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2014年08月01日 22:17

【投稿レポ】CNBLUE 『Can’t Stop』ツアー in 台北、CNBLUEとファンが作る1年ぶりの夢の空間 「你來來來(You come here)!」(2)

台湾会場には花道が左右、中央と3本設けられている。メンバーそれぞれが移動して、ファン達のより近いところへと来てくれるのだが、これが台北スタイルなのかどうかはわからないが、花道にメンバーが出てくると前方席のファンが席を立って、花道へと駆け寄っていく。座席はガラガラになってしまうのだ。メンバーがステージに戻ると、席へと帰っていって、行ったり来たりを繰り返す。メンバー達もサービスが良く、公演ではあまり動き回らないイメージがあるジョンヒョンが、自分の前の花道だけでなく、ヨンファがメインにいる中央の花道に出て、ヨンファと一緒にセッションを行う等、釜山出身二人のファンを大いに喜ばせた。また、ヨンファは現在撮影中のtvNのドラマ『三銃士』で演じる剣士ダルヒャンを再現とばかりに、マイクを両手で持って剣を振るうポーズを取って見せたりもした。

2日間に渡って、会場に入ったファン達のための全員参加型のサプライズイベントの準備をしてくれたのは2つの私設ファンクラブの面々。曲に合わせて掲げるバナーや、うちわ等を全部の客席の椅子の上に準備してくれた。こういったグッズの代金は、このファンクラブに属しているメンバーが各自出し合ったものだという。アンコールの掛け声の説明を何人かがそれぞれ席を回って行う等していて、盛り上げよう!楽しもう!という一生懸命さ、若い彼女たちの情熱とCNBLUEを愛する人たちを自国に迎えるという暖かい気持ちが、動かしているのが伝わってくる。気持ちのいい空間となっていた。
台湾とシンガポールのファンと話をすることができたが、彼女たちの大部分は、自国で人気のある韓国ドラマが入り口。出演者のプロフィールにあるバンド名『CNBLUE』から、今に至っているのだ。

1日目のアンコールの掛け声は、私設ファンクラブメンバー発案による独自なもので、おもしろかった。
「CN-BLUE、ちゃちゃちゃちゃちゃっ」と、「てーはみんぐ ちゃちゃちゃちゃちゃっ」のテンポでメンバーに届くように会場の気持ちをひとつにして、盛り上げていくものだった。このリズムに乗った手拍子が大きくなって、アンコールとなった。最初に登場したミニョクがドラムをたたきながら「ナーナナナァ」と歌いだしてメンバーを呼び込む。メンバーが次々と加わり、曲になっていく。

アンコール曲『Love Girl』のアレンジはどんどん変化し、途中で『Friday night』のメロディラインが出てきて、ファンを喜ばせると、最近のヨンファの中での流行なのか、韓国釜山公演等でも見られた舞台そでにいるスタッフをステージに呼んでマイクを向ける。呼ばれたやや太めの男性スタッフは見事な声で『Love Girl』のサビを歌い上げ、ヨンファをびっくりさせるという場面も。
オーラスの曲は、「Love Lightです」と言いながら、お得意のご当地ソングっぽい出だしの「ラブ台北」のイントロでファン達をさらに煽り、「I say “CN” , You say “Blue”」「I say “Tai”, You say “Pei”」と会場中をひとつにして大合唱となった。

延べ2万人を動員したCNBLUEの『Can’t Stop』ツアーin台北は、大成功の裡に幕を閉じた。また来年会いましょうというヨンファの声と思いを響かせて。

「謝謝!台北」

※このレポートはKpopStarz独自の会見を反映させるものではありません

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