【レポート】U-KISS、バレンタイン・イベント。韓国で10枚、日本で4枚目のアルバムを絶え間なくリリース出来る魅力の秘密。

2015年02月19日 23:26

U-KISSが2月11日、バレンタイン・イベント「U-KISS Valentine Party 2015」を開催した。韓国では10thミニ・アルバム『ALWAYS』をリリースし音楽番組で活動中、そして日本ではケビンとジュンがミュージカル「ON AIR～夜間飛行～」の出演を終えたばかり、と相変わらず大忙しのU-KISSのメンバー。

サイクルが早く、ボーイズグループだけでも熾烈なリリース戦線が絶え間なく続くKpop界で、10枚目のミニ・アルバムをリリース出来るグループは本当に数少ない。そればかりでなく、日本でも3月18日に4枚目のアルバム『Action』をリリースする。U-KISSが日韓で絶え間なく継続的に活動を続けてこれた要因として、メンバー同士の信頼関係の篤さと、ファンを大事にしている彼らの姿勢が、ちゃんとファンに伝わっているという点が大きい。言葉でただ「愛してるよ」と言うだけではなく、年に何度も日本を訪れ、ファンを楽しませるためのイベントを計画し、アットホームな楽しい時間を過ごしている。行動で愛情を示してくれるU-KISSをファンは信じてついていく。

今回行われたバレンタイン・イベントは、ステージの左右にある2軒のカフェを舞台に展開された。ステージ左手のカフェ「Sweetie Café」の店長はケビン。元ラーメン屋さんのイライとキッチン担当のフンの3人が働いている。一方右手のカフェは「26歳かふぇ」！

店長スヒョンとバリスタのキソプ、新人アルバイトのジュンが働いている。ライバル同士の2つのカフェを舞台に、彼らの寸劇＆ゲームで会場を笑いの渦に包んでいく。

店名についてスヒョンは「26歳って一番カッコいいし、一番やらしいし（笑）、一番カッコいい歳なの、知ってる？」とこの日も笑いの独壇場。対抗するケビンはスイートな魅力を爆発させ、客席に投げKISS。イベントをリラックスして楽しんでいるのか、メンバーからはアドリブと思われる自由コメントが続出！

ピンポン玉を箸でリレーするゲーム、ぴったり計りゲームで会場は大いに盛り上がったが、計りゲームでは、日頃からの彼らの自己管理能力を垣間見せられて驚いた！ステージ後方の画面に目標の重さが示され、それぞれがテーブルにあるお米やドリンク類、ダンベルなどを持って体重計に乗り、示された重さに近いほうが勝ちというゲームなのだが、フンとスヒョンは誤差500gくらいだった。スヒョンは迷わずお米とドリンク2本を掴み、体重計に乗ると、その数字を見た会場がどよめいた！

メンバーが身に付けていたエプロンを抽選で選ばれたファンにプレゼントし、バックハグするみたいに後ろからひもを結んであげる様子にファンはヤキモキしっぱなし（笑）。こうしてイベント前半はU-KISSのメンバーの寸劇とゲームを楽しんだ。

後半はライブ。その１曲目は3月18日にリリースするアルバム『Action』から、タイトル曲の「Action」を初披露！今まで日本でリリースした楽曲で、彼らはパワフルでクールな面、やさしいバラードなど、U-KISSのダンスや歌唱力でファンを魅了してきた。そして今回遂にCUTE！の扉を開けたU-KISS。日本で初めてのカワイイコンセプトの楽曲。この新鮮なパフォーマンスについて、スヒョンは「はずかしい」とテレていたが、これからアルバムリリースに向けて、何度もファンの前で歌うことになるのだ（笑）。

すぐさま「FEEL IT」でいつものシャープなU-KISSに変わり、現在韓国で活動中「Playground」ではチーフを使ったアーバンな雰囲気を漂わせ、じっくり聴かせるバラードからスヒョンが「もう一度」をソロで熱唱。アンコールを含め10曲を披露した。

「U-KISSはキスミー（U-KISSのファンの呼称）と死ぬまで一緒！約束！！」の言葉でステージを去るメンバーと約束を誓うファンの心は、外の寒さを吹き飛ばすほど熱を帯びていた。

ニューアルバム『Action』は3月18日にリリースする。

（text:Kiyori Matsumoto）

U-KISS　4th Album『Action』（avex）
2015年3月18日　発売
●U-KISS オフィシャルサイト　https://u-kiss.jp/