンミンはできるよ~!」と突然キュートなユンホ。ついさっきまでカリスマな姿を見せていたかと思うと、MCでの「あ、うん」の呼吸でのトークはぐっと親近感が湧き、見る者の心を温かくさせる。

後半は重低音、ビートの効いた「SCREAM」で一気に突き上げ、その勢いのまま「OCEAN」からのメドレー。会場中が一つになってすっかりお祭りムードの中、ユンホとチャンミンがそれぞれ乗ったフロートがアリーナを巡り、全身全霊を込めてファンとコミュニケーション。彼らの図り知れないパワーに驚かされると同時に、さすが東方神起と思わせるシーンだ。そして、ファンの意表を突いての「Humanoids」に会場はヒートアップ。大迫力のダンスパートはツアーから新しくアレンジが加わり、目を見張る圧巻のステージだった。

いよいよラストかというとき、東方神起からのサプライズプレゼントが用意されていた。「Somebody To Love」で会場は歓喜の渦に包まれた。「今日は本当に幸せでした。東方神起の気持ち、ちゃんと伝わりましたか?」会場からの大声援に「これで十分だよ」とユンホ。全力を出し切ったユンホとチャンミンの姿が充実感に満ちていたのが記憶に残る。全10曲、約1時間のステージ。すっかり貫禄をつけた東方神起に胸が熱くなった。

この日、会場を埋めるファンの中でも目立っていた赤いタオルやTシャツ。赤は東方神起のイメージカラーだ。今年4月からスタートした5大ドームツアー「東方神起 LIVE TOUR 2013 〜TIME〜」のファイナル公演を、今月17日、18日に日産スタジアムで海外アーティストとして初めて開催。14万4000人を動員し大成功を収めたばかりの東方神起。今では押しも押されぬトップアーティストだが、東方神起のa-nationには特別な思いがある。

韓流ブームにあえて乗らず、頑なにJ-POPとして活動を始めた東方神起。日本デビュー当時の開演前の出演から始まり、真夏の太陽が降り注ぐ明るい時間に登場という年が続いた。ユンホが今年のツアーで語っていたが、いくつもの紆余曲折を乗り越え地道に活動を続けた結果の大トリだ。東方神起の成長の記録、歴史がここにあると言っても過言ではないだろう。そんな東方神起の姿にファンは会場を赤くし、精一杯応援しようとする。a-nationで見る東方神起とファンの一体感はファンならずとも引き込んでしまうという理由はここにあるのではないだろうか。

この後31日、東方神起はa-nation東京の味の素スタジアムに立つ。

■ セットリスト
M1:Catch Me -If you wanna-
M2:B.U.T(BE-AU-TY)
M3:Superstar
MC
M4:One and Only One
MC
M5:SCREAM
M6:OCEAN
M7:ウィーアー!
M8:Summer Dream
M9:Humanoids
MC
M10:Somebody To Love

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※ このライブレポートはライブ参加者による投稿レポートです。

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