【映画インタビュー】「俳優は俳優だ」×BIGSTAR（2）「イ・ジュンさんはフリースタイルで思い切って演技してると思いました」（バラム）

2014年09月22日 00:46

好きなシーンを教えてください。

ソンハク：僕は「有名になったら、自分のやりたいことが出来る」というセリフが一番印象に残ってますね。

ジュド：僕は最後のシーン。

フィルドッグ：あ～、僕も！

ジュド：結局前と同じことの繰り返し、という感じが良かったです。

レファン：僕は、映画の中でイ・ジュンさんが演じるオ・ヨンが有名になってから、初めて演技していた場所に行って、相手役だった女優の出ている舞台を観に行ったら、女優がイ・ジュンさんを見つけるでしょ。そのシーンが好き。女優がその時のオ・ヨンのことをどういう風に思ったかな、と女優さんの気持ちになって考えたら、可哀そうで悲しい気持ちになった。そのシーンが好きです。

フィルドッグ：僕も最後のシーンが印象に残ってますけど、オ・ヨンが有名になって、だんだん性格が悪くなって、また舞台にひとりで戻ったシーン。結局有名になっても、昔のことを思い出して、戻りたいなという昔を懐かしむ姿が可哀そう。

バラム：僕はイ・ジュンさんの最初の演劇のシーン。フリースタイルで思い切って演技をしていると思いました。そしてそれが大事なことだと思います。僕の考えは、演技は自分自身の心に一番近づいて、正直な気持ちに身を任せて自然に演じることが一番大切だと思います。イ・ジュンさんが感情のままに自分自身を表現する演技を見て、とても共感しました。

◆ダンスのフリースタイルと共通する部分はありますか？

バラム：演技には台本があって監督や演出家がいるから、決まったセリフの中で演じなければいけない、というルールがあると思います。ダンスは何もルールがなく自由なので、演技のフリースタイルとはちょっと違うと思います。

◆物語の中で、お金や名声などの欲望の中で、オ・ヨンも変わっていくじゃないですか。「100億ウォンの映画作品に出演しないか」とか言われて。皆さんも目の前に100億ウォン積まれたら、どうしますか？

バラム：はい！（手を挙げて）バラムです。僕の両親は「お金が人生で一番じゃないよ」という考え方だったので、自分の生活が楽しくなるためにお金は稼ぐものだよとずっと言われていたので、僕はお金のためには仕事はやらないですよ。

◆オ・ヨンも最初はお金では変わらない、と言ってたのに・・・。

バラム：僕はお金では変わらない！

ジュド：僕たちはお互いにいつも隣にいるので、メンバーが変わらないようにお互いをずっと見ています。

レファン：僕もそうだと思う。

ジュド：もし僕がひとりだったら・・・もしかして変わってしまうかもしれないけど、今は隣にメンバーがいるから大丈夫です。

ソンハク：メンバーがお互いに「変わらずにいよう」と言ってるから、僕は安心しています。メンバーのことを信じているし。

◆オ・ヨンは映画の公開と同時に一躍スターダムに上りつめますが、皆さんは一瞬で周囲が変わってしまった経験はありますか？

バラム：デビューしたら周囲が僕に気を使ってるみたいに感じました。前は仲がいいと思ってた人がなんかちょっと気を使うようになりました。