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2016年10月27日 02:06

【独占インタビュー】舞台『おおばかもの ~おおばかものだけど、わるいやつらではない~』③Apeaceのメンバーが個人活動に協力してくれる。「メンバーには感謝しかないです。その分もっと頑張ります!」

この作品は夢を追いかける話だと思いますが、いま追いかけている夢はありますか?

寺坂:身長180cmですね!

一同:あはは!

寺坂:25歳までは背が伸びるようなので、いろいろ調べて実行しています。絶対180cmになれると思っています!今しかないなと思っています。なにもやらないで未来で後悔するより、今やれることをやってダメだった方がしょうがないと思えますよね。おおばかものですよね(笑)。

泉:小さな夢でもいいですか?セヒョン君のお家に行くことですかね(笑)。前に約束していたんですが、その時は難しかったので今度こそ行きたいです。

寺坂:僕も行きたいです!

セヒョン:あはははは!僕はヨーロッパ旅行に行きたいです。陸だけでいろいろな国に行けるのが不思議なので、ヨーロッパに行ってみたいです。親友といつか行こうねと話していて、リュック1つで行きたいですね。親友がよく旅に出ていて、旅先の話を聞くと世界は広いんだなと感じますね。20代のうちには行きたいです。

◆劇中で好きなシーンや好きなセリフを教えてください。

セヒョン:みんなのセリフ1つ1つが心に響きます。僕は今回の舞台で本当に刺激を貰っています。居酒屋のシーンで「ギャンブルみたいなものでさ。やめられないんだ。いつ売れるかわからないから」、「好きなことをできるうちに自分の能力とかを考えずにやればいいじゃない」というセリフが特に好きですね。シーンも好きです。あと、「生きている時より仏壇の中の妻に対して方が優しくできるんだ」というセリフを聞いて、会えているうちに言いたいことがあれば言いたいし、後悔することはしたくない。そういう刺激を今回の作品でもらいました。

泉:屋上のシーンはいいシーンだと思います。舞台のテーマの1つが“やめないこと”で、実際役者は続けてい
るから見えるものもあると思うので、そう簡単にあきらめていいのか?という気持ちが屋上のシーンにつまっている
と思います。

セヒョン:そうですね。泣けるシーンですね。

寺坂:さっきセヒョン君も言っていましたが、家族を亡くした人がもう後悔しないように「息子の音楽毎日聞いているよ」というセリフがジーンときます。あと舞台の最後の方にカンとヒロインと僕の3人のシーンで、「下手でもなんでもいいから好きなことをやればいい」というセルフがあって、そのシーンを演じながら僕個人としても今を大切にするべきだなと感じました。

セヒョン:僕も演じながら自分と重なる部分が多いと思いました。頑張りたい、でもいつ売れるかわからない。自分も数年前は未来が見えなくて韓国に帰りたいなって思っていた時期もありました。でも夢を諦めきれないという気持ちを今回の舞台で改めて思い出し、考えさせられましたね。

◆今回の舞台出演についてApeaceのメンバーからはなにか言われましたか?

セヒョン:応援してくれています。芝居の稽古がはいると僕だけApeaceの練習にあとから参加することもあって、やっぱりそういうことは迷惑だと思うんです。1度やったことをみんなは繰り返しやらなきゃいけないし、僕が振付を覚えるまで待たせる時もあります。でもメンバーは僕がお芝居をやりたいことを知っているので、なにも言わずに付き合ってくれます。だからメンバーには感謝しかないです。その分もっと頑張りたいと思います。

◆いよいよ明日初日です。今の気持ちを教えてください。

寺坂:すごく緊張はしているのですが、いままでいろいろな舞台をやってきた中でも自分の中できちんと役ができあがっていると思うので、積み重ねたものを発揮したいと思います。

泉:僕はすごく楽しみですね。早くお客さんの前で演技をしたいですね。いい舞台だったなとお客さんに感じてもらえたら嬉しいですね。

セヒョン:キャストみんな忙しい中頑張って練習してきたので、初日から千秋楽までケガなどなくみんなで頑張っていきたいと思います。ぜひ観に来てください!

◆では最後にメッセージをお願いします。

寺坂:この舞台を観てくれる人たちが、自分の夢を見つけるあとおしになったら嬉しいです。役者たちの“今をもっと生きるぞ”という気持ちがお客さんにも伝わって、観に来てくれた人が同じように生きることに前向きな気持ちになってくれたらいいですね。

泉:この作品は笑えるところも感動するところもいっぱいあるので、見ていてお客さんの感情が動いて何かを感じてもらえたら僕たち役者たちも演じていて良かったなと思うので、ぜひみなさん観に来てください。

セヒョン:いつもApeaceで音楽をやっているんですが、お芝居も好きになって役者としても頑張っているので役者としてのセヒョンも応援してもらえたら嬉しいです。ほんとうにいい作品なので観に来てください。

(text:Tomoko Takeuchi)

舞台『おおばかもの〜おおばかものだけど、わるいやつらではない〜』
【日程】2016年10月26日(水)~30日(日)≪全8ステージ≫
10月26日(水)19時〜
10月27日(木)19時〜
10月28日(金)14時〜/19時〜
10月29日(土)13時〜/18時〜
10月30日(日)12時〜/16時〜

~あらすじ~
ある演劇の舞台上、意気揚々とダンスをする若者7人。しかし彼らの顔には仮面が付けられ、スポットライトは当てられていなかった・・・
熊本から俳優を夢見て上京した星野哲郎は役者仲間と愚痴をこぼしながら居酒屋に通う毎日。
哲郎の周りで巻き起こるリアルな事件の数々、理想現実が渦巻く中で若者たちの思いが交錯していく・・・
夢を持ち生きてゆく難しさと若者の希望と苦悩を描いた、おおばかもの達の青春グラフィティー。

【演出】 笠原哲平(TEAM-ODAC/Soymilk Co.)
【脚本】 ゆうき(Soymilk Co.)
【出演】 泉大智、寺坂尚呂己、山内鈴蘭(SKE48)、小林亜実、森田桐矢、オ・セヒョン(Apeace)、敦貴 (α-X’s)、前田亜美、八坂沙織、梅田綾乃(AKB48)、小西啓太(TEAM-ODAC)、中谷智昭

(text:Tomoko Takeuchi)

【独占インタビュー】舞台『おおばかもの ~おおばかものだけど、わるいやつらではない~』①
【独占インタビュー】舞台『おおばかもの ~おおばかものだけど、わるいやつらではない~』②
【独占インタビュー】舞台『おおばかもの ~おおばかものだけど、わるいやつらではない~』③ 

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