美容整形大国、韓国で整形する外国人増加、失敗を訴える外国人も！

整形という漢字2文字から思い浮かぶ国が韓国だ。なぜ？韓国は整形大国になったのだろうか？調べて行くうちに、韓国では美容整形は、ポジティブなプラスのイメージがあるということだ。一方、日本では美容整形は、まだまだマイナスのイメージがあることも大きな要因のようだ。

日本は、昔から人間を外見で判断することはいけないことであり、人間の中身が重要だと教え込まれてきた。親からもらった体を人工的に変えてしまうということに対して、大変抵抗がある。それに比べて、お隣の国、韓国では外見を変えることは、より自分をアピールする武器になり、勉強をする努力と同じように、美しくなることは努力であり、自分を磨く努力をしている人とみなされるようだ。同じアジアの国で、そして文化も人もよく似た韓国と日本で、これだけ美容整形に関しての感じ方が違うのは大変興味深い。

また、韓国が整形大国になった理由のもう1点が、美容整形の施術費用が、日本と比べると安い点や、美容整形外科病院の敷居が高くない点、そして施術費用がお安いのにも関わらす、高度な技術が受けられるという点もあげられるようだ。その他に、韓国では美容整形を公表する芸能人も数多くいるという点、日本の芸能人も数多くの美容整形をしているはずだが、整形を公表する芸能人などは皆無である。つまり、暗いイメージのある日本の整形に対する考えとは、全く逆であることが面白い。ここまで読むと、韓国は美容整形パラダイスのようにも聞こえるが、年々需要が増す韓国の美容整形で、施術や代金をめぐるトラブルも増加しているようだ。

ここ最近、韓国の美容整形の施術を受ける外国人の約6割が中国人で、ソウルの江南区にある181カ所の医療機関では、2013年1月～ 11月に施術を受けた中国人の数が前年の2.5倍となったということだ。それだけ外国人が増えれば、言葉の問題、専門技術への理解力の欠落、施術後、やり直しを訴えるケースも多いようだ。韓国での美容整形に失敗した人向けの相談ホットラインが、上海市に開設されたらしい。

美容整形によって、前向きになった、就職ができたなどのポジティブな結果がでる場合もある。そして美容整形によって人生が変わったという事例もあり、美容整形を否定するつもりは全くない。一方、そこまで外見に拘る必要が、本当にあるのだろうか？外見に拘ってばかりいることによって、人間の本質を見失ってしまうことだけは忘れないでいて欲しいと願うばかりだ。

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