VIXX、新曲「呪いの人形」が音楽配信チャート1位に　彼らが注目される理由とは？

2013年11月27日 21:19

VIXXが1stフルアルバムをリリースし、リアルタイム音楽配信チャートで1位を記録。シーンにおけるグループの勢いを見せつけた。

VIXXは25日、オンラインとオフラインを通じ、1stフルアルバム『VOODOO』を公開。音楽配信チャート争いに参戦した。特に音源公開の直後、音楽配信サイト「Bugs」のリアルタイムチャートで1位を記録。他にも複数の音楽配信チャートで上位にランクインし、今大ブレイク中のアイドルらしい一面を見せ付けた。

実にデビューから1年6カ月ぶりにリリースされた1stフルアルバム『VOODOO』は、これまでのシングルとミニアルバムを通じて見せたVIXXならではの多様な音楽性や歌唱力といった、現在の彼らの実力を集大成したアルバムであり、音楽ファンはもちろん関係者からの関心も高いようだ。

今回の1stフルアルバムのタイトル曲「呪いの人形」は、“愛する人の叶わぬ恋を叶えるため自身を犠牲する”という呪いの人形の悲しい運命を描いた曲。ヒットメーカーであるシン・ヒョクと、韓国内のトップ作曲家キム・イナがタッグを組み、聞けば聞くほど盛り上がるビートと中毒性のあるコーラスで人々に強烈な印象を与える。

この曲は、奇妙なタイトル、音源公開前に公開されたミュージックビデオ（MV）の残虐性に関する議論、地上波3局の事前放送で振り付けの審議不可判定といったハプニングもあって、いろいろな意味で楽曲リリース前から人々の話題を呼び起こした。

特に、呪いの人形というコンセプトを中心に、タイトル名から音楽、歌詞、写真、MV、パフォーマンスに至るまで全てを1つのテーマで統一するVIXXならではのユニークなアイデンティティからなる完成度は、見る者の目と耳、そして胸に強烈さを与え、VIXXが名実共に今大ブレイク中のアイドルとしての位置を固める楽曲となるはずだ。

『VOODOO』には、タイトル曲である「呪いの人形」をはじめ、アルバムの発売前に先行配信された「答えは君だから」、シンセサウンドと洗練されたメロディが印象的な曲「Beautiful Killer」、アコースティックギターとVIXXメンバーたちのボーカルが中心になった聴かせ曲「生まれてきてくれてありがとう」など、1つの音楽スタイルに留まらないVIXXの挑戦的ながらもバラエティに富んだ計15曲が収録され、音楽的かつパフォーマンス的にも振り幅の広いアルバムとなっている。

VIXXは今後、「呪いの人形」で華やかで強烈なパフォーマンスをひっさげ、各種音楽番組を通じ、精力的なプロモーション活動を繰り広げる計画だ。