SUPER JUNIOR ジャカルタ公演、チケット争奪戦＝交通マヒ、暑さで12人気絶も

2012年04月11日 05:47

SUPER JUNIORのワールドツアー「SUPER SHOW 4」のジャカルタ公演のチケットを手に入れるため、7日、インドネシア・ジャカルタ西部ツインプラザホテル周辺には、早朝から数千人の人々が押し寄せ、辺りは一時交通マヒが起こった。

今月28、29日に、イーグル・アイ国際競技場で開かれる同公演のチケット価格は50万〜170マンルピア。日本円で約4500円～15000円と、現地の生活水準を考えると少し高めだ。また、この日の気温は30度を超える蒸し暑さで、長時間外で待っていた人々の中には、不調を訴える者もおり、挙句の果てには12人が気絶。派遣された警察官らは、ホテルのマネージャーにチケット販売をホテルのロビー内で行うよう要求したと、現地メディアは伝えた。

午後3時になって1万7000枚のチケットは売り切れたが、ホテル内にはチケットを購入出来なかった数百人の人々が居残り、チケットの追加販売を訴えた。

最もファンを怒らせたのは、ダフ屋による「チケット大量買い」だ。貴重な1万7000席分の中から自分のチケットを必死に手に入れようとしていたファンにとっては許しがたい行為だ。怒ったファンからのクレームに対し、イベント企画会社は公式謝罪文を発表したが、依然ダフ屋はチケットを元値の2倍、若しくはそれ以上で販売している。SUPER JUNIORの公演を見たいという需要の高さに比例して、ダフ屋も強気な取引を要求し、ファンの怒りは静まりそうにない。

一方、他の東南アジアの国々と違って、インドネシアは韓国ドラマよりもK-POPの人気が高い。インドネシアでは、最近K-POPオーディション番組『Galaxy Superstar』が始まったほどだ。同番組は韓国とインドネシアの合作バラエティーで、インドネシアの主要5都市で行われるオーディションから選抜された歌手志望者が、K-POPスター養成システムを通してインドネシアで歌手デビューするという内容だ。

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