【投稿レポ】東方神起「SHILLA FAN FESTIVAL」ファンとひとつに!
2013年10月16日 23:35
13日午後、ソウルは秋とは名ばかりの陽気で暖かかった。そんな中、COEXは朝から大勢の人が詰めかけひときわ熱気が高まっていた。
東方神起の日本のファンを対象に「2013 THE SHILLA DUTY FREE FAN FESTIVAL with TVXQ!」が開催された。これは、東方神起がキャラクターを務める新羅免税店のイベントで、昨年に続き2回目となる。
同イベントは韓国で開催、その上募集人数約2000人という狭き門にも関わらず、イベントの発表当初より注目を集めていた。今ではファンクラブ会員数25万人を超えるという日本のファンにとって、韓国のイベントは東方神起の近くで会えるということが魅力だ。
そんな幸運のチケットを手にしたファンの歓声に包まれて、イベントは「Why?(Keep Your Head Down)」で幕を開けた。黒のスーツに身を包み現れたユンホとチャンミンは、期待通りスタイリッシュで、シャープなダンスはやはりカリスマ。会場のテンションは一気に最高潮となった。
最初の挨拶は韓国ということで、まず韓国語で続いて日本語で「こんにちは!東方神起です!」と始めた2人。ユンホは日本語は久しぶりで少し不安ということだったが、一生懸命日本語を話してくれる姿もファンにとってはドキドキして嬉しい。続いて、チャンミンが挨拶すると、MCが「かわいいですね!目がキラキラして!目をパチパチさせてもらえませんか?」とリクエスト。すると照れながらもパチパチするチャンミンに会場からはキャー!という歓声が上がった。
興奮冷めやらぬ中、早速ゲームがスタート。ファンと一緒に楽しめるものをと準備されたのは「スピードクイズ」で、出題された言葉のヒントをファンが伝えて、ユンホとチャンミンが1分間にどれだけ当てられるかというもの。抽選で選ばれたファンがステージに上がり、2チームに分かれて白熱の戦い!?負けたチャンミンはブラックチャンミンに変身!「がっかりしました!説明下手!」との発言に、MCが「緊張したのよね?」とフォロー。すかさず「そんな言い訳するんじゃないです!」というやり取りに会場は笑いに包まれた。
この他、ファンへのプレゼントとして、新羅免税店の広告撮影で実際に着用した衣装や高級腕時計の抽選が行われた。衣装が当たって「フリーザーバッグに入れてずっと保存します」と言うファン。腕時計のプレゼントが伝えられたとき反応は静かだったが、箱に2人のサインが入っていると見せられた瞬間興奮の渦になるファンの様子に熱い気持ちが伝わってきた。
ファンイベント恒例の質問コーナーは、ユンホとチャンミンの普段の様子や心に秘めている思いなどが聞けることが魅力だ。「今年12月末で韓国でデビューして10年。練習生のころから合わせると12年くらい一緒にいます」という2人に、MCが「夫婦のようなものですね」と言うと会場からはヒューヒューという声。それに対して「家族のような感じです」とはにかみながら「見ただけで相手の気持ちが分かるというような」という答えに、これまでのユンホとチャンミンの歩みにふと想いを馳せた。
1つ印象に残っていることがある。相手に気に入らないことがあれば言えるか言えないかという質問。ユンホは「昔は言ったけれど、僕も年をとって(笑)人にはそれぞれの感情を感じるスピードがあって、気持ちが楽になるまで待っています。その間に僕も言いたいことを整理して言います。気持ちや言い方も大事だと思います」。チャンミンも「昔は言葉で言うと気まずくなることもあったが、今は相手の気持ちを聞けるようになった。そのような会話が自然にできるようになった」と答える様子を見て、お互い良い関係を築いてきたのだなと感じた。
質問コーナーの後半は歌をテーマにしたトークだった。最初の質問は「日本のファンとの思いがたくさんある曲は?」というもの。ユンホは「パボ(バカみたい)」(Unforgettable)を選んだ。「韓国で単独ライブ「Catch Me」をしたとき日本のファンもたくさん来て頂いて、“いつもそばにいるよ”という文字を掲げて頂き、逆に皆さんからプレゼントを受けた気がした。この曲を聴くといつも思い出します」と語った。チャンミンは「In Our Time」を選び、「今年のツアー『TIME』のエンディングテーマのような曲で、ファンと一緒に歌った。日本の皆さんとの良い思い出が増えた気がして強く心に残っています」と話した。
この時、「In Our Time」が流れると誰からともなく自然にラララと口ずさむ声が・・・。気が付くと会場中がひとつになって歌っていた。ユンホとチャンミンは「東方神起のステージはファンの皆さんと一緒に作るところが一番だと思う。皆さんが大きな力になって素晴らしいステージができたと思う。これからもこのようなステージを続けたい」と応えた。
一方、「辛いとき、癒されたいときに聴く曲は?」という質問で、ユンホはキム・テウの「クムル クダ(夢を見る)」を選んだ。「この曲を聴くとまだまだがんばらないとと思う」とし、「最近たくさん聴いている」と答えた。チャンミンは「映画『冷静と情熱のあいだ』のOSTにある「History」」とし、「リラックスしたいときにお酒を飲みながらや半身浴をしながらよく聴く。いつかこんな美しいラブストーリーがしたい」と語った。
最後の挨拶で、ユンホが「韓国で10周年になり、これからも新しい東方神起の色でもっとがんばりたい」と語ると、チャンミンは「遠いところまで来て頂いてありがとうございます・・・気を付けて“帰って下さい!」と茶目っ気たっぷり。会場も笑顔でいっぱいになった。
締めくくりのステージは「JOURNEY」と「Catch Me」。「JOURNEY」ではユンホとチャンミンが会場内を一周するというサプライズ。締めくくりは東方神起の醍醐味「Catch Me」で魅せ、会場の熱気はいつまでも続いた。
■ セットリスト
Live 1:Why?(Keep Your Head Down)
Live 2:How are you
Live 3:Before U Go
Live 4:JOURNEY
Live 5:Catch Me
(写真:SMエンターテイメント)
※ このイベントレポートはイベント参加者による投稿レポートです。
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