SUPER JUNIORデビュー3000日おめでとう！〜軌跡を振り返る〜

2014年01月27日 09:58

22日はELF達にとって特別な日になりました。SUPER JUNIORがデビューしてちょうど3000日。この間に本当に様々な出来事がありました。本日は、デビュー後休む間もなく駆け抜けて来た彼らの軌跡を振り返り、魅力を再確認しましょう。

SUPER JUNOIRは2005年11月6日にデビューしました。しかし当時は、グループ名が「SUPER JUNIOR05」だったのはご存知でしょうか。SUPER JUNIOR05として一定期間活動した後は、それぞれ歌手・俳優・モデルなど各自の道に進まなければならない、というプロジェクトグループでした。期限付きで解散しなければならないがため、一層活動に熱が入り、徐々にファンが増えました。その後、解散を望まないファン達の抗議により、グループ名の「05 」がなくなり、新メンバーキュヒョンを迎え、以後13人組グループ「SUPER JUNIOR」として再起動を果たしました。

2009年は激動の1年でした。3月、正規3集アルバム『Sorry, Sorry』をリリースし、空前のヒットを記録。これを機会に、SUPER JUNIORの人気・認知度が一気に上昇しました。しかし、キボムはミュージックビデオに出演はしているものの、各種音楽番組などでのプロモーション活動には参加しませんでした。さらに12月、ハンギョンが所属会社SMエンターテイメントを相手に、専属契約の効力停止の仮処分申請を申し立てるという出来事がありました。これはメンバーさえも知らなかった事実で、衝撃が走りました。特にハンギョンと1番親しかったヒチョルが受けた傷は大きく、一時期はステージに上がらない日々が続きました。

のちにヒチョルは、ある韓国メディアとのインタビューで当時を振り返り、「僕の場合、ハンギョンとは同じ宿舎に住んでいて、よく一緒にお酒を飲む仲でもあったので、もっと話をしてあげればよかったと申し訳なかったです」「ハンギョンが中国に帰ってしまった後、精神的にかなり混乱しました。あやうく鬱病にかかってしまうところでした」などと答えています。この頃、ずっと家にこもっていたヒチョルを気遣っていたのは、他でもないSUPER JUNIORのメンバー達であったのことです。あまりに思い詰めすぎて脱退まで考えたというヒチョル。ウニョクが、「ヒチョル兄さんがいるからこそ、SUPER JUNIORになるんだ」と言ってくれたことに対し、とても有り難かったと述べています。この他にも交通事故など、苦労があまりにも多かったSUPER JUNIORですが、その度にメンバー達、そしてファン達との絆を深めながら着実に歩みを進め、逆境も幾度となく乗り越えてきました。

それでもSUPER JUNIORの勢い自体は止まりません。2010年5月にリリースした正規4集アルバム『美人（BONAMANA）』は同年に韓国で販売されたアルバムの中で最多売り上げ数を記録しました。韓国だけではありません。まず台湾では音楽サイトKKBOXにて63週連続1位を記録、フィリピンでは音楽授賞式「アジアポップビュアーチョイス2010」K-POP部門1位など数々の功績を残しました。さらにTwitterではSUPER JUNIOR関連ワードが何度もトレンド入りし、世界中から爆発的な反響を得ました。そのまま2011年も正規5集アルバム『Mr. Simple』で大ブレイク。同ミュージックビデオは、YouTube全世界の「たくさん見た動画」チャート（集計：7月31日〜8月30日）で、レディー・ガガ、カニエ・ウエストに次ぐ、第3位を記録するという大人気ぶりを示しました。

さて、日本のファン達にとって感動的な出来事の一つに、2012年5月に東京ドームで開催された「SUPER SHOW 4」が挙げられるのではないでしょうか？SUPER JUNIORにとって、単独東京ドームコンサートは念願の舞台でした。前年12月の京セラドーム大阪公演では、イトゥクがファンにも約束していました。当日イトゥクは、「大阪での約束を覚えていますか？ここでみなさんに会えて本当に嬉しいです！」と、感無量の様子。東京ドームを埋め尽くしたパールサファイアブルーを見つめながら、メンバー達も涙を見せました。

彼らのコンサートである「SUPER SHOW」も、今や世界中で開催されるようになり、昨年開催の「SUPER SHOW5」では、なんと南米4カ国の地域にまで拡大しました。男らしい力強いダンス、圧倒的な歌唱力、個性溢れるソロステージ・・・。「エンタテイメント集団」という名にふさわしく、彼らの持つ多様な側面が、ファン達の心をがっしりと掴みます。時には芸人顔負けのコミカルな一面まで見せてくれることも。SUPER JUNIOR Mのメンバーであるヘンリーとチョウミもステージに上がり、魅力的なパフォーマンスで会場をさらに熱くします。

彼らのコンサートに関しては、死角席など存在しません。メンバー達全員が、宙を舞う、隅から隅まで走り回る、トロッコに乗って登場するなど、少しでも多く、ファン達とコミュニケーションをとろうとしてくれます。最後は床に頭が着きそうになるくらい深々とお辞儀をし、遠くにいるファンに向けても感謝の気持ちをしっかり伝達するのを怠りません。このような"近さ"もSUPER JUNIORが長く愛される理由の一つでしょう。こうして、SUPER JUNIORとELF（ファンクラブ名）の絆は、さらに深まります。

絆といえば、SUPER JUNIORはファンとの距離感が近いことでも有名です。実はステージ以外にもファンとの接点が多いSUPER JUNIOR。メンバーのイェソンと家族が経営する「Mouse Rabbit（マウスラビット）」、イトゥク、ソンミン、キュヒョンの母親が共同経営する「Kona Beans（コナビーンズ）」狎鴎亭店、ウニョクの母親が経営する「Tous les Jours（トレジュール）」九老ハイエンド店、そしてドンへのタコス専門店「Grill5Taco」、は、ELF達にとってソウル内の特別な観光名所になっています。というのも、家族が実際にお店に立って接客してくれる上に、運が良ければSUPER JUNIORメンバー達も時々訪れるからです。さらに店内の至る所にSUPER JUNIORグッズ、ファン達からのプレゼントが飾られていて、もはやELFの聖地と言えるでしょう。ちなみに筆者もたまたま訪れたマウスラビットでイェソンに遭遇したことがありますが、丁寧にオーダーをとってくれて、ますますファンになってしまいました。

現在、SUPER JUNIOR入隊中のイトゥク、イェソン、俳優活動に専念しているキボムを除いた9人で活動しています。兵役義務のある韓国で、順番からすると、ソンミンとシンドンが入隊では？との噂もささやかれています。メンバー間の年齢差を考慮すると、おそらく今後兵役に就く期間もバラバラです。また全員揃ってステージに立ってくれる日を、ファン達は待ち続けています。

こうやって歴史を振り返ると、13人で活動を始めてくれたことがまず奇跡でした。韓国芸能界で初めての"大所帯"チームで出発したように、今後も新しい歴史をたくさん刻みつけてくれそうです。3000日、おめでとうございます！世界中のファン達を感動させ続けてくれて、本当にありがとうございます。4000日も、5000日も・・・ずっと一緒にお祝いしたいですね。