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2016年10月27日 02:01

【独占インタビュー】Apeaceセヒョン出演、舞台『おおばかもの ~おおばかものだけど、わるいやつらではない~』① 頑張りたい!でもいつ売れるかわからない。未来が見えなくて韓国に帰りたいって思った時期もありました。

26日に初日を迎えた、PURESMILE presents『おおばかもの ~おおばかものだけど、わるいやつらではない~』にApeaceのセヒョンが出演している。夢を持ち生きてゆく難しさと若者の希望と苦悩を描いた、おおばかもの達の青春グラフィティー。

今回、ダブル主演をつとめる泉 大智と寺坂 尚呂己、そして2度目の舞台出演となるApeaceのセヒョンの3人による対談インタビューをお届けします。
(*インタビューの中で、劇中のセリフに触れる部分があります)

◆今回の役について教えてください。

寺坂 尚呂己:永尾 完治(ながお かんじ)という役で、1度夢を諦めて安定した職に就いて生きていこうと決めた警察官の役です。

泉 大智:僕は星野 哲郎(ほしの てつろう)という熊本から役者を夢見て上京したけど、なかなかうまくいかない日々を送っている役です。

セヒョン:カン・ジュンサン役のセヒョンです。ストリートパフォーマーをやっている韓国人の役です。夢をみて日本にきて永尾や星野に出会います。性格は正しいことが好きでまっすぐで、そして気分が情緒不安定です(笑)。実はオファーがきたときに聞いたカンのイメージと、今のカンのイメージは真逆ですね。まったく変わりました。稽古場に行くたびにセリフやアクションが増えて、最後の稽古場でも足されましたね(笑)。でも自分でも好きな役で、みんな笑ってくれるので演じていて楽しいですね。

◆自分と役の似ている部分、または似ていない部分を教えてください。

寺坂:僕は生真面目で融通がきかないので、普段はそこがよくないところだと思っていましたがそれが警察官役では役に立っているのではないのかなと思いました。24歳の役で自分の年齢より4~5歳上で少し大人というかお兄さんの部分がないといけないのですが、僕はそれがまだないのでそういう部分が足りない部分だと思います。

泉:僕も優柔不断ですが、哲郎はすごく優柔不断です(笑)。年齢が同じで役者を目指しているところは同じなのでそういった部分では共感というか似ているところがあると思います。

セヒョン:夢を見て日本に来ているところは共感できます。あと僕は、カン・ジュンサンは寂しがり屋だと感じていて、自分も寂しがり屋なのでそんなところが似ていると思います。

◆セヒョンさんは寂しがり屋ですか?

寺坂:いや~、全然そんな素振りは見たことがありません(笑)。

セヒョン:現場では出さないですよ!

寺坂:優しいお兄さんです。

泉:頼れるお兄さんのイメージの方が強いです。

セヒョン:でも、寂しがり屋です

一同:あはは!!!

◆今回の役を演じる時、気をつけたことや意識したことはありますか?

泉:僕は歩き方を意識しました。いろいろな人に「独特な歩き方だね」と言われるので気をつけました。歩き方ひとつで言葉の印象や行動が変わってくるのでそこは意識しましたね。

セヒョン:観客の方は韓国のダンスパフォーマンスを知らない人や見たことがない人が多いと思うのですが、カンはパフォーマンスが下手なんです(笑)。役なのでしょうがないのですが、初めて見る人に韓国のパフォーマーがみんな下手だというイメージが作られてしまうのではないかというところをいろいろ考えさせられました。

寺坂:僕は実際に交番で話を聞いたときに「視野を広く持つことが大事」と交番の方に言われました。

セヒョン:え!交番行ってきたの?

寺坂:うん!「心得ていることは何ですか?」と聞いたら「一番大切にしていることは視野を広く持つこと。一般の人が歩いている中、一歩距離をとって自分は外にいる目で見ることが大事」と熱心に教えていただいて、そこから自分も意識を変えて世界を見るように変わりました。
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(text:Tomoko Takeuchi)

【独占インタビュー】舞台『おおばかもの ~おおばかものだけど、わるいやつらではない~』①
【独占インタビュー】舞台『おおばかもの ~おおばかものだけど、わるいやつらではない~』②
【独占インタビュー】舞台『おおばかもの ~おおばかものだけど、わるいやつらではない~』③

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