SHINee、「ソウル歌謡大賞」で惜しくも大賞を逃す

2014年01月25日 03:28

また逃した・・・大賞が発表された瞬間、SHINeeファンならずともため息をついた人も多かったのではないだろうか。実際、今回こそという期待が大きかった。しかし、そのトロフィーは同じ事務所（SMエンターテイメント）の後輩EXOの手に渡り、デビュー7年目のSHINeeは、残念ながら大賞受賞を次の機会に渡した。

23日ソウルオリンピック蚕室（チャムシル）体育館で開かれた「第23回ハイウォンソウル歌謡大賞」でEXOが大賞の栄誉に輝いた。昨年新人賞を受けたEXOはわずか1年で多くの先輩たちを飛び越えてトップの座に昇った。その先輩たちのなかにSHINeeはいた。

SHINeeは、本賞、ハイウォン人気賞、韓流特別賞を受賞、先週開かれた「第28回ゴールデンディスクアワード」に続く3冠に輝いた。だが、デジタル音源賞についても、SHINeeが有力視されており、ファンの間でも「SHINee4冠」という予測がネットで出回っていただけに、失望も大きかったようだ。そのデジタル音源賞もEXOの「Growl」が獲得した。

それでもSHINeeのメンバーの顔は明るかった。EXOの受賞に一番最初に立ちあがって、後輩たちを抱きしめながら祝福したのは、SHINeeのメンバーでその受賞を共に喜んでいた。受賞曲が流れると、SHINeeのメンバーは「Growl」のダンスを踊り始め、事務所の後輩であるEXOの受賞をまるで自分たちのことのように喜んでいるようだった。

この日のSHINeeのメンバーは、なによりも授賞式を楽しんでいた。カメラが向けられるとあらゆる表情やポーズを見せて、ファンサービスをし、受賞ステージのコメントでは冗談をとばす余裕を見せ、カリスマ溢れるダンスを披露した。それは7年という時間を走り続けていた実力派SHINeeだからこそ見せられるライブステージであった。

本命視されながら、逃してしまった大賞。SHINeeのメンバーに悔いがないとは言えないかもしれない。だがSHINeeはより高いところを目指すべく、息をひそめているのかもしれない。