Aileeのヌード写真流出事件、米で訴状を提出へ　元交際相手はYMCの発表と異なる発言

2013年11月15日 00:58

Aileeの所属会社であるYMCエンターテイメント（以下、YMC）は、今回の写真流出事件に関し、法的措置を取るのが最適であると判断し、訴状を提出することを決定した。

12日、YMCの関係者は「まず、最初の流布者を明らかにするために本格的な段階に着手した。アメリカで弁護士を選任したが、現在のところ具体的な計画を明らかにすることはできない。なぜならば、写真のすべての送信元が海外にあり、韓国からの調査が難しいからだ」と語った。

ソウル地方警察庁の外事部門は、「外事部門の調査が常に外国人に関するすべての事案に反映されるわけではない。助けを得るためにアメリカの法執行機関や大使館と連携を続けていく」とコメント。さらに「しかし、Aileeの場合それだけでは適切な調査を期待するのは難しいと思われるので、アメリカで弁護士を任命し、元交際相手とallkpop（写真を公開した韓流関連サイト）の協力があれば早期解決は可能かもしれない」と述べた。

13日午後、Aileeが写真を渡したとされる元交際相手のダニエル・リー氏と思われる人物のインタビューが韓国の芸能情報番組『SBSテレビ芸能』の中で放送された。その取材の中で、「Aileeがヌード写真を渡したのか？」と聞かれると、「初めて聞くことだ。あんな事件があったことも知らなかった。初めて聞いた話だ」と回答。YMCの公式見解との相違に波紋が予想される。

これに先立って、韓国のゴシップ系メディアDispatchは、Aileeのヌード写真を持っていると言って連絡してきたAileeの元恋人だと名乗る男性との通話内容を公開している。

そのことについても、『SBSテレビ芸能』のインタビュアーは男性に質問。すると、「最初、うち（allkpop）に手紙が来た。私にEメールが届いたこともあったから、こんな風にできるのかなと（写真を売ることができるのか）と思いながら、ただ純粋に聞いてみただけ。他の意図は何もなかった。私が写真を流したのではない」と述べた。さらにAileeとは、事件のあと直接話をしていないと語り、「すまないという言葉しか言いようがない。こんな風に誤解が生じたし、申し訳ないという言葉しかない」と語った。

リー氏に「写真を渡した」と発表したYMC側と、「知らない」というリー氏だが、今回の事件の真相を明らかにするためには双方が必要だ。

一方、「Heaven」の日本語版をリリースし、日本でプロモーション活動を行っていたAileeは、13日午後に帰国。出演するかどうか注目が集まっていた14日の『2013 MelOn Music Awards』には予定通り出演、共演者や客席から多くの励ましのメッセージや拍手が送られ、涙ぐむシーンもあったが、笑顔でステージを務めた。