【バックステージレポ】B.A.P 撮り下ろし＆独占インタビュー in ソウル

2014年09月08日 16:33

こんにちは。今回のB.A.Pの撮り下ろし＆独占インタビュー取材は、8月上旬、ソウル（韓国）のスタジオで行われました。

朝イチでソウルに到着すると、どんよりした雲行き。江南エリアのカロスキルでランチしてから、カメラマンとYeoksam-dongの指定されたスタジオに向かいました。ちょっとわかりにくい場所で、このビルのB1スタジオでB.A.Pが今ホントに撮影しているの！？と信じられないくらい周辺は日常のまったりした路地裏の風景。

今回の取材は、9月3日にB.A.Pがリリースした4枚目のシングル「EXCUSE ME」のインタビューが目的。世界中を回った< LIVE ON EARTH 2014 CONTINENT TOUR >が終わり、日本でのシングルリリースを控えていた。

スタジオのドアを開けると、すぐ目の前でB.A.Pのフォトセッションが行われていて、ちょうどヒムチャンのソロカットを撮影中。ヒムチャンが目で挨拶。こちらもぺこり。静かなスタジオ内にカメラのシャッター音が響いていました。

「現場」ってなぜかいつも予想していないことが起こるから、対応力というか人間力のためされる場でもあり、それがおもしろさでもあるんですが、今回の試練は、スタジオアシスタントがいない！ということ（笑）。スタジオ撮影する際、カメラマンがスタジオアシスタントに、使用するロール紙や照明のセッティグを伝えて準備してもらうんですが、今回この作業をカメラマンと私がやらなきゃいけなくて、黒いロール紙を運んだり、背景をセッティングしたりと、準備で汗だく（笑）。B.A.Pのメンバーはスタジオの奥にあるソファーに座って1つ前の取材のインタビュー中。

今回、KpopStarzの撮影は3つのパターンを考えていました。「白と黒」・・・①明るく爽やかな白い背景と、②B.A.Pの持つハードでワイルドな雰囲気を黒い背景で。③個人カットは前回のZELOのリクエストを受けて、前々回のアンコール撮影！ひとりづつカメラの前に立ち、後ろのメンバーはフリーダム！まずは②のセッティングから。明るいスタジオの中に、夜のストリートで撮影したような空間を作り出すところから始めました。

今回は先にインタビュー。世界各国のファンから寄せられた質問は、いつもと趣の違う質問もあったりして、メンバー興味深そうでした。そしてファッションの話になった時のヒムチャンの名言！「僕がファッションアイコンです。僕がファッションで、ファッションが僕です！（笑）」と言いながら、ヒムチャンに勢いがついていきました！「変声期」についての質問は珍しい質問だったみたいで、お互いの答えを聞きながら、ホントは突っ込みたいようなニヤニヤした雰囲気。ジョンアプが「僕は変声期が来たのかよく分かりません。あんまり喋らないので」と言ってクスッと笑った時も、ヨンジェは突っ込もうかクスクス笑ってるんですが、さすがにリーダーの「僕は生まれた時から、この声だった」発言には、これはスルーしてはダメだ！と思ったのか、一瞬間をおいて「えっ！？（笑）」と。リーダー笑ってました。インタビュー中、ずっとニコニコしていたZELOに「ずっとニコニコされてますね」と聞くと、「みんなの発言にいつも素直に反応してくださるから。ありがとうございます」と言われて、「いやいや・・・」とひたすら恐縮（汗）。

準備も整い、いよいよ撮影時間が始まりました。メンバーが集まり、この日の撮影内容を説明し、「個人カットは前回は出来なかったんですが、その前の時の撮影をZELOさんからリクエストいただいてたので、今日やります！」と言うと、ZELOがニコニコ。最初はストリートの暗がりをイメージした撮影から。イメージは車のヘッドライトとか街灯でフワっと一瞬シルエットが浮かび上がった・・・みたいな。数回シャッターを切って、こんな風に撮影しています、とモニター画面をメンバーに見せると、メンバーから「おぉ～！」。バン・ヨングクが「B.A.Pのイメージだ」とスマイル。表情もクールに撮影を終えると、場所をとなりの白壁に移動して個人カット。

ここで紹介しているメイキングカットに注目してください！もうね、メインで撮影しているメンバーが、後ろのメンバーがどんなポーズで何をやっているのか振り返って見て、笑ってしまうシーン続出！「1004（Angel）」のポーズ、パパラッチみたいなカメラマン3人組、スタジオアシスタント風、おんぶしたり、ZELOからデヒョンへのビンタの芝居など・・・アチコチ小芝居（笑）。ヒムチャンとジョンアプはずーっと一緒。次第に笑いが止まらなくなって、最後にはジョンアプ膝から崩れ落ちて笑ってました。ヒムチャンが、「すいませーん！ジョンアプが制御不能になりました！」とヒムチャン自身も涙をぬぐうくらい爆笑しながら報告。

途中、カメラマンが照明の調整する間、私に「メンバーに画像チェックしてもらって」とカメラを預けました。撮影した画像をメンバーに見せたいけどカメラの扱いがわからずにアタフタしていると、ヨンジェがぱっと来て、（ちょっと見せて？）という感じのアイコンタクト。ヨンジェがカメラの操作をカチカチッと2ケ所くらいしたらモニター画像が出て、（ねっ！）って感じで笑顔。頼もしい！　そんな風にメンバーの協力もあり、スタジオ中に笑い声（＊撮影を見てるスタッフも爆笑）が渦巻く中、撮影は無事終了しました。

タイムアップ。撮影が終了し、メンバーからの「おつかれさまでしたー！」の挨拶に送り出され、私たちはスタジオを後にしました。地下のスタジオで撮影していたので、時間や天気の感覚がないまま外に出ると、相変わらずのどんよりした午後の空でした。

今回のフォトセッションのバックステージレポもこれで終わります。いつも取材現場でonとoffの切り替えと集中力を見せてくれるB.A.P、ありがとう！　次回また会える日を楽しみにしています！

（text : kiyori matsumoto / photo : akiya uchida　/ design：michiko inoue）

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