【インタビュー】ドラマ『キルミー・ヒールミー』出演パク・ソジュン(1)「コミカルな面があるからこの役を演じられた」
2015年03月03日 19:51
『魔女の恋愛』や『温かい一言』に出演し現在韓国で“第二のキム・スヒョン”と言われ人気急上昇中のパク・ソジュンが、現在韓国で放映中の『キルミー・ヒールミー(原題)』に出演した感想やプライベートなどについて語った。
Q:日本の皆さんにごあいさつをお願いします。
パク・ソジュン:みなさん、こんにちは。はじめまして、パク・ソジュンと申します。『キルミー・ヒールミー』が日本でも放送されることになり嬉しいです。
Q:ドラマ『キルミー・ヒールミー』について紹介してください。
パク・ソジュン:『キルミー・ヒールミー』は多重人格をテーマにしたラブコメディです。難しい素材のように思えますが、分かりやすく描いた面白いドラマです。
Q:パク・ソジュンさんが演じているのは、どんな役ですか。
パク・ソジュン:ヒロインであるオ・リジンの双子の兄、オ・リオン役です。職業は天才推理作家で、ドラマの中では有名な作家という設定になっていて、核心的な役割を担っています。いまはあまり話すことができないので、このぐらいにしておきます(笑)
Q:脚本家のチン・スワンさんが、オ・リオン役にはパク・ソジュンさん以外考えられなかったと、あるインタビューで語っていました。それを聞いて、どう思いましたか。
パク・ソジュン:そういう風に思っていただいて、感謝しています。チン・スワンさんだけでなく、ある脚本家が僕に対してよい印象を持ち、役に合っていると考えてくれたことを、とてもありがたく思っています。また、前から『キルミー・ヒールミー』に出演してみたいと思っていたので、脚本家がそう言ってくれたと聞いて、さらにありがたく感じました。
Q:ドラマのキャスティングが難航したため、役者として心が揺らぐ時期もあったかと思いますが、その間にオファーがあった作品に対して出演できずに残念な気持ちはありませんでしたか。多くの作品から出演依頼があったと聞いていますが。
パク・ソジュン:僕は役者として、作品に参加するのはすべてご縁だと思っています。出演する作品と演じる役が決まれば、それは縁であり、自分のものだと考えます。この作品はずっと関心をもっていたため、選んで後悔したということはありません。他の作品でもオファーをしていただけるように、今回の作品も一生懸命やるのが僕の目標です。特に残念だという気持ちはありません。
Q:ファン・ジョンウムさんと双子の兄妹の役ですが、息は合っていますか。
パク・ソジュン:体を張ってケンカするシーンを撮りました。僕はもともと人見知りするほうなんですが、最初にケンカのシーンを撮ったのは、演技にいい影響を与えたと思います。いまもいい感じで撮影していますし、今後もうまくいくと期待しています。
Q:ファン・ジョンウムさんとのエピソードがあれば、教えてください。
パク・ソジュン:今はまだそれほど撮影が進んでいないので、エピソードはあまりないのですが、ドラマの中で、僕がファン・ジョンウムさんによく殴られるんです(笑)。一度耳を強く引っ張られたことがあって、その翌日は左の耳を下にして寝ることができないほどでした。それほど演技に没頭していたのでしょうが(笑)、これからもそんなことがよくあるのでは、と思っています(笑)。
Q:ドラマの中では、チソンさん扮するチャ・ドヒョンの家をこっそりと取材する覆面作家オメガとしても活躍していますが、チソンさんとは息が合っていますか。
パク・ソジュン:チソン先輩とは、まだあまり多くのシーンを一緒に撮っていません。息が合っているかどうかは、よく分からないのですが、チソン先輩は多くの作品に出ていますし、演技力を認められている方ですよね。だから、僕がうまくできれば、と。息が合った演技ができるかどうかは、僕にかかっていると思います。僕がうまく演じなければ、と思っています。
Q:第一話からパク・ソジュンさんのコミカルな演技が目を引きました。ファンもパク・ソジュンさんにこんな面もあったんだと驚くほど、面白い姿をみせてくれましたが、普段からこんなにコミカルなのか、普段はどんな性格なのか、教えてください。
パク・ソジュン:もともとの性格はそんな風ではないのですが、ある程度自分の中にコミカルな面があるのだと思います。キャラクターとして演じる際には、自分にあるものを引きだそうと努力するほうです。自分のなかにコミカルな面があるから、こういう役を演じられるのだと思います。でも、基本的な性格は違います。ひとりでいるときと人に会うときではすごく差があると思います。
Q:もともとの性格と異なるのであれば、コミカルな演技をするのは大変だったのでは?
パク・ソジュン:むしろ演技しているときのほうが面白さを感じています。何かに束縛されずに済むし、僕がやりたいようにやればいいから。作り出していく部分もあるので、楽しいですよ。大変なことはほとんどありません。
Q:少し似ている質問ですが、コミカルな演技の魅力とは?
パク・ソジュン:コミカルな演技は、見ている方は「これは面白い演技だ」と感じるかもしれませんが、実は僕は真剣に演じているのです。「コミカルにやろう」と思いながらやっているのではありません。もし、コミカルなシーンが面白いと感じていただけるのであれば、演じている立場としてはすごく力づけられますね。少し自信もつきますし、自信があればもっと幅広い表現ができるようになると思います。(⇒もっと読む)
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