SUPER JUNOIRイトゥク、父親と祖父母死亡の6日にツイッターのアイコンを変更

2014年01月07日 11:31

アイドルグループSUPER JUNIORのリーダー、イトゥクの父親、祖父母が6日に亡くなったという悲報を受け、インターネット上はイトゥクを心配する声が相次いでいる。

6日午前9時30分頃、ソウル・銅雀（ドンジャク）警察署と銅雀消防署は「自殺と推定される事件があり出動した」とし「3人とも自宅で死亡したまま発見された」と明らかにした。その後、発見された家族がイトゥクの家族であると分かった。「銅雀区内のマンションで、イトゥクの父親（60）、祖父（86）、祖母（80）が死亡しているのを父親のおいが発見、通報した」と、同日発表された。

その後、警察は現場で父親が作成したものと見られる遺書を発見、3人が心中したものと見て詳しい経緯を調べている。また、警察関係者は父親はうつ病だったことが分かったとも話している。現在、現役で軍服務中（2012年10月から約22ヶ月間）のイトゥクは、父親と祖父母の悲報を受け、すぐに葬儀場に向かった。

そして、この件のあと、イトゥクのツイッターのアイコンは変更された（下記画像参照）。このアイコンはクリスマス前に一度イトゥクが掲載したものでもある。この画像が訃報が届けられた6日に再び掲載された理由は一体何なのだろうか。公開された画像の中で、両手でハートマークを作り「You made me complete！」という文字が書かれている。

この「You made me complete」には多様な意味があるが、一般的には「あなたの存在が私を完全にしてくれる」「あなたが私を満たしてくれる」という用途で使われることが多い。自分に足りないものを相手が持っており、その相手が存在するおかげで自分が完成する、というニュアンスだ。

イトゥクがツイッターのアイコンを変更したのは、「亡くなった肉親の存在のおかげで、自分が今完全な存在としていられる」ことをイトゥクなりに表現しようとしているのだろうか。それとも、エルフ（SUPER JUNIORファンの愛称）が気遣ってくれる暖かい心が、今の自分の痛みを癒やしてくれており、悲痛の中でもエルフが一緒にいるから大丈夫、という気持ちを伝えたい心理が見え隠れしているからだろうか。

いずれにせよ、普段からファン思いで心優しい人柄で知られるイトゥクであるだけに、悲報の最中でもイトゥクなりに完全な愛をなそうとするファンや周囲への心遣いの現れのように思われてならない。同僚アイドル達やファンからの家族への冥福の祈りは絶えることがない。