【撮り下ろし＆独占インタビュー】Apeace リーダー引継ぎ対談③ 「メンバーの前では泣かないようにしよう、弟たちには同情されちゃダメなんだ」（ヨンウォン）

2016年01月04日 23:40

つづいて、ソンホさん。

ウォンシク：雰囲気メーカーでメインボーカル。ソンホがどれくらい元気かによって、その日のステージの雰囲気が変わります。

◆グループ全体の雰囲気に影響するんですね！

ヨンウォン：そうですね。

ウォンシク：そしてステージのトークでも、なんでもキャッチできるところが、センスがいいです。好きな音楽のジャンルもみんなとちょっと違っていて、ジャズとかハードロックも歌えるんです。そして次は…スンヒョク！積極的です。

◆そうなんですね。クールな印象を持っていました。

２人：はい、クールです！

ウォンシク：自分がやりたいことは、絶対やる！みたいな感じがあります。僕とヨンウォン兄さんがちょっと疲れている時があると、スンヒョクが積極的に動いてやってくれます。ステージの上でもそうです。そして、おしゃれ番町です。

ヨンウォン：うん、そのとおりです。全部先に言われちゃった（笑）。

◆最後にゴンヒさん。じゃ、ヨンウォンさんからどうぞ。

ヨンウォン：ゴンヒ…。（ウォンシクに）どんな人でしたっけ？（笑）

ウォンシク：ゴンヒは、自分の好きなジャンルがあります。僕は個人的にゴンヒの声と歌が好きなんですよ。ゴンヒは恥ずかしがり屋です。本当は出来るのに、わざと恥ずかしがり屋のふりをしているのかなぁ？と勘違いするくらいです。

ヨンウォン：僕は、ゴンヒは頭がいい人で、全部計算してやってるのかなと思います（笑）。

◆え～！？（笑）

ウォンシク：あぁ～、そうかもしれない。

ヨンウォン：だから、たまにはそれを捨てて、「本当の実力を見せてくれ！」って僕が言うことがあるんですよ。

◆実力をセーブしてるの？

ヨンウォン：そうです。本当はもっと上手いのに、セーブしてるんです。今までのライブで自分なりに作ってきたキャラだと思うんですけど、時々気になるんですよね。それで、「もっと本気を見せて！」って言うんですけど、なかなか見せてくれないんです（笑）。でもゴンヒは頭がいいし、本当にいい声を持っています。

ウォンシク：そして雰囲気メーカーです。ライブを観ているだけではちょっとわからないと思うんですけど、メンバーだけでいるときは、ソンホとゴンちゃんが一番の雰囲気メーカーで、すごくオモシロいです。

◆映画『ONCE AGAIN』のことも聞かせてください。ラスト、泣いてましたね。

ヨンウォン：監督さんに「泣ける？」と聞かれて、「はい、頑張ります！」って言って、ずーっと淋しい曲を聴いていました。ここで昔の懐かしい話をしたら100％泣ける！って思っていたんですけど、思っていたよりも涙が出すぎちゃって！（笑）もう、頭が真っ白になって、ほぼアドリブで言ったので、なにを言ったのか覚えていませんでした。映画館で初めて観たんだけど、恥ずかしかったし、僕も泣きました。自分の演技については、恥ずかしいだけです。あぁ下手くそだなって思って。僕が泣いてるのを見て、泣いてるメンバーの顔を見たら、ショックでした。

◆ショック？

ヨンウォン：僕が最年長だけど、僕が悲しかったら、弟たちも悲しくなるんだなと思って、ショックでした。当たり前のことなのかもしれないけど、そんなに影響されるんだなぁって思いました。

◆今まで、弟たちの前で、あのくらい泣いたことはなかったんですか？

ウォンシク：なかったですね。

ヨンウォン：男の涙は恥ずかしいかもしれないんですけど、なるべく泣かないようにしよう、と思いました。弟たちには同情されちゃダメなんだ、って思いました。なぜなら、お兄さんだから。でも、最後のライブが少し心配です。最後のライブで泣くとしたら、それはメンバーのためには泣かないですよ（笑）。

ウォンシク：はい、知ってます（笑）。

ヨンウォン：自分の、「あぁ～悔しい！」という気持ちです。これまで頑張ったな、という。

ウォンシク：ヨンウォン兄さんが泣くところをたくさん取材してください！（笑）

◆ウォンシクさんは、メンバーの前で泣いたことってありますか？

ヨンウォン：この人はないですよ。涙がないんです。

ウォンシク：ドラマを観て泣くことはありますけど。

ヨンウォン：僕と逆ですね。僕はドラマや映画ではいっさい泣きません。