【撮り下ろし＆独占インタビュー】セヨン（CROSS GENE）②初めてのホスト役！「わ～ヤバいですね（笑）。僕、ホスト出来そうですか？」

2015年01月16日 20:19

作品の中で、好きな歌は？

セヨン：♪見えるようで見えないような、ふと顔を上げれば、あちらのどこかに～、という「10年後の僕の姿」という曲です。とてもいい曲でしょう？　音楽は「音学」ではなく「音楽」と書きますよね。音楽は音を楽しむものだと思います。皆が心を一つにして楽しむことが、すごく好きです。この歌はまさに全員で楽しもうという曲で、ミュージカルの舞台でも皆で一緒になって歌う場面で登場します。

◆ジファンの好きなセリフは？

セヨン：実は韓国版と日本版では設定が変更になって＊車の運転代行⇒ホスト）、つまり台本が少し変更になってしまったので今は分からないのですが、韓国版でしたら、好きなセリフがたくさんありました。友達でユンミン（＊BOYFRIENDドンヒョンが演じる役）というキャラクターがいますが、彼がアメリカに帰国する前に、もう一度僕の元を訪ねてきます。その時にユンミンが僕に「帰国する前にお前と仲良くなれて本当によかった」と言いますが、僕はそう言われて本当は嬉しいくせに、「お前と仲良くなった覚えはない」と答えます。その場面の雰囲気とセリフが好きです。何というか、幸せだけれどもつい反対の言葉が出てしまうみたいな感じが気に入っています。

◆問題はホストですね！（笑）

セヨン：そうですね。ホストを演じないと！まだ聞いたばかりなので準備ができていませんが、これからホストについていろいろと調べなければなりませんね（笑）。

◆最強のホストになりそうですね！（笑）

セヨン：ホントですか～！？　わ～ヤバいですね（笑）。僕、ホスト出来そうですか？

◆ミュージカルは「歌」、「ダンス」、「演技」という３つの重要な要素があると思いますが、その中でどんなところにミュージカルの魅力を感じていますか？

セヨン：ミュージカルの魅力は何と言っても、音楽と演技が融合しているところだと思います。音楽はどこの国に行っても、全世界共通のものだと思うので、観客のみなさんが舞台をご覧になった時、その舞台で僕ら俳優が伝えたい気持ちをすべて感じることができるのではないか、共感することができるのではないかと思います。それがミュージカルの持つ最大の魅力ではないかと思います。また、今回のミュージカルは、観客の皆さんと一緒に共感し合う部分が多い作品です。僕らが演じたり歌ったりする姿を、ただ遠くから見守るとか、ただ音楽を聴くのではなく、僕ら俳優と観客のみなさんが、お互いに何かを与えたり受け取ったりするといったコミュニケーションをとる場面が多いので、ものすごく楽しめると思うし、たくさん共感していただけるのではないかと思います。

◆セヨンさんは緊張するタイプですか？

セヨン：はい、そうですね。ミュージカルに限らず、どんなステージでも初めての場合は緊張します。初めてステージに立つ時はもちろんですが、いつも歌い慣れている歌だとしても、そのステージに初めて立つ場合は緊張感があります。

◆舞台の上では観客の顔を見るタイプですか？

セヨン：はい、見えるから見てしまいます（笑）。初めて舞台に立ったときは、あ、なんか恥ずかしい・・・って感じがあるんですが、２回目３回目となると、平気になって、演技をしました。（⇒もっと読む）

（text:Kiyori Matsumoto / photo:Akane Yoshida / translaton:Akane Tnaka ）

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